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2024年5月14日 23:16

草彅剛、清原果耶 父娘役を演じる!草彅「素敵で優しい娘」 清原「ユーモアに溢れた優しいお父さんでした」 映画『碁盤斬り』大ヒット祈願イベント

映画『碁盤斬り』(5月17日全国公開)の大ヒット祈願イベントが5月14日(火)、東京・赤城神社にて行われ、主演の草彅剛、清原果耶、白石和彌監督が出席した。本殿でのご祈祷後の囲み取材では、“父と娘”で臨んだイベントの感想や、大きな話題となったポスタービジュアルについて語るなど、終始和やかなイベントとなった。

草彅は「天気が素晴らしくて、すごく爽やかな気持ちでご祈祷しました。天もこの作品を応援してくれているのかなと。みんなが応援してくれている感じがして、幸せな気持ちになりました」とご祈祷の感想を語った。清原も「草彅さん、監督とみんなでご祈祷できて、純粋にうれしいなという気持ちと、もうすぐ映画が始まるんだなという緊張感がありました」とコメント。白石監督も「公開直前はやっぱりヒリヒリするんですけれど、赤城神社はすごく綺麗で、なんか背筋が伸びる感じがしました。天気もよくて晴れ晴れとした気分になれたのがすごく良かったと思います」と笑顔を見せた。

映画のポスターが「草彅とは分からない!」と話題になっていることについて、草彅は「褒められているのかな?」とニヤリ。ポスターに写る自分の姿を見つめながら「確かに、役に入っている僕は違うんでね。これは、清原さん演じる”かよ”を…」と話したところで清原から「かよ?誰のことですか?お絹です(笑)」とのツッコミが。苦笑いの草彅は「お絹を守ろうとしている父の顔です。監督も時代劇初メガホン。僕も初めての顔をみなさんにスクリーンでお見せできると思うので、楽しみにしていただきたいという“座長”の顔。僕は違う顔をしているよという代表的な顔です」と表情に込めた想いを解説した。清原も「日本の映画ではあまり見られないポスター。すごく迫力があって素敵です」と父・草彅の姿を絶賛。草彅は「迫力・剛です」と、この日もキャッチーなコメントを連発し、取材陣をよろこばせていた。

ご祈祷では「あまりたくさん欲張ってお祈りすると、神様に怒られそうなので『よろしくお願いします』ということだけどご祈祷しました」と切り出した草彅。続けて「でも、どこかでたくさんの人が来てくれればいいなという、下心もちょっと出ていた気もします」と正直に告白して笑いを誘う中、「エンターテインメントとして娯楽映画として楽しめる作品となっているので、本当にたくさんの人に伝わればいいなという気持ちでご祈祷しました」とも明かした。草彅と同様、たくさんの方に映画を観に来て欲しいと願ったという清原は「よろしくお願いします、ということと、公開初日まで誰も体調を崩しませんように、とお願いしました」と柔らかな笑みを浮かべた。

本作で初共演を果たした草彅と清原。草彅は「(清原は)素敵で、最初は僕の娘でいいのかなって思ってしまいました。優しさとかも会ってみないと分からないですから。会ってみて、優しい娘だなって思いました」と清原を称賛。清原は「父娘でご一緒させていただけることがすごくうれしくて。寡黙な方と勝手な想像を抱いていたけれど、実際にお会いしてみるとユーモアに溢れた優しいお父さんでした」と振り返り、お互いに顔を見合わせて「ありがとうございます」と深々とお辞儀。素敵な父娘のムードを漂わせた。

脚本を読んだ時、江戸時代に住みたいと語っていた草彅。その理由を問われると「すごく華やか。お祭りとかも現代とはちょっと違うのかな、行ってみたいなって。桜の下で囲碁を打つシーンとかすごく気持ちよくて。華やかで素敵な時代と感じたので行ってみたいと思いました」と回答。江戸時代でなりたい職業は「ジーンズを作りたいです。デニム職人」と草彅らしい答えを披露。江戸時代に行ったら「僕だけが知ってることがいっぱいある。ヒット曲も先に作っちゃってね。斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』とか、あいみょんの『マリーゴールド』とか。自分がその時代に行って先に作って。ギターも持っていきたい!まさしく、ギター侍か『残念!』ってね。古いかな(笑)」と大笑いする草彅に、取材陣の笑いも止まらなかった。

日本だけでなく海外でも時代劇が改めて注目され、作品が作り続けられている状況を踏まえつつ、時代劇の思いを訊かれた草彅は「光栄なことに、イタリアでは早くも賞をいただいて、海外の人にも評価していただいて。誠にうれしい次第です。(映画館への)足が遠のいているとか、若い子が時代劇離れしているとか、そういう話も耳にするけれど、やっぱり時代劇って日本の文化だから、それに出展することも本当にうれしいし、日本が作る時代劇を絶やしたくない。今回、この作品をやってみて、京都の職人さんとか東京のスタッフの方と、昔のよいものと今のいいものをきちんと融合させて、今でしか作れない時代劇を作れたと思っています。日本のみならず、海外の方にも観てもらいたいです。時代劇だからこそ伝わる楽しさもあると思います。(公開は)あと3日後ですけれど、観ていただきたいなという気持ちです」と幅広い方に楽しんでもらいたい映画だとしっかりアピールした。

映画『碁盤斬り』5月17日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他にて全国公開
配給:キノフィルムズ  ©2024「碁盤斬り」製作委員会

 

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