坂口健太郎「しぶとく生きていく男ですの物語。切ない瞬間もあるけれど、渡辺謙さんと丁寧に作った作品です!」 映画『盤上の向日葵』第30回釜山国際映画祭

映画『盤上の向日葵』が第30回釜山国際映画祭【オープンシネマ部門】に正式出品され、主演の坂口健太郎、共演の渡辺謙、そして熊澤尚人監督が9月17日(水)のレッドカーペット&オープニングセレモニーに登場。さらに翌18日(木)には、【オープンシネマ部門】出品作品として、ワールドプレミア上映が実施された。

ワールドプレミア上映での舞台挨拶で、熊澤監督は「とにかく坂口健太郎さんと渡辺謙さんの色気がすごいので、そこにみなさん注目してください」と呼びかけた。

坂口は「(主人公の上条は)翻弄されながらいろんなことに巻き込まれながらも、しぶとく生きていく男です。すごく悲しい瞬間、切ない瞬間もあるのですけれど、それも謙さんと一緒に丁寧に作った作品です」とコメント。渡辺は「僕は最後の方にちょっとしか出ていません(笑)。こんなにもいい加減で嫌な役は久しぶりなので、めちゃくちゃ楽しんでやりました!」と振り返った。

原作の魅力と映画化への思いについて熊澤監督は「とにかくこの二人が将棋に情熱をかけている。そういう情熱をかけることが、生きていくうえで大切なんだなとすごく感じた小説だったので、そういう熱意、なにかに集中することの大切さもすごく伝わる映画にもなっています」と思いを語った。

渡辺は「男が命がけで何かをする、そういう映画だと思っています。なかなかそういうことができる世の中になってはいないですけど、ある意味本当に血で血を洗うような、そういうことを将棋の世界でやろうとしている連中の話です。胸を熱くさせてくれる」と力強くコメント。坂口は「将棋というひとつのアイテムの中で生まれる人間関係、男たちの生き様というと大げさですが、その瞬間を生きた証みたいなものをこの映画の中で、この一瞬を覗き見していただけたら」とそれぞれの思いを語った。

最後に熊澤監督は「映画の後半にこの二人が熱いバトルをするところがあります。これはぜひ楽しみにしていただきたい。坂口さん演じる主人公・上条が、謙さん演じる真剣師の東明を憎しみながらも、すごくリスペクトしながら惹かれていくというお芝居が魅力的なので、そこも楽しみにしてください」。渡辺は英語で「エンジョイ・ザ・ムービー」と一言。

坂口は「皆さんがこのワールドプレミアで観ていただける第一目撃者ということで、この映画が皆さんの心に残ったら、この映画がもっともっと大きく育つよう、たくさん宣伝をしていただけたら」とアピールしてイベントを締めくくった。

映画『盤上の向日葵』 10月31日(金)全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹 ©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会