
映画『赤羽骨子のボディガード』の映画公開直前イベントが7月25日(木)に都内高校で行われた。「護身術を学ぶ特別講座」という名目で集められた生徒の前に、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるが劇中着用の錚々児高校の制服を着てサプライズ登場。また、スペシャルゲストとして錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)のふたりが登壇した。長谷川の衣装が錚々児高校の制服とそっくりであることが話題となっていることから、自らが錚々児高校の伝説OBと語り、イベントに駆けつけた。
本作は、週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光による同名コミックス。とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子(出口夏希)。大好きな彼女のためにボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)に与えられたミッションは…彼女にバレることなく守ること! そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった!
威吹荒邦を演じたラウールは、自身の役柄の役割を一言で?と問われ、う~んと悩み「“勢い”ですかね。戦うときには何も考えずに勢いでいっちゃう。そういうところが素直で一見ヤンキーだと思うんですけど、ちょっとかわいらしい部分もある人間味あふれるキャラクター」と回答。改めて、自身の性格を一言で表すと?”と問われると、ラウールは「詐欺師」と答えた。「変な意味じゃなくて、ギリギリ攻めすぎて、アイドルと詐欺師は紙一重。夢を届けたいという気持ちがたまに話を盛って嘘をついちゃう」と明かした。
ボディガードに守られる骨子を演じた出口は役柄について「呑気なやつって感じですね。多分観ていただいたら分かる」と答え、日々日常も「呑気な感じ。普段ののほほんとしている感じは(役柄と)一緒です」と明かすと、みんな揃って同意していた。
イベントでは、現在将来の夢に向かって一生懸命頑張っている生徒たちに向け、それぞれが一言メッセージ、アドバイスを送った。ラウールは「上からものを言える立場ではないですが、僕は運命という言葉を超大事にしていて、例えば何かに失敗するときとか、挫折を味わう瞬間が来るんだけど、そのときに成功のためのこれだ!って思えるか、そうじゃないかがめっちゃ大事。これやばいな!となったときにこれがチャンスだと切り替えられる気持ちが大事!それ(失敗挫折)も運命だったよっていう気持ちで日々生きています」と挫折をチャンスと捉えていることを明かした。「振り返ってみたらあれがあったお陰で成長できたなとか、そういう瞬間は絶対あると思うし、挫折だったり落ちたときに、そこに気づけるのがすごい大事」と付け加えた。
そして出口は「アドバイスは本当に特にないんですけど・・・。私も『赤羽骨子のボディガード』で本当にやりたくなかったダンスに挑戦したんですけど、何ヶ月も続けて挑戦していたら、何とかできるようになったし、楽しいと思えるようになってので、やりたいことあったら挑戦してみてほしいな。それで嫌になったらやめちゃえばいいと思ってます」と発言。
クラスの司令塔・染島澄彦を演じた奥平は「今20歳なんですけど、学生時代に戻りたい。高校生のときのパワーってすごく大きいということを実感してきたので、怒られない程度にめちゃくちゃ遊んで、楽しい思い出を作るだけでも十分価値があると思います」とコメント。
骨子の親友で空手家の棘屋寧を演じた髙橋は「やりたいことがなかったりしても、夢を無理に持つ必要ないと思います。日々起きる出来事が自分の将来、未来に繋がっていくと思うので、日々を楽しく生きよう。気づいたらやりたいことに繋がっているかもしれないし自分の糧になっていくと思う。みんなにたくさん笑顔でいてもらえるのが一番かなと思うので、日々楽しんで欲しいと心から願ってます」とそれぞれの思いを語り、生徒たちにエールを送った。
映画『赤羽骨子のボディガード』8月2日(金)全国公開
配給: 松竹 ©丹月正光/講談社©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会