【前編】佐野岳、パラレルワールドを奔走する主人公に「自分と重なるところが多い」主演映画『ふたつの昨日と僕の未来』インタビュー

2018/12/22 11:54

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主人公の鎧武役や、大ヒット連続ドラマ『陸王』では竹内涼真演じる茂木裕人のライバル・毛塚直之役で知られる佐野岳が主演する映画『ふたつの昨日と僕の未来』が1222日より全国公開される。本作は、愛媛を舞台に、現実世界とパラレルワールドを奔走しながら自分の行き方を見つける若者の姿を描いたファンタジー作品。マラソンランナーとしてオリンピックを目指していたものの、怪我から断念し、地元の市役所で無気力な日々を過ごす海斗を佐野が演じる。マラソンランナーとして成功して英雄となっているパラレルワールドと、現実の世界の間で葛藤する海斗を熱演した佐野に、本作への思い、撮影の裏話を聞いた。

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——初めて台本を読んだときのご感想をお聞かせください

人の成長を描きながらもファンタジー要素が含まれているストーリーで、どんな壮大な作品になるんだろうとワクワクしました。パラレルワールドについて細かな説明があるわけでもない。その先にある答えが提示されるわけでもない。正解も不正解もない。一歩、前に踏み出していく主人公の物語なのですが、これをどう演じていけばいいのだろうという好奇心もありました。ただ、物語の最終的な着地点までの道筋は、大森(研一)監督と相談しながらやっていかないといけないなとも感じました。

いざ、撮影が始まったら、最初に監督からパラレルワールドの海斗の年表と現実世界での年表をいただいたので、何がどう進行して“現在”の海斗になったのかがすんなりと入ってきてすごく助かりました。

——映画を拝見させていただきましたが、ファンタジックなのにリアルに描かれていて、不思議な世界観が広がった作品だというのが第一印象でした。

そうなんです。撮影中はあまり感じなかったんですが、完成した作品を観たら、こんなにもリアルな世界を描いていたんだと僕も驚きました。リアルでありながらも、パラレルワールドというファンタジーの要素が出てくるので、確かに不思議な感覚にもなりますが、それがこの作品の魅力でもあると思います。

010s

——海斗の職場の人間、そして周りの人間は現実世界とパラレルワールドでは海斗に対する接し方がかなり違いますよね。ランナーとしての活躍の有無だけで環境が変わってくるというのは、怖いことでもあると感じました。

そうですね。現実的世界の、夢が破れた海斗はそういう周りの人間の反応をたくさん観続けてきたから、無気力な人間になったのかもしれません。そりゃ、あんなに腐りますよね(笑)。

——(笑)。現実世界の海斗とパラレルワールドの海斗は、同じ人物ではありますが、環境は大きく違う世界にいます。キャラクター性の違いを意識して演じ分けされましたか?

もちろん、現実世界の海斗が持つ記憶とパラレルワールドの海斗の記憶には違いがあるので、多少違ったキャラクター性を持った人間に見える瞬間はあると思います。でも、僕自身は、「別世界に行き、もう一人の自分と触れることによって、さらに本来の自分を知ることになる」ということを大前提に考えて演じていました。だから、意識的に変えたつもりはなく、同じ海斗を演じていたつもりです。

ただ、記憶の中で混乱して動じている海斗と、記憶を素直に受け止めて別世界に存在している海斗というのはまた違うと思うので、そういったニュアンスの違いは常に監督と相談しながら演じていました。

043s

——撮影で一番、苦労されたのは?

方言です。

——佐野さんは、愛知のご出身ですよね? 普段は標準語で話されているんですか?

地元に帰ったときや、同郷の人がいるときには愛知の言葉も出ますが、基本的には標準語ですね。この作品の舞台は愛媛県なので、セリフはすべて伊予弁だったのですが、伊予弁には微妙なイントネーションも多くて、そこが難しかったです。愛媛の方に撮影をお手伝いいただく機会も多かったので、そういったときに教えていただいたり、大森監督が愛媛のご出身なので監督からも教えていただきました。

その甲斐があってか、愛媛で先行上映されたときには、地元の方からも「(方言に)違和感がなかった」という感想をいただけたので、ホッとしました。

047s

——先行上映では、他にどんな感想が聞かれましたか?

映画が終わったら、拍手が起こるんですよ。舞台だとカーテンコールで拍手をいただくことはありますが、映画館で拍手が起こることはなかなかないことなので、すごく嬉しかったですね。それから、やはり不思議な感覚だったという感想も多かったようです。パラレルワールドを描いている作品を観た後に、映画館を出たらその不思議な世界観の景色が目の前に広がっているわけですから(笑)。それは混乱しますよね。

——確かにそうですね(笑)。では、海斗というキャラクターとご自身が似ているところは?

僕は子どもの頃からサッカーをやっていたので、ケガなど自分ではどうにもならない悔しさや挫折を味わったことがあります。だから、海斗が期待を裏切ったと思い込み、自暴自棄になったという気持ちはよくわかります。それから、答えのないものに手探りで突き進んでいく姿も、今の自分と重なるところも多く、そういった意味では等身大に近い役柄だったと思います。

——演じやすい役柄でしたか?

そうですね。最近はちょっと変わった役を演じることが多かったんですが、今回の海斗は久しぶりに自分と近い、等身大な役だと思いましたし、入りやすくはありました。

後半に続く~

031s

映画『ふたつの昨日と僕の未来』

出演:佐野岳、相楽樹、菅谷哲也、菅野莉央、鶴見萌、久保田悠来、宮地真緒、榎木孝明(特別出演)、神保悟志、岩本多代
監督・脚本:大森研一
脚本:福田卓郎
主題歌:水樹奈々「サーチライト」(キングレコード)
企画制作:ハートネットワーク、大森研一
制作:「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会
C2018 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会


1222日(土)よりシネマート新宿ほかで全国順次ロードショー

公式サイト http://futaboku.com/

公式ツイッター @futaboku_m

ヘア&メイク:富永智子  スタイリスト:菊池陽之介

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プレゼント
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<応募締切>
2019年1月7日(月)23時59分

<当選発表>
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