
安斎かりんによる大人気少女マンガを実写化した映画『顔だけじゃ好きになりません』が 3月7日(金)より全国公開。その映画公開に先立ち<『顔好き』ファンミーティング♡>と題した完成披露イベントが、2月18日(火) に都内映画館で行われ、舞台挨拶には、主演の宮世琉弥、共演の久間田琳加、中島颯太(FANTASTICS)、米倉れいあ、そして耶雲哉治監督が登壇した。
本作は、推しの顔が良すぎる青髪男子・宇郷奏人(宮世)とそのSNSを運営する中の人になってしまったヒロイン才南(久間田)のラブコメディ。
宮世は今の心境を問われ「去年の夏くらいに撮影して、僕的にはあっと言う間ですね。実感は、今日の朝からワキワキ! です。ワキワキ」と心ウキウキワクワク成らず、ワキワキをアピールした。
久間田は、宮世演じる奏人の印象について「最初はものすごくクールな印象だけれど、徐々に見えてくる可愛らしい一面があったりして、皆さんはそのギャップにやられてしまうのでは」と断言。宮世は「それは、僕がってことですか?」と確認すると、久間田は「それは奏人先輩が」と否定。宮世は「宮世琉弥が可愛いと言っているのでは」と再確認するも、久間田には「奏人先輩です」と念を押され、ガッカリしていた。実際の宮世についての印象を問われ、久間田は「え~!」と言いにくそうにするも「ものすごくお喋りで盛り上げ役というか、いつも明るかったですね」と評価。宮世は「今日もみんなロケバスで移動してきたんですけど、僕は車の中でずっと喋っちゃうタイプなんです。でも途中から聞いてなかったよね」とぶっちゃける。久間田は「ラジオ感覚でした」と聞き流していたようで、周り一同も頷いていた。
ミステリアスな男子を演じた中島は「前髪が垂れている土井垣くんはただ暗い役ではなく、いろんな魅力的な部分もありましたし、原作ファンの方も多いので、そこは繊細に演じたいと思いました」と役柄を強調。前髪についての質問には「結構な長さまで伸ばしたんですけど、メッチャ見える。(演技は)普通にできました」と胸を張った。
才南の親友で最強のネトスト系女子を演じた米倉が「ほんわかしていて、楽しい現場でした。○○島で撮影したときは風が強くて、特に前髪が大変でした」と中島に振る。中島は「前髪が本当に危なかった。目が見えちゃうので・・・。風がこっちから来そうと思ったらカラダの向きを変えて、風をうまく操ってました」と身振り手振りでそのときの状況を再現していた。耶雲監督も「役柄的に目を絶対見せてはいけなかったので、その日スタッフの8割は風を抑えるために来ていましたね」と振り返っていた。
耶雲監督への質問は宮世の『顔だけじゃない』魅力とは? 耶雲監督は「顔だけじゃないところでしょ・・・」と答えに詰まらせると、宮世は「監督がさっき言ってましたよ。『あるかなあ?』って。ショックすぎる・・・」。改めて耶雲監督は「撮影の終盤で結構疲れているときに、モニターの前に座っていろいろ考えごとをしてたんです。すると宮世くんがすっと後ろに来て、僕の肩を揉んで、『監督疲れてるの?』って、耳元で囁いて、バックハグ状態! それがめちゃめちゃキュンと来たんです。こんなおじさんをキュンとさせるコミュ力の高さ。それが宮世琉弥の魅力かな。めちゃめちゃいやらしい男ですよ」と宮世の魅力をアピール。宮世は「そんなことないよ~! いやらしくないよ~!」と恥ずかしがっていた。
イベント後半は作品にちなんだクイズを実施。耶雲監督が出題したのは “劇中で宇郷奏人がとった行動とは?” 耶雲監督は「宮世くんが『宇郷奏人だったら、こうするんじゃないですか』というアイデアをいくつかいただいていて、撮影当日に『俺これやりたいんです。これがやりたくて、この映画やっているんで』と台本にない行動を提案してきた」と説明。正解は『壁ドン』で、宮世は「違います!そこは言わせてください! そんな提案僕からしましたっけ?」と大慌て。久間田が「そのような話はしていたような気がする」と証言、観念した宮世は「壁ドン俳優・・・」と自虐も。中島から「実際にやってみた感想は?」と尋ねられると「感想?悪くないよね!」と満足気で「やかましいわ!」と中島からツッコまれていた。
映画『顔だけじゃ好きになりません』 3月7日(金) 全国ロードショー
配給:アスミック・エース Ⓒ2025『顔だけじゃ好きになりません』製作委員会