
左から:MAAKIII、林田麻里、堤幸彦監督、中村正人、唐田えりか、広山詞葉
映画『Page30』の4月11日(金)公開にあたり「メイン上映館」として、渋谷警察署裏(渋谷区渋谷3-7-1「渋三広場」)の平地にテントシアターを建てるという “超異例” のプロジェクトとして始動した「渋谷 ドリカム シアター(英名 SHIBUYA DREAMS COME TRUE THEATER) supported by Page30」がついに完成。オープニング前日の4月10日(木)には当地でオープニングセレモニーが行われ、映画『Page30』の堤幸彦監督、エグゼクティブプロデューサー中村正人(DREAMS COME TRUE)とキャスト(唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIII)が登壇した。
オ-プニングセレモニーでは、テントの前で華やかにテープカットが行われ、中村が「渋谷 ドリカム シアターへようこそ!」と笑顔で挨拶し、オープンを高らかに宣言した。
続けて行われたレセプションパーティーでは、中村は「また一つドリカムの夢がかなったシアターができました。プロの方でも、アマチュアの方でも夢をかなえる装置としてのテントシアターを作りました」と挨拶。映画『Page30』を何とか届けたいと思ったのがシアターを作るきっかけとなったことが明かされた。
テントシアターを作ることを聞いて、唐田は「さすが中村さんだなと思いました。想像の上をいかれたな、と思います」というと「これからが大変なんです」と小声で想いを吐露する中村に「“ここからだ!”ですね」とエールを送った。林田は「まさか自分が主演する作品で専用劇場が渋谷にできるなんて私の“未来予想図”にはありませんでした」と感激。広山は「オンラインやメタバースが主流の世の中に、敢えて場所を作るという発想が素晴らしいなと思いました。明日のオープンは“晴れたらいいね”と、楽しみです」と笑顔。ドリカムの曲を織り込んだ挨拶が続き、MAAKIIIは真っ先に“嵐が来る”と表現。「嵐を呼ぶ二人がいるので、私たちはまんまと巻き込まれています。最高の瞬間だなと思っています」と語り、最後に堤監督が「映画館は週末にどれだけ売り上げが上がるか、“決戦は金曜日”ですよ」というと会場は大きな拍手に包まれた。
テントの壁面には吉田美和の作詞による主題歌「終わりの歌」の歌詞が描かれており、テント内にはやわらかい人工芝が敷き詰められており、観劇の際にはテントに設置されたクッションなどでリラックスしながら滞在することができるようになっている。そんな前代未聞のテントシアターをメイン劇場館とする『Page30』について、唐田は「この作品を観れば 4人の誰かに感情移入ができると思いますし、私たちがさらけ出した本気も見てもらえる作品だと思います」と撮影当 時を振り返りながら語り、「いろんな事情を抱えたギリギリの4人が、今の状況を何か変えたいともがいている人間模様を描いた作品です」と熱弁。さらに作品の見どころを聞かれると広山は「夢をかなえることに一生懸命な作品で、夢を叶える映画だと思っています。一生懸命になるってこんなに滑稽だけど美しいんだというところが見どころだと思っています」と明かし、MAAKIIIは「劇薬ですね。毒にも薬にもなる作品で、私たちも演じている間に劇薬を浴びてきたので、その苦しみからあぶりだされた執念というか、あきらめない気持ちに気づかされる作品だと思います」と語った。
渋谷 ドリカム シアター supported by Page30
開催時期:2025年4月11日(金)~6月1日(日) ※イベント期間・毎日営業予定!開催場所:渋谷区渋谷3丁目7-1「渋三広場」 ※渋谷警察署裏