ソ・ジソブ、映画『ある会社員』スペシャルインタビュー!

2013/5/13 11:27

 

韓国のカリスマ的演技派俳優ソ・ジソブが、映画『ある会社員』で、普通のサラリーマンでありながら、実は殺人請負会社で働く暗殺者という表と裏の顔を持つ男に挑戦した。人を愛することを知り、そんな会社員から抜け出そうとする男、チ・ヒョンドの苦悩を切なくも熱く演じたソ・ジソブが、インタビューに応じてくれた。9J9A4070-2のコピーQ:本作品の出演の決め手は?

この作品のシナリオを読んで、5時間くらいですぐに出演を決めました。独特な設定がよかったです。殺人者というと暗いイメージや、とてもカッコをつけているというのはよくあると思いますが、普通の会社員・・・仕事だからやらなくてはいけないという設定がとても気に入りました。

Q:劇中で、フンに向かって「好きな人に出会って幸せに生きてくれ。仕事ばかりするな。」と言うセリフは、ジソブさん自身が考えられたとのことですが、その理由は?また、今、ジソブさんは幸せに生きていらっしゃいますか?

私を含め、世の中の全ての人がそうだと思うのですが、みんな仕事をしながら生きています。ただ、それは(仕事を)“したくてする”というより、“しなくてはいけない”ということが優先されていると思うので、その言葉を提案しました。私自身も、自分が好きでしたいことをやっていけるように、幸せを感じようと努力中です。何かを上手くすることよりも、まずは自分が楽しめるという事が大切だと思うからです。何をするにしても楽しみながら幸せを感じられるようにしようと思っています。9J9A4100-2のコピーQ:クァク・ドウォンさん、イ・ミヨンさん、キム・ドンジュンさんと共演された印象は?

クァク・ドウォンさんは、本作品で初めて共演しました。彼はとても豪快でハッピーウイルスを持っている方なんです。彼の周りの人はいつも笑っていて、撮影現場も盛り上がって楽しい雰囲気になりました。

イ・ミヨンさんは、私が若い頃からトップスターでした。それにも関わらず、周りの人たちに心配りをされる素晴らしい方だと思いました。

キム・ドンジュンさんはもちろん歌手ですが、決してアイドル歌手ということではなく、しっかりと“俳優”であろうという姿勢が見られ、その努力する姿がとても可愛らしく思えました。演技をする上で、疑問に思ったことは私にどんどん質問してきました。私が自分なりにヒントを投げてあげると、彼は全部それをメモしていたんですよ。

Q:劇中冒頭では、ヒョンドは仕事や会社にとても忠実な人間ですが、仕事に対するスタンスは、ソ・ジソブさんとヒョンドは似ていますか?また、似ていないところは?

仕事に対するアプローチの方法は似ていると思います。それ以外に似ているところは、家で一人で料理をして食べる事や、ワイシャツにアイロンをあてたりして、一人で寂しく暮らしていることですね(笑)。でも、私はヒョンドのように決して人を傷つけたりしませんよ(笑)。9J9A4087-2のコピーQ:ラストシーンで、ヒョンドがあんなにも多くの人を殺してでも手に入れたかった“普通の生活”には、どんな価値があると思いますか?また、スターであるジソブさん自身が普通の生活に憧れることはありますか?

普通の生活といっても、それは決して特別なことではないと思います。もちろん私自身は、俳優という職業である限り、たくさん諦めなくてはならない部分もあり、今の状況を極々一般の普通の生活に変えることはできません。しかし、演技をすること、俳優というものを好きでやっているので、自分の中で整理ができています。考え方次第じゃないかなと思いますね。

Q:チ・ヒョンド役を演じるにあたって、特に気をつけたところは?

本当の会社員のように見えるように演じました。暗殺者ということで、カッコよく見せるということではなくて、あくまでも仕事に縛られ、自分の仕事に懐疑を感じていたり、会社に行きながら、ちょっと会社を休みたいなぁ~と思っている、そんな一般の人と同じような会社員に見えればいいなと思いました。

Q:会社員に見えるために気をつけたことは?

まずは、いつもスーツを着ていることです。一般の会社員の人も毎日スーツを変えることはないと思うので、同じようなスーツ(1着なのかなと思えるような)を着ています。

ワイシャツは白を選びました。あと、ちょっと休みたいと思ったときには、ネクタイを緩めますよね。そしてまた仕事に取り掛かるときはネクタイを締めなおす・・・そんなところに気をつかいました。実際に自分もネクタイを締めてみると、本当にもどかしいですね(笑)。

Q:ソ・ジソブさんが、もし俳優ではなく一般の会社員だったとしたら、どんな職業に就いていたと思いますか?

私は、水泳を11年くらいやっていましたので、水泳に関連する仕事に就いていたんじゃないかなと思います。かつて一緒にスポーツをしていた友達も、今は体育の先生や水泳の先生をしていますから。9J9A4049-2のコピーQ:これまでも多くのアクションを演じられていますが、今回も特別に2ヶ月くらい練習をされたそうですが、どんなトレーニングをされたのですか?

劇中に出てくるアクションは、ロシアの特殊部隊が使っている『システマ』というものです。動作は大きくないのですが、とても簡潔に攻めながら相手に致命傷を与える事ができるという、専門家たちが使う技術を要したので2ヶ月くらい練習をしました。この動作は本当に速くて、最初ははたして自分にできるだろうかと思ったくらいです。練習を積んでアクションに臨んだのですが、あまりにも速くてカメラに収めきれなくなり、実際には少しスピードを落として撮影しました。今は、全部忘れちゃいましたけどね(笑)。

Q:たくさんの人を殺していくヒョンドというキャラクターを演じていて、キツイと思ったことはないですか?撮影中はどのように気分転換されていたのですか?

確かに、作品の中では多くの人を殺していますが、それを演じることは俳優として鍛錬ができています。ですから、人を殺さなくてはいけないということよりも、キャラクターに入り込んでいるので、そこから抜け出すことの方が精神的に大変でした。あくまで自分が実際に殺してしまうわけではないですから、演じることの精神的負担はなかったです。幸いにも、この映画を撮り終わってすぐに次のドラマ撮影が始まったので、次のキャラクターにすぐに移ることが出来たのでよかったです。撮影中は、そのキャラクターに入り込んでいる状態を維持することに気を使っているので、気分転換をすることはありません。

Q:撮影中の面白かったこと、または印象に残るエピソードはありますか?

面白いことではなく辛かったエピソードですが、女性の同僚と戦うシーンがあって、実際に彼女をあざになるくらい何回も叩いてしまいました。それがとても辛かったし、その場から逃げ出したい気持ちでした。9J9A4061-2のコピーQ:ソ・ジソブさん自身が気に入っているシーンは?また、そのシーンを観客の方々にどのように観てもらいたいですか?

劇中で、終盤にヒョンドがフンに向かって「幸せに楽しみながら、誰かを愛して生きなさい。」という言葉があるのですが、これはまさに、私が観客の皆さんに伝えたい言葉なのです。すごく幸せを感じながら、楽しみながら仕事をしている人は少ないと思います。ですから皆さんにも、今している仕事を一度振り返ってみて、自分は幸せに楽しみながら出来ているだろうかということを問いかけてみて欲しいと思いました。そういう思いで自分が言いたいと提案したセリフです。誰かに「今、幸せですか?」と問いかけたら、「幸せです!」と答える人はそんなに多くないのではないでしょうか。

Q:本作品の見どころは?俳優ソ・ジソブのここを見て欲しいというところは?

見どころは、アクション、独特な設定、内容から伝わるメッセージですね。俳優ソ・ジソブを見て欲しいというより、映画全体をぜひ観てほしいです。映画を観て、私だけが見えてはいけないと思いますので。

Q:「人生を楽しむ、仕事を楽しむ」ということが、この作品のテーマでもありますが、ソ・ジソブさんが仕事をしていて一番楽しいと思う瞬間は?

俳優としては、その作品のキャラクターだからこそ、この行動をするという演技が自然にできた時、カタルシスを感じて楽しいなと思いますね。

Q:次回作の予定は?また、次回はどのような役をやりたいですか?

現在、次回作は検討中です。今来ているオフォーの中には、アクションもあれば恋愛ものもあります。やりたい役というよりも、あくまでその作品のシナリオ次第ですね。

 韓国で100万人以上が酔いしれた繊細なドラマと激しいアクション・・・作品に惚れ込んで臨んだというソ・ジソブ。一つ一つの質問に、穏やかに丁寧に、そして真摯に答える姿に、俳優としての絶対的な姿勢と、映画『ある会社員』に対する想いが強く伝わってきた。映画の設定は独特ではあるが、その人間が持つ感情や想いは誰でも持つもの。ソ・ジソブが伝えたかったこと・・・ぜひこの映画を観て受け取ってほしい。

STYLIST  HAN HEA YOUN

STYLIST  SHIN HYE RYEON (assist)

HAIR ARTIST CHAE SOO HOON

MAKEUP ARTIST CHOI SHIN HO

ジャケット、シャツ、ズボン、ポケットスクエア、カフスリンク

– DASARTO

『ある会社員』は、61日(土)新宿ピカデリーほかロードショー!

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