人気ボーカルグループ2AMのスロンが、1月16日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた、自身が出演する映画『アコースティック』のプレミア試写会の舞台挨拶に登壇した。
本作は、人気沸騰のアーティストたちが出演し、音楽を通じて夢や希望、そして愛を探し求める青春ミュージックムービー。彼らの本格的な演技と、プロモーションビデオのような美しい映像と音楽も魅力。第15回釜山国際映画祭において特別上映され、日本での公開が待たれていた。
大歓声の中、登場したイム・スロンは、やや緊張しながらも「こんばんは。ジフ役を演じた2AMのイケメンのっぽさん、スロンです。」と日本語で挨拶。本作の出演を決めた理由を「僕にとって初めての映画出演。音や歌手がテーマということで好奇心を持ちました。他にも親しくしているアーティストが出演しているので、楽しく撮影できると思いました。」と明かした。
ちょっぴり頼りないけどお人よしの大学生ジフを演じたスロンは、ジフとの共通点を問われ、「なかなか決断できないところは似ているけど、彼女のために自分の仕事を放棄する点は違うと思います。」とキッパリ。
映画のように、もしも近い未来に音が武器になって音楽が消えてしまったら?と尋ねられると「本当に恐ろしいこと。いつかそういうことがあっても、今は皆さんにステキな音楽をお聞かせしたいと思っているので問題ないです。これからも頑張って素晴らしい姿を届けたいです。」と語ると、会場から大きな拍手が沸いた。
映画のキャッチコピー“あなたの一番輝いていた瞬間を聞かせてくれる?」にちなみ、イム・スロンの一番輝いていた瞬間は?の問いには「今、輝いていますよね。スポットライトのおかげで(笑)。」と答え、会場の笑いを誘った。「日本では、昨日2AMのメンバーと一緒に行ったハイタッチ会です。本当に気分が良かったので、その瞬間が輝いていたと思います。」と満面の笑みをうかべた。
さらに、2AMのメンバーも映画館に足を運び鑑賞してくれたことを明かし、「チャンミンとジヌンが電話で感想を聞かせてくれたんですが、最初30秒くらいずっと笑っていて、『君じゃないみたいだったよ。』というんです。喜んでくれてなのか、おかしくて笑っていたのかはわかりませんが。」と苦笑いした。
最後に「僕の出演する映画を見に来て下さってとっても嬉しいです。」とし、「これからも映画やドラマ、音楽を通して頻繁に日本に来て皆さんに会いたいです。」と意欲をみせ、ファンを喜ばせた。
また、舞台挨拶のラストには、「男性から女性にお花をプレゼントする新しいバレンタインのかたち『フラワーバレンタイン』」のキャンペーンとして、イム・スロン本人より、抽選で1人の女性に大きなバラの花束が贈られた。幸運にも花束を受け取ったファンは「ステキすぎて足が震えちゃう。」と感激しきりの様子だった。
映画『アコースティック』は、2月4日(土)新宿K’s cinema、第七藝術劇場、シネマスコーレにてロードショー!