ジャルジャル・福徳秀介の恋愛小説を映画化。主演・萩原利久、ヒロイン・河合優実による映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が来年4月に公開。その公開に先立ち、第37回東京国際映画祭のコンペティション部門への出品が決定した。
9月25日に行われた第37回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見に大九明子監督が登壇。大九監督は、第30回の同映画祭コンペティション部門に『勝手にふるえてろ』、第33回の同映画祭TOKYOプレミア2020部門で『私をくいとめて』の2作品で観客賞を獲得している。大九監督は「『勝手にふるえてろ』で初めてコンペティション部門に選んでいただいて観客賞を取った瞬間ももちろん嬉しかったんですが、まずは“見つけていただいた”という喜びがあって今でも昨日のことのように思い出せますし、私にとってとても大事な映画祭です。まさか今回も声をかけていただけるとは思っていなかったのでとても驚いたのと同時に、すごく光栄で、私も何か東京国際映画祭に貢献できることがあれば色々やっていきたいなと思っています」とコメント。
さらに、大九監督は本作について「大学生の主人公と彼を取り巻く人々のお話で、とても若い俳優達と作った映画です。どんな些細なことでも若い人たちが普段思っていることをどんどん盛り込んでいこうと、映画の様々なところに、普段以上に私が言いたいことを盛り込んで作らせていただいた映画です。そのあたりがどのように皆様に受け取っていただけるかなとすごく楽しみです。また、素晴らしい若い俳優が集まってくれたので、彼らの持っているものを最大限観ていただきたいなと思って、なるべく長回しで撮影することを心がけました。」と仕上がりに自信をのぞかせた。
東京国際映画祭での本作上映スケジュールは次のとおり。
①10月29日(火) 開場9:45/開始10:15(TOHOシネマズ日比谷・スクリーン12)
②11月1日(金) 開場20:10/開始20:40(TOHOシネマズ日比谷・スクリーン12)
③11月5日(火) 開場17:40/開始18:00(ヒューマントラストシネマ有楽町・スクリーン1)
チケットの一般販売は、10月19日(金)より。
また、コンペティション部門出品決定を記念して、新場面写真が解禁。小西(萩原利久)と桜田(河合優実)が出会い、恋を育んでいくふたりが捉えられた場面写真で、ぎこちない距離感が恋のはじまりを予感させる。果たしてふたりはここからどのように近づいていくのかー?そしてふたりに起こる衝撃の出来事とはー?
どこにでもいる2人が出会い、モノクロだった世界が急にカラフルに色づき始め、何でもない日常がたまらなく愛おしくなる。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲うー。
映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 2025年4月全国公開
配給:日活 ©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会