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2023年5月15日 12:00

主演:門脇麦×監督:加藤拓也 映画『ほつれる』9月8日公開決定&ティザービジュアル解禁

主演:門脇麦×監督:加藤拓也 映画『ほつれる』

ティザービジュアル_ほつれるS

 

演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督し、門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』が9月8日(金)全国公開される。また、本作のティザービジュアルが解禁、主演の門脇麦、そして田村健太郎、染谷将太、黒木華、加藤拓也監督からのコメントが届いた。

綿子(門脇)と夫・文則(田村)の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村(染谷)とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が、徐々に狂い始める――過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。

本作は、昨年公開され、そのリアリティ溢れる台詞まわしで観客の心を揺さぶり、演出家としての手腕を見せつけた初長編映画『わたし達はおとな』を経て臨んだ、オリジナル脚本・長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていくひとりの女性の姿を捉える。

今回解禁されたティザービジュアルには、「心がゆれる――。」のことばとともに、門脇演じる主人公・綿子が、光の差す部屋で佇む姿が映し出される。彼女の心の揺らめきと思いを感じる表情と、その眼差しの先にあるものとは?

 

門脇麦-(綿子役)s

門脇麦(綿子役) コメント
人生には誰しも何かを選択せねばならない瞬間が何回かあって、その瞬間は点でもさまざまな過程が入り混じった線があるからこその今に至る、その繰り返しが人生なのだと思います。
この物語は1人の女性のとある時期の点と線を描いた物語です。
物語というより観察、記録、にも近い感触が残るのではないかと思います。
映画のメッセージも答えも全て観てくださる方に委ねられている作品です。
是非劇場に足をお運びください。

 

田村健太郎-(文則役)s

田村健太郎(綿子の夫 文則役) コメント
目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、『やってみましょう』と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。
そうやって静かに淡々とひとつに向かう、皆が職人のような、工房のような現場でした。とても幸せでした。
組み上がったものを思い出すと、人間を不思議に思ったり、生々しさに後ろめたくなったり、また雲間からのぞく三日月みたいな業に不覚にも見とれてしまう瞬間もあったりで… この作品に今だに掻き乱されてます!

 

染谷将太-(木村役)s

染谷将太(綿子の知人 木村役) コメント
自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤監督は細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤監督の書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。

 

黒木華(英梨役)s

黒木華(綿子の親友 英梨役) コメント
加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。
それからあまり日を待たず今度は映画という場でご一緒することができ大変嬉しく思います。
「ほつれる」という単語を皆さんがどう捉えられるか、映画を見ていただけるのが楽しみです。

加藤拓也監督 コメント
この作品では当事者性を感じることができない、またはしないで、向き合うことを諦めているある一人のもつれが描かれています。それが小さなことから大きなことまで、いかに繰り返されているのかということが、私にとって二本目の映画になりました。

映画『ほつれる』9月8日(金)、新宿ピカデリーほか全国公開
©2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS

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