取材：撮影/RanRanEntertainment
20日、都内において“Luxury Golf”というコンセプトのもと、2008年のブランド立ち上げ以来、上質な素材と高い機能性・斬新なデザインを両立して、多くのゴルフファンを唸らせてきた「MARK & LONA」新CMの発表会が行われ、アンバサダーを務める木村拓哉が登壇した。
会見では、格式会社キューブの代表取締役社長CEOの松村智明がブランドの歴史や会社のビジョンを説明し、国内のみならず世界でも大きな注目を集めていること、新たなフラッグシップ店のオープンを控えていることなどを語った。
20日より放送される新CMのテーマは、アンバサダーを務める木村拓哉が提案した「世界は遊び場」。イ・ボミ、金田久子、矢野東、宮里優作らプロドルファーらと競演し、今年生誕15周年を迎えるブランドを盛り上げる。5人は4月22日（土）より順次発売となる「THIS IS NOT A DENIM」コレクションを着用し、ゴルフ場だけでなくショップや映画館でも映えるウェアを印象的に見せている。
トークセッションでは、ブランドとの出会いを聞かれた木村が「若い頃は、自分は（ゴルフを）やらないと思っていたんですが、いろんな方から「ゴルフならお前に負けない」と言われたことでスイッチが入り、やるようになりました。プレーする上で道具やウェアを探しに行ったときに、スカルを使ったモチーフが気になって購入したのが出会い」と、元々ブランドに馴染みがあったことを語る。
また、「代表の松村さんとゴルフでご一緒する機会があって。その時はご挨拶程度で終わったんですが、趣味のサーフィンでまたお会いして。波待ちの間に色々な話で盛り上がって、よかったら何か一緒にやりませんかという話になりました」と、縁あってアンバサダーを引き受けた流れを話した。
「MARK & LONA」について尋ねられると「冬の寒さや夏の暑さといった様々なストレスに対して斬新なアプローチをされていますし、“ゴルフに自由を”というスローガンを掲げているチームらしいデザイン性がある。結果を求められるスポーツに対し、もっと自由に楽しめるということを僕らに示してくれています」と、業界に先駆けてラグジュアリースポーツを提案してきたブランドの魅力を語る。この日は新CMで着用したウェアに身を包んでおり、「スポーティーな生地にデニムのプリントがしてある。初めて見た時はびっくりしました」と笑顔を見せた。
新CMの企画については、金田久子プロが11年ぶりに優勝したことに触れ、「プロの世界でプレーされている方が「MARK & LONA」のウェアを着用している。結果を追求するプロと、スポーツを楽しむ自分が同じフレームに収まることは問題じゃないんじゃないか。ウェアを通して（ウェアを購入する）皆さんとも繋がりができるという意味合いも持たせたいなと思いました」と話す。
さらに、撮影時のエピソードについて聞かれると「表参道のショップでは監督の無茶振りでパターを決めることになって、皆さんが一発で決める中、僕は何度かNGを出してしまいました。練習場でも、横一列に並んでショットを打つことになって。非常に恥ずかしかったです」と苦笑い。CMでは5人が映画館でくつろぐカットもあり、木村は「ウェアのモチーフとして色々な映画のキャラクターが使われていますし、プロゴルファーの皆さんがゴルフから離れているシーンにウェアがあっても面白いと思いました」と、ユニークな発想でアイテムを生み出すブランドならではの自由なアイデアであることを明かした。
改めてゴルフの魅力を聞かれると、「大先輩や同年代、下の世代まで、たくさんの人とコミュニケーションをとり、同じ時間を楽しく過ごせるスポーツですよね。あと、誰のせいにもできないのが面白い。それぞれのショットを賞賛したり、ミスショットの時は相手のメンタルを汲み取って声をかけたり。昔から言われていますが、コミュニケーションスポーツだしメンタルスポーツだと思います」と語り、最後に「このウェアを着ている僕のプレーが微妙だとよくないので、しっかり練習を続けたいですし、いろんな“自由”を表現し続けたいですね」と意欲を語った。
