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2025年3月1日 05:00

中島健人「milet、桐谷健太ら登壇者全員に花言葉を添え、感謝の花束プレゼント!」 映画『知らないカノジョ』初日舞台挨拶

映画『知らないカノジョ』の初日舞台挨拶が2月28日(金) にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、主演の中島健人、共演のmilet、桐谷健太、眞島秀和、風吹ジュンが登壇した。

大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚した<リク(中島)>と<ミナミ(milet)>。小説家を目指していたリクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートの甲斐もあり、一気に人気のベストセラー作家に。ある朝目を覚ますとミナミの姿はなく、人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた――。

冒頭、中島は「僕の映画史上一番泣けて、そして一番泣いた作品」と出来映えに自信をみなぎらせ、さらに「自分の映画人生のターニングポイントを迎える時点で撮れた作品でもあり、それを1年の月日を経て、多くの方々の心に届けられることに感謝しています」と万感の想いを伝えた。また、「テレビをつけたら、日々中島が出ている状態というか、『I still』(本作の主題歌) が毎日流れていて、『知らないカノジョ チーム』でしっかりとプロモーションさせていただいき、この映画とともに日常を過ごしてます」と笑顔で話した。

映画初挑戦のmiletは「ミナミとの共通点がとても多く、家族思いの優しい、愛に溢れた子で、心が強く、でもちょっと押しに弱かったり、そんなミナミとの共通点をたくさん探っていく作業が楽しかったですし、もっと深く掘っていけるんだろうと挑み続け、初めての演技が大変でしたけれど、楽しく終わったのがすごく幸せでした。それを引き出していただいた三木監督やリクくん(中島)には感謝の気持ちでいっぱいです」と自身の演技に胸を張った。

リクの親友で先輩の梶原恵介を演じた桐谷は本作の素敵な点について「ラブストーリーではあるが友情物語でもあるし、世界が変わっても、きっとリクとカジ(梶原)は出会いさえすれば親友自由なんだろうと思いましたし、この映画を観て、自分の人生は自分で選んでいけると思った。大好きな自分になっていけば、きっと大好きな人と出会える可能性も増えるだろうし、たとえ嫌な自分になってもそばで支える人がいる気がして、そこがこの映画の好きなところだと思いました」とコメント。桐谷とはプライベートで親交のある中島は「桐健さんが自分の心をほぐしてくれたというか、カジさんとしてリクをしっかり助けてくれる、守ってくれるという感覚と重なった。本当に壁なく桐健さんと演じれたと思っています」と桐谷に感謝。桐谷は「桐健さんって言われるがあまりないので、ありがとうございます」と今後周囲からも“桐健”と言われることを期待していた。

ミナミの祖母・前園和江を演じた風吹は「(中島との初対面の際)健人さんは広い撮影場所だったので、走って挨拶に来られたんです。それが感動でした。私どうしよう!って思うぐらいに駆け寄ってきて癒していただいて、こんなに謙虚な方なんだって、ちょっと感動しました」と中島にうっとりしていた。

公私ともにミナミパートナーである田所哲斗を演じた眞島は「音楽プロデューサーという役は、僕の中で一番遠い。(自身には音楽について)何もそういう要素がないので、どうしたもんかなと思ってたんですけど、三木監督に演出していただいて、何となくこういう感じかなと演じました」と話と、中島が「恋敵ですね」とツッコむ。眞島は「いやあ、恐れ多くて」と申し訳なさそうに話し、周りから笑いを誘っていた。

イベント後半は中島から共演者へ、感謝を込めて花束を贈呈。花束は中島が各人ごとにアレンジメントしたものを贈呈した。miletには「まずは、皆さんに入っているカスミソウ。全体の意味としては感謝。共通のお花として青いバラ、これは祝福・奇跡という意味。そしてmiletさんだけにはラナンキュラスのピンク。これは飾らない美しさという意味が込められています。僕は、自然体で美しい姿を現場で何度も目撃したので、このお花を初日にプレゼントします」と言って花束を捧げた。miletは「こんなに素敵なメッセージの込められたお花を座長にいただけるなんて、とっても嬉しいし、枯れても飾り続けます」と恐縮していた。

中島が全員にお花を届けたあとは、サプライズで当日欠席の三木孝浩監督から中島へ手書きのメッセージ付きのノートと花束が贈呈された。メッセージは風吹が代読。「いつも求められる期待を超えて応えようとする健人くん。自分に課したハードルを、その端正な見た目とは裏腹に泥臭く苦しみながらも必ず超えてくる真摯なその姿に、現場では何度も心打たれました。周りを幸せにするのは簡単じゃない。でもその喜びを胸にさらなる高みを目指し続ける中島健人は天性のエンターテイナーだと思います。(以下省略)」

中島は「劇中でも本当に大切なアイテムですし、このノートに何度も思いを馳せて、リクというフィルターを通して物語を歩んでいました。なので、このノートに僕が尊敬するべき監督のメッセージをしっかり書いていただき、今ここで聞けたことに最初の幸せを感じてます」と三木監督へ感謝の意を伝えていた。

さらに、イベント最後には中島が「本日はこのように華々しいスタートを全員で切ることができて、心より幸せに思っております。僕は10作目の出演作品として、この映画に今まで以上の熱量を懸けてきたんですが、もしかしたら自分自身の心をしっかり生き移すことがこの映画の正解なのかもしれないと気づき、この映画を完成させることができました。この映画を見た後、こうして生きてみようかな、明日もっとこうしてみようかなといことに気づかせてもらえる映画だと思っています。大切な、周りの忘れかけた何かを思い出させてくれるような映画にもなっていると思います。この映画を通して忘れてはいけない何か、そしてありふれた中に、実はずっとそばにいてくれる愛情をしっかりつかみ続けていただけたらと思っています」と本作への想いを訴えて、イベントを締めくくった。

映画『知らないカノジョ』全国公開中
配給:ギャガ ©2025『知らないカノジョ』製作委員会

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