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【後編】恒松祐里、白石和彌監督最新作は「少しずつ前に歩んでいく物語」 映画『凪待ち』インタビュー

2019/6/12 05:31

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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——今回、恒松さんが演じた美波は、家族関係が複雑で、東北に来る前には引きこもりだったという、演じるのが難しい設定の役どころでした。撮影で苦労したことは?

皆さん、とても優しくしてくださったので現場はすごく楽しかったんですが、役の心境をつかむのには苦労しました。15歳でお母さんが殺されてしまう経験をしてしまって、どこに怒りやモヤモヤを当てたらいいかわからないという役だったので、そこがすごく難しかったです。

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——演じる上で、どんなことを意識されていましたか?

一番意識したところは、お母さんが生きている時と、亡くなってしまった後でお芝居を変えたことです。美波は、その前後で両極端な心境になっていると思ったので、そこは意識して自分の中で作りました。撮影は物語通りじゃなくてバラバラに撮っていったので、お母さんが死んじゃったシーンの後に、お母さんとの食卓のシーンがあったりしたんですよ(笑)。なので、意識して気持ちの流れを作ってから現場に入るようにしていました。それから、香取さんが演じられた郁男や、西田さんが演じたお母さん、吉澤さんのおじいちゃんとの関係性は、撮影以外の場でも意識していました。自然に演じられるように、よりその場で息ができるように、普段から家族みたいな関係になろうと思っていました。

——なるほど。確かに、香取さんと西田さんと一緒にレストランで食事するシーンでもすごく自然な会話が印象的でした。台本がないのかなって思うほどでした。

あのセリフはその場で私が考えたものだったんですよ! でも、石巻の現場に入ってから、早い段階で家族的な雰囲気が出来上がっていたので、自然になったんだと思います。普段からの空気感がお芝居に出るなって改めて感じました。

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——劇中では、石巻の震災を経験した土地特有の空気感も映し出されていて、それも印象的でした。

そうですね。実際に石巻でのオールロケだったので、その場の空気感やゆったりした時の流れ、海が近いからこその風というのを感じながら演じることができたと思います。やっぱり、映像で観てもすごく綺麗ですよね。ロケ地としてお借りしたおじいちゃんの家も眺めがすごく良くて、素敵な場所でした。

劇中に、高台に登ってそこから見下ろすシーンがあるんですが、そのシーンを撮影した時に私自身も初めて、震災の被害が大きかった場所に行ったんです。なので、すごく衝撃を受けました。美波もそうですが、私自身も小学生の時に震災があったので、あまり実感がないまま大人になってしまってたんです。美波も高台からの景色を見て、感じるものがあったと思っています。今まで自分の人生で震災と関わることがあまりなかったので、今回、この作品で初めて現地に行って学んだことがたくさんありました。

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——ところで、本作が「愛」と「再生」をテーマにしていることにちなんで、恒松さんが今、「愛している」もの(ハマっているもの)と「再生」したい(新しく始めよう)と思っていることを教えてください。

愛しているものは、私が飼っている愛猫のチャーリーです! 石巻ロケに行っていた時は離れ離れだったので、久々に地方ロケから帰って来たらすごく甘えてくれて、その日の夜は一緒に寝てくれたんですよ。それがすごく愛おしくて、改めて大切な存在だなって思いました。それが今、一番愛しているものです!

新しく始めたいことは、今年、20歳になったということもあって、たくさん旅行に行きたいです。まだまだ見たことないところがたくさんあるので、いろいろな場所に行ってみたいですね。お仕事の面でいうと、今まで舞台に出演したことがないので、舞台やミュージカルに出演したいと思っています。大好きなんですよ! なので、今、歌にも挑戦しています。

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——舞台でそのお姿を拝見するのも楽しみです。では、最後に改めて作品の見どころを。

本作はしっかりと人間を描いている作品だと思います。香取さん演じる郁男がどん底まで堕ちて、そこから、周りの人たちの助けを得て、少しずつ前に歩んでいく物語がメインとなっていますが、その中には私が演じる美波の成長があったり、周りの人間たちの苦悩や葛藤も描かれています。悩みや葛藤を誰にも言えず、悪いルーティーンにハマってしまうということは、皆さん、郁男ほどひどい状態じゃないにしても、どこかしらであると思うので、どん底に堕ちても這い上がれるんだと思ってもらえたら嬉しいです。

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【あらすじ】
人生につまずき落ちぶれた男の喪失と再生を描く、魂震わす物語。
香取慎吾が演じるのは、パートナーの女性とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻市で再出発しようとする男・郁男。
平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう——


映画『凪待ち』
監督:白石和彌
脚本:加藤正人
出演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー


6月28日(金)より全国公開

ワンピース¥45,000(マイリ/マイリ☎︎06-6684-9166)
メイク:横山雷志郎
スタイリスト:杉浦優


(文・嶋田真己/写真・早川善博)

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2019年7月1日23時59分

<当選発表>
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