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2026年9月12日 06:00

出口夏希&蒔田彩珠「12分間のスタンディングオーベーションに泣いちゃいました!」ヴェネチア国際映画祭での出来事を報告! 映画『ルックバック』初日舞台挨拶

左から:野呂佳代、七瀬ふうり、出口夏希、蒔田彩珠、岡田六花

藤本タツキによる青春漫画が実写化した映画『ルックバック』の初日舞台挨拶が9月11日(金) に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、W主演の出口夏希(藤野役)と蒔田彩珠(京本役)、二人の子供時代をそれぞれ演じた七瀬ふうり(藤野役)と岡田六花(京本役)、そして藤野の母親を演じた野呂佳代が登壇した。

イタリア時間9月7日にはヴェネチア国際映画祭で本作の公式上映が行われ、主人公役を演じた4人は、是枝裕和監督とともにレッドカーペットを歩いたばかり。ヴェネチアでの興奮冷めやらぬ中、帰国直後の初日挨拶となった。

出口は「緊張しています。試写で観たときから、皆さんはどんな反応をしてくれるのだろうと不安でしたが、是枝監督が撮ってくれたので、自信を持って舞台に立ちたいと思っていました」と複雑な思いを明かした。

蒔田は「昨日までヴェネチアに行っていて、既に海外の方たちの反応を見たので、今度は日本の皆さんがどんなところで笑って、どんなところで感動するのかがすごく楽しみです」と心を踊らせていた。

七瀬は「是枝監督から『日本を任せた』と言われたので、任されていきたい!」と強気発言した一方で「皆さんの反応にドキドキする」、そして岡田は「皆さんに『ルックバック』を観ていただくのは嬉しいけれど、反応がどうなのかなと緊張もするし、(自分を見られるのが)恥ずかしい」と抱いている感情を言葉に表した。

登壇時に4人の背中を見て目頭が熱くなったという野呂は「登壇直前までこの人(野呂の娘役を演じた七瀬)はずっと喋っているし、いざここに上がったらみんなの背筋がピッっとなって、本当に素敵な子たち」と称賛。さらに「私は是枝監督のファン」と断りつつ「すごく素敵な映画だと思ったし、とっても綺麗で素敵なところがたくさんあるので、皆さんがいいと言っていただけると思うので、楽しみです」と自信たっぷりだった。

さらに、野呂は娘役を演じた七瀬について「子供らしい、本当に伸び伸びしていて、是枝監督にもクマのキャラクターのあだ名をつけて『じゃあ今日からその名前で』みたいな感じで和気藹々とやっていましたし、是枝監督にいろいろと言っている姿がとっても可愛くて面白い。是枝監督も『分かりました』みたいな感じで、そういう楽しい現場にしてくれて、私も一緒に遊んでもらった感じがします」と七瀬に対して目尻が下がりっぱなしだった。

この後の話題はヴェネチア国際映画祭への参加について。スクリーンには水上タクシーに乗っているシーンからレッドカーペット、公式上映、舞台挨拶のシーンが映し出された。出口は「映画祭の関係者がいっぱいいて、映画好きが皆この街に集まってるんだろうなと思ったし、皆さんがすごく温かくて、私たちも(レッドカーペットを)歩いた後は、観光客として街で普通に歩いていました」と話し、蒔田は「ヘッドフォンから同時に流れてくる通訳の音に慣れなくて、ちょっと緊張しましたけど、『ルックバックは原作から好き』と言ってくださる方も多く、海外でもこんなに期待して観ていただき、すごい嬉しかったです」と回想した。

そして、七瀬は「水上タクシーに立って風を浴びたり、海に刺さっている木の棒に止まっている鳥に向かって、京ちゃん(岡田)と一緒に『チャオ!』って挨拶したり、現地の人にも『チャオ!』って挨拶したり。フォトコールでは京ちゃんといろいろなポーズを取りながら、ジャンプしたんですけど、レッドカーペットでも『ジャンプして』と言われ、(カメラマンたちは)『ジャンプが好きなのかな』と話していました」と楽しい思い出を披露した。そして岡田は「慣れないヒールなので、ジャンプすると足が痛かった。でもふうりちゃんと一緒にやって、とっても楽しかった」と振り返った。

出口は「子供たちは、出る前にすごい緊張していて、顔も固まっていたんですけど、出た瞬間にはモデル歩きです。指ハートを送るし、満面の笑み。後ろから彩珠と見ていて、二人には感動しちゃった」と二人を絶賛するも、自身の出番には「カメラマンさんたちから『ルック!ルック!』と言われ、気づいたら終わっていました」と回想。蒔田は「一般の方にサインして回ったり、自分がスーパースターになったんじゃないかと勘違いしそうでした」と楽しい思い出を振り返った。

また、上映後の12分間に及ぶスタンディングオベーションについて、出口は「終わった瞬間に観客の方々が立ち上がって拍手してくださった。見渡すと皆さんすごく温かい顔をしているんです。本当に頑張ってよかったなって、つい泣いちゃいました」と万感の思いで涙を流したことを告白。蒔田も「1000人くらいの方と一緒に映画を観るのも初めてでしたし、みんながいいと思ってくれたことを実感できる機会はなかなかないので、すごく良い経験でした」と振り返った。

イベント最後には、出口は「何かに夢中になっていたり、夢を追いかけている人たちの背中を押してくれる作品になっていると思います。私も撮影しながらたくさん考えさせられましたし、何よりふたりの少女が夢に向かって頑張っている姿がすごく愛おしい。たくさん観て、たくさん愛して欲しいです」と呼びかけた。

続く蒔田も「(出演が決まって)不安やプレッシャーを抱えていたんですが、撮影が始まったら、是枝監督や夏希ちゃんとそんな不安も忘れて楽しく撮影ができました。私たちは愛を持って自信を持って作った作品なので、ひとりでも多くの人が観てよかったと思ってくれたら嬉しいです」と熱い思いを語り、イベントを締めくくった。

映画『ルックバック』全国公開中
配給:K2 Pictures   ©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2 Pictures・集英社 

 

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