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2025年1月25日 17:22

堤幸彦監督×中村正人(DREAMS COME TRUE)×上原ひろみ(ジャズピアニスト)映画『Page30』演じるのは4人の主演女優 唐田えりか 林田麻里 広山詞葉 MAAKIII

映画『Page30』が4月11日(金) 渋谷 ドリカム シアター他全国の映画館にて公開されることが決定し、ポスタービジュアル・特報と合わせて、主演女優4名、監督・スタッフらが解禁となった。

特報映像:https://youtu.be/8rIBM_SZ30s

エグセクティブプロデューサーの中村正人(DREAMS COME TRUE)が名匠・堤幸彦監督にオファーをする事でスタートした本作には、共に創り上げていったクリエイター陣には映画・音楽・舞台各ジャンルの本格派が集結した。原案・監督を堤幸彦、音楽を手掛けたのは中村正人に加え、世界的ジャズピアニストの上原ひろみ。堤監督と共に脚本を務めたのは、数々の舞台から特撮作品に至るまでを手掛ける劇団マカリスター・主宰の井上テテ。そして、劇中に登場する演劇の台本は映画『タイトル、拒絶』で監督・脚本を務めた、劇団「□字ック」主宰の山田佳奈

映画はとある難解な舞台演劇が舞台。4日目に本番を控えながら、30ページのみの終わりの決まっていない戯曲の元に急遽集められた4人の女優達。演出家や監督不在の異様な閉鎖空間で、集められた理由や説明も無いまま、連絡手段も没収され、疑心暗鬼の中で熾烈な舞台稽古を強いられる。これが最後のチャンスという切実 な事情を抱えた4人の女優たち各々が抱える悩みやプレッシャーから赤裸々にぶつかり合う様が、映画の虚構か実際に女優達が抱える現実か分からないセミドキュメンタリーの様な形で描かれている。自らの役者人生を賭けた芝居でぶつかる舞台本番当日には、とある仕掛けが用意されており、最後まで目の離せない展開が続く。

    左上から右へ:唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIII

 

劇中に登場する4人の女優役を務めるのは、Netflixオリジナルシリーズ「極悪女王」長与千種役の熱演で一躍 注目を集めた唐田えりか。そして70本以上の映画、60本以上のドラマ、50本以上の舞台出演と圧倒的な女優経験を誇り、2013年には第48回紀伊國屋演劇賞個人賞・受賞を果たした林田麻里。更に数々のドラマ・映画 出演の女優業から企画プロデュースまでこなし、映画『truth~姦しき弔いの果て~』のプロデュースでは海外映画祭にて9冠受賞など、マルチに活躍する広山詞葉。最後にロックバンド「HIGH and MIGHTY COLOR」の女性ボーカルとしてメジャーデビューの末、日本レコード大賞・新人賞受賞なども果たした(08年に脱退)アーティスト活動の傍ら、今回本格的に女優業もスタートさせたMAAKIII。各々が異色の経歴と実績を持ち合わせる表現者達が集まった。

本作の公開に当り「メイン上映館」として、渋谷警察署裏の平地にテントシアターを建てる“超異例”のプロジェクトも同時に始動。DREMS COME TRUEの全面協力を得て、シアター名も「渋谷 ドリカム シアター(SHIBUYA DREAMS COME TRUE THEATER)supported by Page30」と名付けられた。 https://youtu.be/f5YYWGEPGlk

映画『Page30』(読み:ページサーティー)
主演:唐田えりか 林田麻里 広山詞葉 MAAKIIIの4名
4月11日(金)  渋谷 ドリカム シアター他 全国映画館にて公開
© DCTentertainment  

唐田えりか(平野琴李役)コメント
初の堤幸彦組。準備期間から撮影が終わるまでの間、ずっと楽しかったです。堤さんの演出は、刺激的で的確で、とても遊び心に溢れていました。私の役柄は、無愛想で、いじめっ子のような、簡単に言うと悪役で、私自身チャレンジングな役柄でしたが、あんなに芝居の中で真剣に遊べたのは初めてかもしれません。ラストシーンへの感情の昂ぶりは、自分の想像をはるかに超えるものでした。この作品に携わることができて幸せでした。ぜひ見届けて頂けたら嬉しいです。

林田麻里(宇賀遥役)コメント
考える間も無く「絶対やりたい!」と思いました。宇賀遥は、芝居を通してしか生きている感触を得られない人。私は演じている時に、自由を感じるんですよね。私自身でいるより自由。そういう意味では、遥と似ているというか共感するところはあります。役を生きる時に、誰かの代弁者である怖さと責任を感じますが、どこまでが本当か嘘か分からないのが女優の面白さかもしれませんね。

広山詞葉(宮園咲良役)コメント ※読み:ひろやま・ことは
出演のお話をいただいた際は、光栄さと共にすぐに恐ろしさが追って現れました。映画の内容と同じく、まさに女優4人が板の上にあげられ、今自身が持っている表現力を曝け出すというとんでもない作品だなと。私の演じる“咲良”は弱い自分を他人に見せまいと去勢を張って生きてきた女性。咲良ほどではないですが、私にもそういった一面があります。虚構とリアルが交差する、自身と役がくっついていく、撮影の途中からはそんな感覚もありました。

MAAKIII(樹利亜役)コメント ※読み:マーキー
エッ!あの堤幸彦監督の映画に…やったあ♡超絶ラッキー。私の役は”樹利亞”沖縄出身36才ミュージシャン…。ンッ!これってわたしのことですか…。ゲッ!劇中劇ってすごい台詞の量ですが…。キッ!きっつい!未知の領域が過ぎる…本番が刻々と迫る…やっべえ。超絶ヤッべー。イカゲームじゃあるまいし!?生きるにしても死ぬにしても。凄まじい”執念”を描く作品です。ズバリ劇場に てご体感くださいませ!

原案・監督:堤幸彦 コメント
この業界で生きてきてずっと気になっていた「売れる事と売れない事」「映画・演劇・ドラマ」ジャンルや境遇でカテゴライズされる寂しさや甘んじている強がり、逆に感じる虚しさ、今まで自分にも色々ありまして、そこをテーマに出来ないかと、ふとアイデアが湧きました。全てが実験的でしたが、閉鎖された空間で即興映画の様な色彩で撮る為、我々の 40年の技術を注ぎ、音楽・脚本・劇中劇・女優と最高のクリエイター達のセンスが合わさり、非常に満足いく仕上がりになりました。後はご覧頂いた皆さんのご判断で。

エグゼクティブプロデューサー:中村正人 コメント
この映画、お気をつけください。「Page30」沼にはまると抜け出せなくなります。

映画『Page30』Story
出自・経歴が全く違う4人の女優が実際に演じる役柄も、各々キャリアの異なる女優役。女優が女優を演じる中、描かれた台本に入り乱れる虚実。この映画は、嘘か誠か。30ページの台本。スタジオに集まった4人の女優たちは、この台本に3日間かけて向き合い、4日目に舞台公演をすると告げられる。配役は未定。閉ざされた環境でスマホや時計を預けさせられ動揺するものの、やりたい役を掴むため、4人は稽古に打ち込んでいく。二流の役者、売れない役者、大根役者、言われるがまま演じることに満たされなくなった役者…稽古を通して、次第に各々の後には引けない事情が浮き彫りになり、人間の本質が暴かれていく。演出家、監督不在という演技の無法地帯で、役者人生を賭けた芝居がぶつかり合う。ついに4日目、仮面をつけた観客が見守る中、4人は役者としての本質を発揮し、舞台を成功させることができるのか。

 

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