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2025年5月30日 12:58

奥平大兼「こういう時に何も思いつかない自分に・・・」出口夏希「夜食が好きすぎて・・・」純度100%の涙があふれ出す! 映画『か「」く「」し「」ご「」と「』公開前夜祭イベント

映画『か「」く「」し「」ご「」と「』の公開前夜祭イベントが5月29日(木)に、都内で行われ、W主演の奥平大兼、出口夏希をはじめ、佐野昌哉(Aぇ!group)、菊池日菜子、早瀬憩、そして中川駿監督が登壇した。

本作は、『君の膵臓をたべたい』でデビュー以来数々の人気作を手掛けてきた住野よるの同名小説を映画化。少しだけ他人の気持ちが見えてしまう男女5人の純度100%の尊い日々を描いた青春ラブストーリー。奥平が引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公の京、出口が底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う”ミッキー”こと三木直子、佐野が体育会系の人気者 “ヅカ”こと高崎博文、菊池が予測不能な言動でいつもマイペースな“パラ”こと黒田文、そして早瀬はある日突然学校に来なくなる“エル”こと宮里望愛を演じている。

イベント冒頭には、奥平が「今日は2回舞台挨拶をしていて、ちょっと気が緩んでしまっているところもあって、僕達の素の部分が出てしまうかもしれませんが、この映画をもう1回観たくなるようなお話ができればいいなと思っております」と挨拶。本作の主題歌 ちゃんみなの「I hate this love song」について、奥平は「作品の世界観にぴったり」との感想を話し、ちゃんみなが自身の“初恋を書いた一曲”を主題歌として提供したことに「本当に豪華でありがたい」と感謝の意を示した。

出口も「元からある曲をこの映画のために直していただき、この映画の世界観にマッチしていて、エンドロールが流れていてもまだ続きがあると思わせてくれる歌詞も全部好きです」と話した。

どんな方にこの映画見ていただきたいですか?と問われた佐野は「全ヒト!全人類、ホモサピエンス!」と即答し「こんなに誰しもが共感できる作品ってほかにないと思います。僕も初めて小説を読んだとき、映画の初号を観させていただいたとき、改めて“ズカ”にすごい感情移入した。登場人物5人それぞれいろんなことで悩んで、ほかの人から見たらちっちゃいことなのかもしれへんけど、5人はそれぞれ自分の人生の中の大きな悩みを抱えながら生きている。自分自身を肯定してくれるような作品なので、ホモサピエンスのすべての方にこの作品が届いたらいいなと思っております」と呼びかけた。

本作は“もしも君の気持ちが見えてしまったら、純度100%の涙があふれ出す”というコピーが印象的な本作にちなんで、『○○すぎて、純度100%の涙があふれ出してしまうもの』を発表。まず、中川監督は『出口さんに負けたとき、純度100%の涙があふれ出す』と発表。「2歳の娘が出口さん推し。ずっと『なちゅき、なちゅき』と言っていて、これは聞き捨てならんと、娘に『パパとなちゅき、どっちが?』と聞いたら、即答で『なちゅき』。そのときに純度100%の涙が・・・」と娘溺愛パパが発表した。

続いて、早瀬は「新潟でお世話になった高校の方々が優しすぎて・・・」と発表。「新潟での撮影中に、皆で犬派か猫派かの話になり、『そもそも、犬と猫って何が違うんだろう?』という話になり。すると、新潟でお世話になった高校の校長先生が「その日中に、犬と猫の違いを真剣に纏めてくださったんです。それがすっごいびっくりしたと同時にめっちゃ嬉しかった」と、ポケットから校長先生からいただいたレポート用紙を取り出した。レポートには、犬は集団で協力するが、猫は単独で行動するという協調性の違いなどがギッシリ書かれていた。「本当に校長も優しいし、撮影中に“撮影 頑張って!”という横断幕を書道部の方たちが書いて応援してくれて、新潟の皆さんの優しさに100%の涙があふれました」と感謝いっぱいだった。

菊池は「推しが可愛すぎて・・・」と回答。「たくさんの女性アイドルが大好き。なかでも乃木坂46の中西アルノちゃんが大好き!彼女が選抜入りしたと思いきや、なんとWセンターに。推しの大躍進を見たとき、気づかぬうちにツーって嬉し涙が流れる。(皆さんも)共感してくださると思います」と推し活の熱い思いを語った。

佐野は「大空と大地の中で・・・」と回答。「これは松山千春さんの楽曲『♫大空と大地の中で~』。撮影休みに大兼と2人で新潟の海沿いをドライブしながらこの曲を聞いた時にマジで泣きそうになった。新潟の自然と撮影の楽しい思い出が重なって、2、3時間のドライブの中で5、6回はこの曲を聴いた」と語り、さらに「『♫いつの日か幸せを自分の腕でつかむよう』という歌詞が、きっと幸せが目の前にやってくるんや、自分の腕でつかまなあかんねんなと沁みて、いまだに聴いています」と松山千春にハマったことを明かした。

一方、出口は「夜食が好きすぎて・・・」と回答。「前日いっぱい食べちゃうと、むくみがすごい。朝むくんだまま登場すると、メイクさんに笑われるってぐらい、パンパンなんです」と自身の体質を説明のうえ「オフの前日の過ごし方は?死ぬほど好きなもの、ジャンクフードとか炭水化物を食べてそのまんま寝る。次の日起きたとき幸せだあ!って100%の涙があふれ出します」と笑顔で語った。

そして奥平は「こういう時に何も思いつかない自分に・・・」と回答。「これまで何度も『“かくしごと”はありませんか』と聞かれていたんですけど「無いんですよ」。今回もお題を変えてくださって、最後だし、みんな面白いエピソードを持ってくるんだろうなと思って・・・」と申し訳なさそうにしている奥平に、出口が「一番面白くないの来た!」とツッコミが入り、爆笑となった。

イベントの締めの挨拶では、中川監督は「周りの人にどう見られてるかとか、どう思われるかとか、そういうことをすごく気にして不安になって自信をなくしてしまう5人の登場人物の姿が描かれています。この感情って本当に年代、性別を問わず、全てのホモサピエンスに当てはまることだと思うので、是非1人でもたくさんの方に見ていただきたい」と本作をアピール。

出口は「言葉にしないと勘違いして伝わっちゃうことってあるんだ。改めて、言葉って大事だと思いました。学生さんがいま悩んでいることや大人がカッコつけて言えないことがあると思うけれど、この映画を観て、言葉にして伝えることが大事だと一人でも多くの人に思ってほしいです。ぜひ拡散してね!」と呼びかけた。

奥平は「(住野よるの言葉を引用して)『この映画は、観た人が自分のままでいていいと肯定する作品です』。会場にいるホモサピエンスのみなさんは、ぜひ、ここにいないホモサピエンスの方に作品の魅力をお伝えしてください」と本作をアピールしてイベントを締めくくった。

映画『か「」く「」し「」ご「」と「』 5月30日(金) 全国公開
配給:松⽵ ©2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 ©2017住野よる/新潮社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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