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2018年11月17日 12:08

【後編】人気演出家・西田大輔の初映画監督作『ONLY SILVER FISH-WATER TANK OF MARY’S ROOM』に出演の松田凌&玉城裕規インタビュー!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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松田凌    玉城裕規

——印象に残っている方は?

松田:皆さん個性豊かで、濃い人が多かったので、この人とあげるのは難しいですが…でも、舞台版でも映画版でもヒロインを務めた皆本麻帆さんは、役者として素晴らしいと思いました。玉ちゃん(玉城)と二人で飲んだ時にも、彼女はすごいと話したぐらい。

玉城:素敵でしたね。いい女優さんだとすごく感じました。

松田:あとは、飲む人が多かった! みんな飲んべえでしたね。

040s

——撮影終わりや稽古終わりで飲みに行かれました?

玉城:撮影終わりはさすがになかったですが、稽古終わりは行ってました。

松田:(映画の)撮影期間中は、時間がタイトだったこともあって何もできなかったので、(舞台の)稽古期間になって急に花開いたっていう感じで(笑)。

玉城:セリフを覚え終わった順に飲みに行く、みたいな(笑)。

松田:何かあるたびに飲みに行ってたよね(笑)。でも、劇中のキャラクターが、もしみんなが飲んべえだったら、もっと仲良くできたのかもしれないなと思いましたよ(笑)。指を指して殺される人を決めるんではなく、乾杯して話しをしてたらもっと平和に終わっていたかもしれない(笑)。

玉城:ことあるごとに、「とりあえず、乾杯する?」ってね(笑)。

051s

——(笑)。では、本作のストーリーにちなんで、「振り返りたい過去(やり直したい過去)」「消したい過去」を教えてください!

玉城:…たくさんありますけど、振り返るというよりやり直すという意味ならば、0歳からです。

松田:あははは。

玉城:もう一回、生き直そう。もう一回、真っ白な状態からスタートしようって思いますね(笑)。

松田:僕は、「消したい過去」で考えたんですが、消すならもう全部消しちゃいたいと思いました(笑)。今まで、悔いがないように、人生を謳歌しようと必死に生きてきたんで、振り返ることも消したいということもこれだというものがないんですよね。だから、もし、過去を消すという状況になるんだったら、もう一層のこと、全部消して0歳からやり直そうかなと(笑)。

玉城:消したいって思うことがあっても、後になってそれがプラスになることもあるしね。

松田:そうなんですよね。消したいこと、振り返りたいことも時間が経てば、ね。

玉城:あの時、それがあったからこその今、なので。

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——では、例えば、0歳からやり直すとしたらどう生きますか?

松田:僕は、27歳(今の松田の年齢)で年収2億は稼いでいるんじゃないかな(笑)。今はお芝居という道に出会い、生きがいがありますが、次に人生をやり直すなら「金」という字に溺れてみようかなと(笑)。この世は全て、俺が買ってやるぞってくらい、欲にまみれて、銭ゲバとしての人生を歩んでみたいと思います(笑)。

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——それはそれで見える世界が変わり、刺激的かもしれません(笑)。

松田:本当ですよ!

玉城:(映画の設定にちなむならば)今の知識があっての0歳からだからね。

松田:それなら、(年収2億は)より可能性があるじゃないですか! そうしたら、僕、3歳から投資学びますよ(笑)。玉ちゃんは、0歳からやり直したら、何になりたいですか?

玉城:とりあえず、たくさん食べる。

松田:それ、今からでもできるやん!(笑)。

玉城:違う違う、成長期に食べてなかったから。成長期に食べてたら、多分、いろいろなところが伸びてた(笑)。だから、あの時、食べておけばよかったなって。あとは、「好き」ってちゃんと言おうってことですね。

松田:あははは、何それ?(笑)。

玉城:好きな人には好きって言わないといけないなって(笑)。

松田:そりゃそうですよ。言葉で伝えられるのは人間だけですからね(笑)。じゃあ、僕たちの来世は「好き」「金」この2文字ですね。

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——ありがとうございます(笑)。それでは、最後に読者へメッセージを。

玉城:この作品は、西田さんの頭の中が具現化さされた作品だと僕は思っています。ぜひとも、その西田さんの頭の中を楽しんでいただけたらと思います。それから、観てくださった方がどう感じたか、すごく気になる作品でもあるので、素直な意見をいただけたら嬉しいです。

松田:自分からかけ離れた世界の話に思えるかもしれませんが、どれかの役柄に共感し得る部分があると思います。皆さんが抱えている謎や悩みを解消するためのヒントや答えが、きっとこの作品にはあると思うので、劇場まで確かめに来てください。きっと、皆さんのそれぞれの謎が解けると思います。

前編~ https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/movie/58183.html

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映画『ONLY SILVER FISH -WATER TANK OF MARY’S ROOM』

出演:松田凌、皆本麻帆、玉城裕規、高柳明音(SKE48)、伊藤裕一、山口大地、小槙まこ、双松桃子、菊地美香、辻本耕志、中村誠治郎、川本成
原作・脚本・監督:西田大輔
音楽:和田俊輔
企画・製作:メディアミックス・ジャパン
配給:ベストブレーン
(C)2018「ONLY SILVER FISH」製作委員会

11月24日(土)よりシネ・リーブル池袋にて公開ほか、全国順次公開

公式サイト www.mmj-pro.co.jp/onlysilverfish

公式Twitter @onlysilberfish

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■ストーリー
人里から離れた古い洋館。
その屋敷に置かれた大きな水槽の中には、ONLY SILVER FISHと呼ばれる1匹の魚がいる。
そこに集まった、黒ネクタイの男(松田凌)、ネックレスの女(皆本麻帆)、白ネクタイの男(玉城裕規)、チョーカーの女(高柳明音)ら、名前も素性もわからない十数名の男女。
そしてその中の一人が持っていた招待状には、次のような謎の言葉が…。
「ようこそ。消したい過去のある皆様へ。取り戻すことのできない過去を取り戻す幸運さをその魚は知っている。但し、その魚の名を当てる事が出来れば、一度だけ、過去を振り返ることができる」
そして、それぞれが持っている招待状の指令によって、一人、また一人とその場にいる人間が消されていく。
なぜそんな不条理な連続殺人事件が起きるのか?
なぜ彼らは洋館に集められたのか?
恐るべき陰謀による、時空を超えた命がけのゲームが、今、始まる!

■プロフィール
黒ネクタイの男:松田凌 Ryo Matsuda
1991年9月13日生まれ。2012年、ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一篇で初舞台にして初主演を飾る。以後、同シリーズや『Messiahメサイア』シリーズ等数々の舞台に出演し人気を博し、主演舞台の公演は毎回完売し、6,000人~15,000人を動員する。2013年、「仮面ライダー鎧武/ガイム」(EX)に城乃内秀保/仮面ライダーグリドン役で出演し、2017年1月のドラマ『男水!』ではドラマ初主演を務める。主な映画出演作は、『メサイア-漆黒ノ章-』(2013)、『ライチ☆光クラブ』(2015)など。

白ネクタイの男:玉城裕規 Yuki Tamaki
1985年12月17日生まれ。2011年の舞台『少年ハリウッド』で伊達竜之介役を好演し注目をあびる。翌年、舞台『弱虫ペダル』東堂尽八役で人気を博し、2017年のドラマ「弱虫ペダルSeason2」にも同役で出演。舞台『ライチ☆光クラブ』では、作中で「奇人で変人」と描かれているジャイボ役を演じきる。辻仁成氏の初の脚本・演出作品『海峡の光』では同性愛者の役を演じ、大ヒットコミックの舞台『曇天に笑う』等で主演を務める他、2018年は、映画『ゼニガタ』や『一人の息子』に出演するなど、幅広く活躍している。

■ヘアメイク、衣装
衣装:瓢子ちあき、ヘアメイク:<松田凌さん>堀口有紀、<玉城裕規さん>泉脇崇(Lomalia)

取材写真撮影:篭原和也

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プレゼント
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<応募方法>
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<応募締切>
2018年 11月26日(月)23時59分
<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりTwitterのダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
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