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2023年3月14日 06:00

愛希れいかがマリー・キュリーに挑む!ミュージカル『マリー・キュリー』開幕「道を切り拓こうとしている女性へのメッセージが込められています」

取材/RanRanEntertainment

ミュージカル『マリー・キュリー』公開ゲネプロおよび取材会が3月13日(月)に、天王洲銀河劇場で行われ、演出の鈴木裕美、愛希れいか、屋良朝幸、上山竜治、清水くるみが登壇した。

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左から)鈴木裕美 上山竜治 愛希れいか 屋良朝幸 清水くるみ


本作は、2018年に韓国で初演され、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠を達成した創作ミュージカル。19世紀ヨーロッパ、まだ科学が男性のものだった時代に、元素ラジウムの発券をするなど、女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ、「ありえたかも知れない」もう一人のマリー・キュリーの物語として描く。

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主演のマリ-を演じる愛希は、初日を直前に控え「今までお稽古をみんなで精一杯やってきたので、それを信じて、皆さまに楽しんでいただけるように、そしてメッセージをお届けできるように努めてまいります」と挨拶。お気に入りのシーンを聞かれると、「(屋良が演じる)ルーベンさんがダンスをされるシーンは特に見どころです。ポップで、このポスターからは想像できないようなシーンが現れるのは、ルーベンさんのシーンかなと思います。お稽古で正面から見てすごいなと思ったので、そこは観て欲しいです」と明かした。

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その屋良は、「今の愛希さんの言葉はとんでもないプレッシャーです」と苦笑しながら、「裕美さんが面白いなと思ったのは、この作品にストリートダンスやアニメーションダンスといった、他のミュージカルではあまり観たことがない質感のダンスを踊らせてもらっていること。その裕美さんの感覚は面白いと思います」とアピールした。

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マリーの夫、ピエール・キュリーを演じる上山は、「韓国で愛された作品なので、日本のお客さんにどうやって受け入れられるのか、お客さまの反応がすごく楽しみです」とコメントし、「女性の生命力が描かれている作品なので、そうした作品に助演として出演できるのはすごく嬉しいです。屋良さんはそこに絶大なスパイスを入れて、僕は癒し担当(笑)。献身的に妻を支える癒しの夫という役どころで、私史上一番、優しい役なので、挑戦でもあります」と自身の役柄について言及した。

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また、アンヌ役の清水は、見どころを「愛希さんと上山さんのデュエットが大好きで、稽古場で泣いちゃうくらいなので、ぜひ観て欲しい」とPR。さらに「私がある動物になるシーンがあるのですが、見た目はキュートでもかなり残酷なので、それを感じていただきたいと思います」と語った。

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そして、演出の鈴木は「韓国版ではセットも豪華で、作り込んでいるのですが、今回の日本版は非常にシンプルです。その代わり、人間関係が見えるように、それは俳優とも話し合って作ったので、一人ずつの人間が浮き上がってくるように見えていると思って祈っています」と韓国版の違いについても言及した。

最後に、清水は「この作品はミュージカルですが、裕美さんの演出によってとても演劇的な作品担っていると思います。ミュージカルが好きな方も、初めてミュージカルを観る方も演劇として楽しめると思うので、色々な方に観ていただきたいと思います」と改めて呼びかけ、上山は「マリーの生命力や反骨精神、輝いている姿に勇気をもらえます。元気や勇気、希望を届けられたらいいなと思っています」とコメント。屋良は「共感できる部分はたくさんあると思います。観に来てくださった皆さんが自分に当てはめて、何か一つに突き進む強さを感じてもらいたいです」と語り、愛希は「この作品は、今から道を切り拓こうとしている女性へのメッセージが込められていますが、性別、国関係なく、全ての人に響く作品になっていると稽古をしていて強く感じたので、色々な方に観ていただきたいと思っています」と語って、会見を締めくくった。

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ミュージカル『マリー・キュリー』は、3月13日(月)~26日(日)に天王洲 銀河劇場、4月20日(木)~23日(日)に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。

 

 

 

 

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