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2025年2月27日 05:00

作間龍斗「ずっと見ていたいし、終わらないで欲しい」山下美月「椿ちゃんと山田の胸キュンシーンも見どころ」 映画『山田くんとLv999の恋をする』完成披露試写会

映画『山田くんとLv999の恋をする』完成披露試写会が、2月26日(水)に都内劇場で行われ、W主演の作間龍斗、山下美月、共演のNOA、月島琉衣、甲田まひる、鈴木もぐら、茅島みずき、そして安川有果監督が登壇した。

原作はマンガアプリ「GANMA!」(コミスマ株式会社)にて連載中の超人気作品。彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下美月)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生 プロゲーマー・山田(作間龍斗)。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は実は“最強ギャップ男子”だった!! いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく茜。だが、相手は”恋愛に興味ゼロ”なのに“とにかくモテまくる”難攻不落の強敵だった・・・。

作間は役作りについて「僕は連載当初からこの作品を見ていたので、そのとおりにやっただけ。茜のことを思ったり、ギルドメンバーのことを思ったり、確かに感情を面に出づらいキャラクターなので、どう3次元に落とし込んだらいいんだろうと、すごく考えました。でも、山田くんとしてのいろんな感情を作り出して、それを出すか出さないかのバランスを監督やいろんな方とお話しながら進めていきました」と山田くん攻略アプローチを説明した。さらに「本当に100%単純に面倒くさそうにしている山田くんが好きで、“なんなの、この人?”って思ったりするシーンもあったり、いろんな山田が見られる。そういう一面も好きですね」と山田の表情に共感していた。

一方、山下は「大人気の漫画原作を生身の人間がやるという、リアルに落とし込む作業がとても難しかったです。まず茜ちゃんの原作の服装は今の令和の世代というより、ちょっと平成っぽい服を着ているので、今この時代に茜ちゃんが生きていたら、こういう服を着ているだろうという衣装選びから始まって、髪色も実際の画ではちょっと金髪っぽいけれど、リアルだったら茜ちゃんはこの色じゃないかなというので、カラーを何回もして、髪の毛がどんどん縮れていったり・・・。そうやって茜ちゃん初めとしてそれぞれのキャラクターをどうしたら生身の人間が演じられるかという話し合いから始まったので、まずその点に注目していただきたいです。あと、温かい会話がストーリーの中で繰り広げられていくので、本当に仲の良い感じを皆さまに観ていただけたらと思います」と役作りの苦労、そして見どころを語った。

ギルドメンバーで瑠璃姫の<中の人>瑛太を演じたNOAは「瑛太がギルド仲間たちを引っ張っていくところや、茜の相談に乗ってあげようとするシーンでは、瑠璃姫のようなフワっとした一面を見せつつ、人間っぽさもある瑛太をすごく意識しながら、どう表現すれば皆さんにお届けできるんだろうと監督にも相談しながら撮影しました。この世界観が伝わるといいなと思っています」と自身の演技を振り返った。

山田が通う高校の同級生で、密かに山田に想いを寄せる椿ゆかりを演じた茅島は「椿は周りに自分の感情を出さないけれど、思ったことをはっきり言える心の強さをちゃんと持っていた子。山田を想っている気持ちは、目線の動きでしっかり表現しようと思っていたし、山田に想いを伝えるシーンは思いっきり、椿ちゃんが魅力的に見えるよう、そこに拘って演じました」と自身の演技をアピールした。

そして安川監督は「ゲームをきっかけに知り合って、様々な世代の人たちが登場する。しかも一人ひとりがすごく個性豊かな人々というところが原作の魅力。それと演じる皆さんの魅力がうまく混じり合って、何かその空気感を映像に焼き付けることができたらいいなと思って取り組みました。さらに、絵本のような世界観を目指したいと思って、ラブコメというジャンルでもあるので、遊べるところは遊ぼうと、特殊なレンズを使ってみたり、色合いも豊かにしてみたり、今回いろいろ挑戦したところも多く、すごく気に入っているので早く観てほしいなと思っています」と本作の出来映えに胸を張った。

改めて、本作の魅力を問われた山下は「すごく優しい世界だなと思っていて、今までのラブコメ作品は、敵キャラがいたりとか、誰かが横取りしたりするストーリー展開もあるけれど、このお話では、みんなが素直になれない時期とか、誰かに気持ちを吐露するのが苦手というシーンもあるけれど、みんないい人で本当に温かくて、全員のキャラクターを好きになっちゃうし共感できる。そこが『令和のラブコメ』って言われる所以なのかなと思います」と力説。

また、作間は「山田と茜の関係性がすごく好きです。お互いが別のタイプの不器用だと思っていて、その二人がそれぞれ自分なりに頑張って相手にアプローチしている姿が可愛らしいし、二人のコミュニケーションを見ていて、こっちがほっこりする。お互いが一歩ずつ組み合ったときにキュンとしたり、そういう一面があったりするんですけど、ずっと見ていたいし、本当に終わらないで欲しいなって切実に思います」と訴えていた。

さらに、本作を観てキュンとしてシーンは? 作間は「(二人の関係が)少しずつ縮まっていくんです。ちょっとしたハプニングがあって、二人の顔が縮まるシーンがあって、ときが止まったみたいなシーンは、観ている方も息が止まるようなシーンです」。一方、山下は「茜役の私が言うのも何なんですけど、椿ちゃんと山田のシーンがめちゃくちゃ好きで、茜ちゃんはその部分を知らないんですけど、椿ちゃんと山田の胸キュンシーンをぜひ注目してしいなと思います」と見どころポイントを挙げた。

本イベントでは、ギルド仲間のメンバーとして、ロリィタファッションに身を包んだ瑛太の妹・瑠奈を演じた月島琉衣、鴨田役の鈴木もぐら、茜の親友・前田桃子役の甲田まひるも参加して、イベントを大いに盛り上げた。

映画『山田くんとLv999の恋をする』 3月28日(金) 全国劇場にてGAME START♡
©ましろ/COMISMA INC.  ©2025『山田くんとLv999の恋をする』製作委員会
配給:KADOKAWA 

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