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2019年2月11日 06:05

【後編】モナコ国際映画祭でエンジャルピースアワードを受賞! 映画『笑顔の向こうに』で初ヒロインに挑む、安田聖愛インタビュー

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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——撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

皆さん、優しかったです! (患者役の)丹古母鬼馬二さんは、笑わせるようなことをたくさん言っていて(笑)。楽しかったです。

——本作の撮影を経て、ご自身の中で一番成長を感じるのはどんなところですか?

撮影は9日間だったんですが、キャストの中で私が唯一、ほかのキャストさん全員とお会いしているんです。毎日現場にいて、先輩の背中を見させていただくことが多かった現場なので、たくさんのことを学べました。お芝居はもちろん、現場でどう居るべきかとか、スタッフさんへの接し方とか、本当にいっぱい勉強させていただいたので、自分に後輩ができたときには今回ご一緒した方たちのような先輩になれるように頑張ろうと思いました。

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——本作では、仕事で失敗したり悩んだりしながら成長していく真夏が描かれていますが、安田さんご自身が悩んだり、立ち止まったりしたときは、どうやって前に進みますか?

お仕事で悩んだときは先輩に真っ先に相談します。それで、先輩の意見をもらってから、自分で色々と考えます。軽い悩みだったら、自分の中で解決できるんですが、大きな悩みは一回、自分から出さないと解決できないんです。だから、人に相談することで、「出す」という作業をします。

——どちらかというと、色々と悩むタイプですか?

深刻な悩みは多くないですが、ちょっとしたことでよく悩んでます(笑)。

——それは例えば、どんなことで?

役柄についてもそうですし、現場でのコミュニケーションの取り方とか、人見知りなので何を話したらいいんだろうとか…。私の中で「私と接した人に嫌な思いをさせない」と決めているので、こうしたら嫌かな、あれは嫌かなということを頭の中で常に考えてしまっています。

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——本作は、安田さんにとって2019年最初の映画出演になりますね。2018年を改めて振り返っていただき、どんな年だったと感じますか?

勉強と成長の年だったって思います。この映画の現場もそうですが、11月には舞台もやらせていただいて、たくさん勉強になりました。舞台は、メンタル的にも体力的に大変で、鍛えられたと思います。舞台に向けてはジムにも通っていたので、体力もついたかなと思いますし、そういった面でも成長したなと感じます。

——2019年の目標は?

ジム通いは、舞台のお稽古中や本番中は行くことができなかったので、また通って体を引き締めたいなって思ってます(笑)。それから、仕事に対してもストイックに挑戦していきたいと思っています。

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——女優として目指すところは?

好きな女優さんはたくさんいますが、あえて「この人のようになりたい」という目標は作らないようにしています。私がその人になれるわけではないので、悔しくなっちゃいそうで。なので、目標としている人はいませんが、どんな役でも演じられて、シリアスなものからコメディまで幅広く活躍できる女優になりたいです。

——プライベートでの豊富は?

毎年言っていますが(笑)、フェスに行くことです! 私、バンドとかがすごく好きなんですが、なかなかフェスに行くことができなくて…来年こそ行きたいです。

——どんな音楽が好きなんですか?

一番好きなのは「RADWIMPS」です! 小学校6年生ぐらいからずっと好きで、ずっと聴いてます。

——ありがとうございました! 最後に、読者へのメッセージを。

実はこの作品には、たくさんの豪華キャストが出ています。こんなところにこんな人が出ているんだ! って驚くと思います! 流し見しちゃうと見落としてしまうと思うので、見逃さないでくださいね。それから、真夏と大地の新人としての頑張りや、二人の関係がどう変わっていくのかにも注目してもらえると嬉しいです。

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映画『笑顔の向こうに』

出演:高杉真宙、安田聖愛、辻本祐樹、西方凌、濱田英里、ayanonono、木村祐一、大出俊、池田鉄洋、佐藤藍子、聡太郎、阿部祐二、善知鳥いお、中村昌也、阿部桃子、熊切あさ美、藤田朋子、丹古母鬼馬二、児島美ゆき、太平サブロー、中山秀征(特別出演)、秋吉久美子、松原智恵子
原案・製作総指揮:瀬古口精良
監修:8020運動30周年記念事業映画製作チーム
脚本:川﨑龍太
監督:榎本二郎
主題歌:HANDSIGN「ふたりのサイン」(ユニバーサルミュージック)
制作:テンダープロ
製作:公益社団法人日本歯科医師会
C)公益社団法人日本歯科医師会
 215日(金)より全国のイオンシネマにて全国公開

 公式サイト https://egao-mukou.jp/

 【あらすじ】
洗練された美しい歯を作ると評価が高く、容姿も淡麗で“王子”と呼ばれるほどの若手歯科技工士の大地(高杉真宙)は、新人歯科衛生士として東京郊外のデンタルクリニックで働き始めた幼なじみの真夏(安田聖愛)と偶然再会する。
個性あふれるクリニックの院長(木村祐一)や歯科医師(辻本祐樹)などからの信頼も厚い大地だったが、金沢で歯科技工所を営む父親(池田鉄洋)に否定され、同時期に義歯を提供した患者(丹古母鬼馬二)にも自分の歯形と合わないと突き返されてしまう。落ち込んでいる大地を励ましてくれる真夏とも喧嘩をしてしまい…。

 

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