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2022年10月11日 04:00

花總まり、愛希れいか Wキャストでミュージカル『エリザベート』が帝国劇場にて開幕

取材/RanRanEntertainment

大ヒットミュージカル『エリザベート』が10月9日(日)、帝国劇場にて初日を迎えた。本作は、1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年に東宝版が上演され観客を魅了し続け、今回は2年ぶりの上演となる。

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 <写真①>花總まり+山崎育三郎(掲載写真は全てオフィシャル提供)


エリザベート(オーストリア皇后)役には花總まり、愛希れいか(Wキャスト)、そしてトート(黄泉の帝王)には山崎育三郎(東京公演のみ)、古川雄大、井上芳雄(福岡公演のみ)のトリプルキャストと豪華なキャストが揃う。

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<写真②> 愛希れいか+古川雄大


初日を前にした8日、9日には公開ゲネプロが行われ、8日には花總まりがエリザベートを華やかにかつ美しく表現、山崎育三郎演じるトートを魅惑的に誘った。

そして9日は、キャストが変わり、愛希れいかがキュートで愛らしいエリザベートを演じ、古川雄大の美しく妖艶な姿に魅せられた。

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<写真③>花總まり+田代万里生

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<写真④>佐藤隆紀+愛希れいか


初日に向けた舞台への意気込みについて、主要キャストから次のコメントが寄せられた。

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<写真⑤>花總まり


花總まり(エリザベート役) コメント

初日を迎えるにあたり、いつもながらですが、もっと時間が欲しいと思ってしまいます。
もうすぐ幕が開きます、心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。来年1月31日までのすべての公演を、心を込め、1回1回を誠実に、大切にしていきたいと思っております。ミュージカル「エリザベート」の世界をどうぞお楽しみくださいませ。劇場でお待ちしております。

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<写真⑥>愛希れいか


愛希れいか(エリザベート役) コメント

劇場に入り、いよいよはじまるんだなと実感してきて、今は緊張感でいっぱいです。とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて…エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。私としては、もう一度挑戦できる喜びや緊張、様々な思いがありましたが、何よりも2020年の公演を楽しみに待っていて下さったお客様の事を考えるととても胸が痛かったので、今回はより一層気合いが入りました。今、カンパニー全体が”この作品を必ずお届けしたい”という熱い想いで溢れています。私が今できる全てを懸けて挑んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。劇場でお待ちしております。

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<写真⑦>山崎育三郎


山崎育三郎(トート役) コメント

2020年4月の公演中止から2年半が経ち、幕が上がるこの日をずっと待ち望んでいました。
今は、エリザベートカンパニーで帝国劇場の舞台に立てる喜びを噛み締めています。これまでルキーニとして出演してきて今回初めてトートを演じますが、稽古を重ねる中で、同じ作品でも角度が変わるだけで、こんなにも作品への捉え方、感じ方が変わるものだと驚きの連続でした。トート役に対しての解釈も、ある意味正解がなく、自分自身と向き合う時間でもありました。稽古の中で、小池先生から「孤独と陰」というテーマをいただき、自分の中にある影が反映されているトートのような気がします。そして作曲家リーヴァイさんがおっしゃっている挑戦的で攻撃的なトートも強く意識して挑みたいと思います。ついに帝国劇場で「エリザベート」の幕が上がります。どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます。
帝国劇場が2025年をめどに一時休館するということも発表されましたが、今、この奇跡の瞬間を全力で楽しみたいと思います。

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<写真⑧>古川雄大


古川雄大(トート役) コメント

すごく緊張感が高まっています。トート役は二度目となりますが、時間を重ね経験を積んでもなお、この作品、この役の重さを感じています。稽古期間は、改めてトートと向き合って、難しさを痛感した時間でした。今回は、前回のトートから自然と進化したところ、自分の成長が活きるところや、自分がこの三年間であたためてきたアイデアを取り入れたりしたところが多数あり、観て「変わったな」と感じていただける部分が多いと思います。この作品におけるトートについてはいろいろな解釈がありますが、自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです。

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<写真⑨>黒羽麻璃央

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<写真⑩>上山竜治

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<写真⑪>甲斐翔真

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<写真⑫>中央は立石俊樹


ミュージカル『エリザベート』

東京公演:2022年10月9日(日)~11月27日(日) 帝国劇場
愛知公演:2022年12月5日(月)~21日(水) 御園座
大阪公演:2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火) 梅田芸術劇場メインホール
福岡公演:2023年1月11日(水)~31日(火) 博多座

キャスト
エリザベート(オーストリア皇后)-Wキャスト- 花總まり/愛希れいか
トート(黄泉の帝王)-トリプルキャスト- 山崎育三郎(東京公演のみ)/古川雄大/井上芳雄(福岡公演のみ)
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)-Wキャスト- 田代万里生/佐藤隆紀
ルドルフ(オーストリア皇太子)-Wキャスト- 甲斐翔真☆/立石俊樹☆
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ 未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后)-トリプルキャスト- 剣 幸/涼風真世/香寿たつき
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)-Wキャスト- 黒羽麻璃央/上山竜治
※☆は2022年からの新キャスト

脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)

 製作:東宝

 

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