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2024年6月27日 12:00

27年ぶり映画主演・堂本剛 映画『まる』 綾野剛・吉岡里帆・森崎ウィン・小林聡美 出演決定&コメント到着

主演・堂本剛×監督・脚本 荻上直⼦による映画『まる』(アスミック・エース製作・配給)が10⽉に公開される。KinKi Kidsとして国⺠的スターの顔を持ち、ソロとしても独⾃の道を切り開く堂本剛が、27年ぶりに待望の映画主演を果たす。監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「⾃分が必要とされている役なら」と⼼を動かされ出演に⾄った。堂本が演じるのは、美⼤卒だがアートで⾝を⽴てられず、⼈気現代美術家のアシスタントをしている男・沢⽥。独⽴する気配もなければ、そんな気⼒さえも失って、⾔われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある⽇、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、⽇常が○に浸⾷され始める奇想天外な物語だ。これまで⾃らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27 年ぶりの主演にして新境地を魅せる。

そして、新たに豪華キャストが解禁。堂本演じる主⼈公・沢⽥のアパートの隣⼈で売れない漫画家・横⼭を演じるのは綾野剛。今回堂本とは初共演となり、綾野⾃⾝が「ご⼀緒したかった」と語る待望のその組み合わせにも期待が⾼まる。そして、沢⽥と同じく現代美術家のアシスタントとして働く⽮島を演じるのは吉岡⾥帆。沢⽥の事故がきっかけでふたりの道も別れることになるが…。さらに、ミャンマー出⾝のコンビニ店員・モーを演じるのは森崎ウィン。⾃⾝のルーツに紐づく役柄で、沢⽥に影響を与えていく。そして、野⼼ 的なギャラリーオーナー・若草萌⼦を演じるのは⼩林聡美。上品さの中に、どこか散臭い雰囲気を漂わせる若草が果たして沢⽥とどのように関わっていくのか乞うご期待。

綾野剛:横⼭(沢⽥の隣⼈の売れない漫画家)コメント
ひとつひとつ祈りを⼤切に紡ぐ堂本剛さん。ひとつひとつ⼼の襞を⼤事に編む荻上直⼦監督。その無限のキャンバスに全部署の丹精が織り込まれていく。とっても変梃で健やかで、鮮やかで眩しくて。たまらなく愛おしい”まる”が誕⽣しました。

吉岡⾥帆:⽮島(現代美術家のアシスタント) コメント
荻上組、念願の初参加です。昔から監督の作品のファンで、以前荻上さん脚本の作品に参加させて頂いたこともあり、⼤変嬉しいお誘いでした。監督の作品から感じる丸くて優しい抱擁して貰えるような世界はある種憧れの場所でした。しかし、ここに来て今作の”まる”は新しい荻上作品の⾵がビュンビュンと吹いているように思います!タイトルとは裏腹にまるく収まろう、まるく関わり合おう、まるく落ち着こう、そういった事とは正反対の”まる”からの脱却、逸脱、と良い意味の裏切りを秘めた作品です。荻上監督のパンキッシュな⼀⾯に触れることが出来たのが貴重な体験で楽しかったですし、堂本剛さんとの共演も静かにワクワクとする時間でした。何か収まり良い所から抜け出したいと思っている⽅にこの作品をぜひ⾒て頂きたいです。

森崎ウィン:モー(ミャンマー出⾝のコンビニ店員)コメント
荻上監督と堂本剛さんの紡ぐ物語の中で、⾃分のルーツでもあるミャンマー⼈⻘年として⽣きる事ができ、嬉しい限りです。 国を超え遠い地で営む⽣活。夢や希望だけでは⽣きていけない現実を⽬の当たりにしながらも、⽣きる喜びを味わう。⼈⽣に丸をつけるその⽇まで、どうやって過ごすか、問われているような撮影の⽇々でした。僕⾃⾝も、演じたミャンマー⼈⻘年と共に、福徳円満で円満具⾜な⽇々に憧れたのかもしれません。是⾮、劇場でご体験くださいませ。

⼩林聡美:若草萌⼦(野⼼的なギャラリーオーナー)コメント
16 年ぶりに荻上監督作品に参加させていただきました。演じたのは、物事に意味や価値を求め、狂騒的になっていく私たちの姿を象徴するような、ギャラリーオーナーです。苦み⾛っています。周りに惑わされず、⾃分を信じること、表現することは、とても難しいこと。でも、ときには惑わされたり、痛⼿を負ってもいい。そんな、「まる」という⾔葉の哲学的な世界観を突き抜けたあたりを、楽しんでいただければと思います。

映画『まる』 2024年10⽉ロードショー
製作・配給:アスミック・エース © 2024 Asmik Ace, Inc.

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