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2021年3月8日 17:00

【前編】宮下かな子インタビュー! 映画『ブレイブ―群青戦記―』で挑んだ初アクション「とにかく全力で頑張りました」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

戦国時代にタイムスリップしたスポーツ強豪校の高校生アスリートたちが、「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして生死を賭けた戦いに挑む姿を描いた映画『ブレイブ -群青戦記-』が3月12日(金)から公開される。主人公・西野蒼役を演じるのは新田真剣佑。監督は『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』『PSYCO-PASS サイコパス』シリーズの本広克行が務める。数多くの部活動に励む高校生が登場する中、薙刀部の部長・今井慶子役を演じる宮下かな子に、撮影現場の裏話や見どころ、さらには女優としての目標などを聞いた。

 

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――本作の出演が決まったときの心境から聞かせてください。

本広監督からお話をいただき、まずは「私が高校生をやっていいんですか?」と(笑)。年齢的にも、きっとこれが(高校生を演じるのは)最後になると思いながら、全力で演じさせていただきました。

――原作はお読みになりましたか?

はい、お話をいただいた後に読ませていただいて、武士と高校生が戦うという、あまりない展開にすごくワクワクしました。それぞれのキャラクターも立っていて、部活を活かした戦闘方法が面白くて引き込まれました。

――今回、薙刀部の部長という役どころでしたが、撮影前に薙刀の練習もしたんですか?

アクションシーン自体が初めてだったので、アクションの練習を撮影の3ヶ月くらい前から始めて、2ヶ月前から薙刀の稽古をしましたが、とにかく大変でした(苦笑)。部長という立場だったので、他の部員よりもうまくできるようになっていたいと思って、プロの先生の指導を受けて基本の型を練習したり、試合の動画を見て勉強したり、毎朝5時に起きて、近くの公園で素振りをしたりしていました(笑)。撮影も、とにかく全力で頑張りましたが、反省点もいっぱいあります。まだまだですね。

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――では、今井慶子という役を演じるにあたっては、どんなところを意識しましたか?

私は、原作があるときはそれを最大限リスペクトしているので、まず外見から寄せたいなと思って、髪を30センチほどバッサリ切りました。原作の慶子は、口調が男勝りで、強い女性という印象だったのですが、私はそういったタイプの女性を演じたことがなかったので、彼女がどうしてそういった強い口調を使うようになったのかを意識はしました。それで、部長としての責任感や勝敗のつくスポーツをずっとやっているからこその強さなのかなと思ったので、現場では部員役のみんなと部活動っぽい関係性を築けるようにコミュニケーションを取るように心がけました。

――撮影中は、部活ごとに一緒にいることが多かったんですか?

そうなんです。それは薙刀部だけじゃなくて、全部の部がそうでした。アメフト部はアメフト部で固まって座っていましたし、野球部は野球部でみんな一緒にいる(笑)。撮影前には、それぞれの部で円陣を組んで気合いを入れるので、あちこちから雄叫びが聞こえてきてました(笑)。薙刀部も、撮影前はストレッチから始めて、みんなで鉈を振る練習をして、「よろしくお願いします!」という挨拶をするところからスタートしました。

――普通の撮影現場とはちょっと違った雰囲気ですね(笑)。

そうですね(笑)。私も他の現場ではこういう雰囲気は経験したことがなかったので、あまりない撮影前の風景でしたが、でも、それも楽しかったです。

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――アクションシーンは今回、初めてだったとおっしゃっていましたが、実際にやってみてどんなところに苦労しましたか?

自分が思っている以上に動けないことですね(苦笑)。それから、ただ振りを覚えるだけじゃないんだなということがわかって、勉強になりました。私は、まずはこう動いて、次はこうしてと自分の動きだけを考えていたのですが、相手がいることなので、相手を見て、流れの中で動くことが大切だと気づきました。

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――撮影で一番印象に残っているシーンは?

冒頭の長回しのアクションシーンはすごく印象に残っています。クランクイン初日に最初に撮影したのが、あのアクションシーンでした。カットせずに一連で撮影するということだったので、みんなで気持ちを一つにして、途切れないように意識しながら身を引き締めて頑張りました。以前からお世話になっているスタッフさんもたくさんいらしたので、「アクションシーンでは、歯を食いしばると笑っているように見えてしまうから、口を閉じたほうがいいんだよ」とか、撮影する上でのアクションの基本も教えていただいた撮影でした。

――共演者の方々の印象も教えてください。瀬野遥役の山崎紘菜さんとは一緒のシーンが多かったと思いますが、山崎さんの印象は?

すごく真っ直ぐで、芯が通っている女性だと感じました。撮影中も、私の相談にも気軽に乗ってくださって、すごく優しく教えてくださいました。

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――主演の新田さんはいかがでしたか?

タイムスリップする前の世界で集合写真を撮るシーンでご一緒したのですが、その時は本広監督からは「長回しで撮るから、そのクラスの雰囲気で自由にやってください」という指示だけだったんです。それで、どうしたらいいのかとみんなが緊張していたのですが、新田さんが声をかけてくださって、それで場の空気が和んだのが印象的でした。(今作で新田が演じた)西野蒼は自信のない男の子の役でしたが、その時は、主演としてみんなを引っ張っていってくださっているのを感じて、すごい方だなと改めて感じました。

――今回は、同じ事務所の先輩である三浦春馬さん、鈴木仁さん、渡邊圭祐さんもいらっしゃいましたが、同じ事務所の仲間が多い現場は心強かったのではないですか?

はい。特に渡邊くんは、同じ東北出身という共通点があるので、私はどこか仲間意識を感じています。現場に入る前にお芝居の悩みをご相談させていただいた時に、「全力で馬鹿みたいなことをやれるっていいよね」とおっしゃっていたのが印象的で、私にはすごく心に刺さりました。

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後編~https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/movie/73642.html

映画『ブレイブ -群青戦記-』が3月12日(金)から公開!

 

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