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映画『夜明け告げるルーのうた』奇才湯浅監督を感動させた下田翔大の素顔<後編>

2017/5/22 03:04

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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ルーのパパはまんま篠原信一さん
――共演者の方々とのエピソードは?
今回のアフレコって、あまり共演者の方と関わらないんですよ。以前出演したラジオドラマは比較的掛け合いみたいな部分も多かったんですけど、今回の映画の場合、自分のところだけを吹き込んでいくという作業がとても多くて。でも、僕の演じるカイが、一緒にバンドを組む遊歩と国夫っていう同い年の3人がいて、国夫役の斉藤壮馬さん遊歩役の寿美菜子さんと僕で掛け合いするシーンを収録したんです。そこでお二人と初めてお会いしたんですけど「あっ、やっぱりプロは違うな。凄い!」って衝撃を受けて、僕の出番が終わったあとも録音室に残って皆さんのアフレコを見て勉強しました。生のアフレコは、テレビで見るのとは違う凄みがありますね。
芝居は自分が表現したいことを、表情とかたくさんの方法で伝えられますけど、声優さんは声だけでこんなに伝えることができるんだって感動して・・・たぶん、今の僕が芝居をするよりもたくさんの感情を声だけで伝えられていると思います。本当にいい体験でした。


――今回の映画のキャラクターを身近な人に置き換えると?
下田:ルーのパパは、体格からしても、まんま篠原さん(笑)。篠原さんにもお子さんがいらっしゃって、お子さんを思う気持ちもルーのパパに通じるものが感じられて、すごく優しさに溢れてる方でした。


――千鳥(お笑いコンビ)のお二人とは?
会ってないです。映画情報が解禁になってから千鳥のお二人が出演しているのを知ってびっくり。試写を見たらテンポが凄く良くてさすがお笑い芸人さんだと思いました。僕すごく千鳥さん好きなので会いたかったな。

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挑戦したいこと
――透明感のあるさわやかな雰囲気のせいか、心に響く映画やドラマへの出演が多いようですが、今後出演してみたい作品や役柄は?
下田:僕自身はそんな透明感とか感じたことはないんですけど…


――すっごくさわやかですよ
下田: 本当ですか?ありがとうございます。良いところは伸ばしつつ、今までやったことのない雰囲気のキャラクターや役柄にも挑戦してみたいですね。透明感があるっておっしゃっていただいたので、逆にどす黒い、悪い役とか(笑)。
観てる方に印象に残る、個性的だなと感じていただけるような役柄にも挑戦してみたいです。


目標は佐藤健さんとHey!Say!JUMPの山田涼介さん
――俳優として目標とする方、共演してみて凄いと思った方は?
下田:目標は、同じ事務所の先輩の佐藤健さん。小さい頃にテレビで『仮面ライダー電王』を見て、佐藤さんが様々なキャラクターを自由自在に演じ分けられていたのがすごく印象に残っています。僕もどんな役柄でもこなせて、どんな役であろうと観ている人の心に深く印象を残す役者さんになりたいです
共演した方皆さんそれぞれ凄かったので誰を挙げたらいいのか迷いますけど、24時間テレビのドラマで共演させていただいたHey!Say!JUMPの山田涼介さんに特に圧倒されました。


――どういうところに凄さを感じました?
下田:何て表現したらいいのか、自然すぎて怖いぐらいなんです(笑)。現場ってけっこう緊張感があって、ピーンと張りつめていることが多いんですけど、自然体の山田さんがその現場をなごましてくれるんですよね。芝居はもちろん、現場での在り方みたいなものが、とても勉強になりました。山田さんが作り出す現場は、良い雰囲気でありながら、みんなの集中力が高いところで維持できていて、すごいなと思いました。
目指したい方は沢山いますね。もうその方々の良いところを全部盗んで自分のものにしていきたいなって。それが一番のベストな役者という気がするんですけど。

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――映画やドラマ以外で出演してみたい番組は?
下田:よく見てるのは、「しゃべくり007」ですね。あの番組の楽しい空気感に入ってみたい。


――いろいろいじられそうですけど?
下田:ウェルカムです。出られたら奇跡ですね。オファーが来たら泣きますよ。嬉しすぎて。


『君の名は。』ファンも、ジブリ&ピクサーファンも、是非見てほしい
――映画『夜明け告げるルーのうた』はどんな人に見てほしいですか?
下田:『君の名は。』をご覧になった方はそのままこっちも見てほしいですね。ジブリファンもピクサーファンにも喜んでもらえると思います。誰もが思春期を乗り越えてきているので、映画の中でもう一度、あのもどかしい感じを味わってほしいです。思春期や反抗期の真っ只中にいる人には、特に共感してもらえると思いますし、この映画を見て少しでも気が楽になったり、元気になってくれたらしたらいいなって思っています。


 ――ファンの方へのメッセージを
この映画は、自分の思いを伝えるのが一番の主題なので、僕もカイとともに思いをちゃんと伝えようとアフレコしました。自分が感じていた思いを、僕が表現したかったものを是非一緒に感じ取っていただけたら嬉しいです。


☆☆☆☆☆

彼から感じる透明感・清涼感は、彼がまだ中学生だからというのではなく、彼本来の持ち味なのではないだろうか。人間の悲しさや影の部分を理解しつつ、なおかつ透明感あふれていて魅力的。
極上の素材には料理はいらない。インタビューを終えて、湯浅監督が彼を求めた理由がよく分かった気がした。監督が感動したという下田翔大演じるカイという少年の叫びを是非、大スクリーンで見てほしい。映画『夜明け告げるルーのうた』は5月19日から全国公開中。


 映画「夜明け告げるルーのうた」公式HP  http://lunouta.com/

前編~http://ranran-entame.com/movie/47389.html

下田翔大
200279日生まれ、東京都出身。
アミューズ第2回スターキッズオーディション審査員特別賞を受賞。
 映画「くちびるに歌を」(15年)で自閉症の兄を持つ弟・桑原サトル役を好演し、注目を浴びる。
主な出演作は、映画『世田谷区、39丁目』(14年)、24時間テレビドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」(15/NTV)、「ふれなばおちん」(16/NHK BS

 

 

 

 

 

 

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