
映画『殺人の門』が第79回カンヌ国際映画祭(5月12日〜23日、現地時間)併設マーケット Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)2026内「Goes to Cannesプログラム」での紹介作品に選出され、5月15日(金) には金井紘監督と椿宜和プロデューサーがプレゼンテーションに登壇した。レポートと併せて、現地で上映した主演の山﨑賢人によるコメント映像および新たな場面写真が解禁となった。
国内累計発行部数1億部を突破したミステリー界の頂点・東野圭吾の傑作にして最大の問題作「殺人の門」が、山﨑賢人と松下洸平のW主演で実写映画化。“親友”の人生を狂わせる男・倉持(山﨑)と、そんな“親友”を殺したい男・田島(松下)。約30年に及ぶ歪んだ友情がたどる衝撃の結末とは―—。友情と殺意が絡み合う、禁断のミステリーだ。

プレゼンテーションでは、世界初公開となる12分にわたる本編フッテージが上映されるとともに、金井監督と椿プロデューサーが『殺人の門』の企画意図や作品の魅力について紹介。金井監督は「この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作『殺人の門』のテーマ」と語り、椿プロデューサーは「人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品」と、本作が持つ普遍的な人間ドラマと濃密なミステリーとしての魅力をアピールした。上映後、会場からは大きな反響が寄せられ、登壇後には各国関係者との活発な意見交換も行われた。
さらに、フッテージ映像の冒頭では主演・山﨑賢人によるコメント映像も上映。山﨑は「露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。 そこに、この作品の怖さがあります。 ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。 だからこそ、強く心に残る作品になっています」とメッセージを寄せ、自ら世界へ向けて本作をアピールした。山﨑の登場に会場の注目度も一層高まり、日本映画への期待感が漂うプレゼンテーションとなった。

また、今回新たに解禁された場面写真では、作業着姿で疲れ切った様子の田島に寄り添うスーツ姿の倉持や、“親友”の田島へ優しい笑みを向ける倉持の表情、そしてそんな倉持を複雑な眼差しで見つめる田島の姿が切り取られた3点。困ったときに必ず手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”の倉持に、次第に心を許し、信頼を寄せていく田島。しかし、この先ふたりを待ち受けるものとは――。穏やかな笑顔の奥に潜む倉持の“得体の知れなさ”が、不穏な空気を漂わせる場面写真となっている。
☆「Goes to Cannes」プログラムとは
カンヌ国際映画祭併設マーケットMarche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)内のプログラムで、世界中の映画祭プログラマー及び、セールス会社やディストリビューターらに向けて、有望なクリエイターが直接プレゼンテーションを行うショーケース。本年はカントリーオブオナー(Country of Honour)を務める日本から5作品のプレゼンテーションが行われた。
映画『殺人の門』 2027年2月19日(金) 全国公開
配給:東宝、KADOKAWA ©2027「殺人の門」製作委員会

