取材:記事・写真/RanRanEntertainment
——ランナー役も続いていますね。2017年10月期に放送された、日曜劇場『陸王』(TBSテレビ系)でもランナー役でご出演されていました。
実は、『ふたつの昨日と僕の未来』は『陸王』のすぐ後に撮影したんです。肉体面でも精神面でもランナーとして作り込んだ後だったので、この作品でも「ランナーである」という説得力は出せたんじゃないかなと思います。
——撮影で一番印象に残ったことは?
「新居浜太鼓祭り」のシーンはすごかったです。撮影当日は、グラウンドに中筋太鼓台と上原太鼓台という2台の太鼓を用意していただき、1000人以上ものエキストラの方にも集まっていただいて、みんなであのシーンを作り上げました。とにかく迫力がすごかったです。エキストラの方々やお手伝いしてくださった方たちにもご挨拶させていただきましたが、感謝の気持ちでいっぱいでした。
——共演者の相楽さんの印象は?
実は今回、2回目の共演なんです。なので、最初から安心感を持って撮影に臨めました。撮影がオールアップした後に、僕は直島という香川県の島を観光しようと思っていたのですが、相楽さんも行ったことがあるそうで、撮影中は直島についての話をよくしていましたね。直島はアートの島と呼ばれている場所なのですが、相良さんはそこで、安藤忠雄の作品をご覧になったそうで、「すごく良かったよ」と。
——撮影はオール愛媛ロケだったのですか?
そうです。約2週間、愛媛県で撮影してました。
——愛媛はいかがでしたか?
空気も美味しいし、人も暖かいし、ご飯も美味しくて、とても素晴らしい場所でした。行きつけのお店もできて、地元の方と触れ合うこともできました。その地域で生きている人の生き方に間近に触れ、感じていたので、それも役作りの役立ったと思います。
——愛媛での一番の思い出というと?
愛媛県新居浜市の郷土料理である「ふぐざく」は、めちゃめちゃ美味しかったです。フグの切り身や皮をポン酢ともみじおろしで味付けしたものなのですが、いろいろなお店のものを食べ比べて、お気に入りのお店を見つけました。今度は旅行で行きたいと思っています。
——とても美味しそうなお料理ですね。ところで、本作の中で、海斗は物語の最後に現実の世界かパラレルワールドかを選ばなければいけないわけですが、佐野さんご自身は海斗の選択をどう感じましたか?
この映画に携わる前と、撮影を終えた後では、考えが大きく変わりました。今は、現状を受け入れることはすごく大切なことでもあると思うようになりました。この映画は、そういう意味でも、観てくださった方の背中を押してあげられるような作品になっているかなと思います。
——撮影中、大森監督からはどのようなディレクションがありましたか?
あまり分かりやすく演じなくていいと言われたことが印象に残っています。例えば、海斗の記憶が混在しているシーンでは、驚いてみせるよりも、驚いているのか受け入れているのか分からないように演じてくれと言われました。そういった微妙で細かなニュアンスでどちらにでもとれるというシーンは多かったように感じます。
でも、監督は細々と指示をするよりも、委ねてくれる方だったので、自分自身も臆することなく、思うように演じられたと思います。
——海斗にとってはマラソン大会を開催するのが一つの夢ですが、佐野さんご自身の夢や目標は?
小さい頃から忍者になるのが夢だったので、いずれはハリウッド映画で忍者役をやってみたいです。夢は大きく
——忍者! 佐野さんは運動神経も抜群ですし、これまでにも素晴らしいアクションを披露されているので、忍者役はぜひ観たいです!
まずは日本で根を張って、しっかりとやって…。今、殺陣やアクロバットの練習もしています。何かオファーが来た時にも困らないように、引き出しが多くなるようにアクションの練習も常にしています。
ハリウッドです。
——アクションバリバリの佐野さんも楽しみです! では、本作にちなんで、もしも、佐野さんが自分の好きなパラレルワールドに行けるとしたら、どのようなパラレルワールドを想像しますか?
…難しいですね…留学はしたいですね。
——留学をしてどんなことをされたいんですか?
英語を学んで、いろいろなところに旅したいです。
——旅行がお好きなんですか?
はい。これまでにもインドやタイ、台湾、韓国、アメリカ、それからこの間はお仕事でスペインにも行かせていただきました。
——留学するとしたらどこに行きたいんですか?
LAです。去年の夏に行ったんですが、その時に、しっくりきました。自然が多いのも魅力的です。
——ありがとうございました。では、改めて作品の見どころを。
この映画は繋がりの大切さを描いている作品です。今は、携帯で誰とでも簡単に繋がれる時代ですが、こんな時代だからこそ、この映画を通して、本当の意味での繋がりというものを感じていただければと思います。
そして、ご覧いただいた方が、海斗の立場に立った時にどうするのか、ぜひ聞いてみたいです。自分ならどうするのかを考えながら、この映画を見ていただけたら嬉しいです!
前編~https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/movie/58697.html
映画『ふたつの昨日と僕の未来』
出演:佐野岳、相楽樹、菅谷哲也、菅野莉央、鶴見萌、久保田悠来、宮地真緒、榎木孝明(特別出演)、神保悟志、岩本多代
監督・脚本:大森研一
脚本:福田卓郎
主題歌:水樹奈々「サーチライト」(キングレコード)
企画制作:ハートネットワーク、大森研一
制作:「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会
(C)2018 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会
12月22日(土)よりシネマート新宿ほかで全国順次ロードショー
公式サイト http://futaboku.com/
公式ツイッター @futaboku_m
ヘア&メイク:富永智子 スタイリスト:菊池陽之介
プレゼント
今回、ランランエンタメではサイン入りチェキを2名様にプレゼントいたします!どしどしご応募ください。
<応募方法>
(1)ランランエンタメの公式Twitterアカウント「https://twitter.com/ranranentame」をフォローする
(2)プレゼント告知ツイートをリツイートする
(3)ダイレクトメッセージで申し込む
①希望
②お名前
③ご意見ご希望
をご記入頂きご応募ください。
<応募締切>
2019年1月7日(月)23時59分
<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりTwitterのダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
<ご応募について>
※リツイートは、公式リツイートに限定させていただきます。
※Twitterアカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため、応募対象外となります。
※ご応募後のキャンセル、変更、返品、お届先の変更はできかねますので、ご了承ください。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
<商品発送について>
※商品の配送は日本国内のみとさせていただきます。お届け日は、指定できません。
※当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
<注意事項>
※プレゼントの応募によりお預かりした個人情報は商品の発送にのみ使用いたします。
※ご当選の権利は第三者への譲渡や現金とのお引き換えはできません。
※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。