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2014年2月2日 17:33

ヴォーカル&ラップグループ WAZZ UP(ワズアップ)独占インタビュー!!①<音楽編>

WAZZ UP(ワズアップ)は、様々なアーティストのプロデュースや楽曲提供を手掛けているリーダーのJUNE(Vo.)を中心としたkyo-hey(Vo.&MC)、sheep(MC)の3人からなるヴォーカル&ラップグループ。2011年9月より本格的に活動開始。

昨年12月に、クリスマスライブを成功裏に収めたWAZZ UP は、2月11日発売のNEW SINGLE「KIMI・GA・SUKI」のリリース記念イベントとして、同日にバレンタインパーティーを東京・南青山のFuture SEVENにて開催します。

この度、Ran Ran Entertainmentでは、ライブ&リリース直前の彼らにたっぷりとその意気込みを語っていただきました!残念なことに、今回はメンバーのsheepが体調不良で欠席となりましたが、JUNEとkyo-heyの二人が爆笑トークでsheepの分も熱い思いを語ってくれています。二人の人柄の良さやWAZZ UPの“絆”が伝わってくるインタビューをお届けします!!

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photo:Yasuhiko Akiyama 

<楽曲に関しては誰にも負けていない>

―まずは、お互いを紹介し合ってください。

JUNE「うちの相方kyo-heyの良い点は、繊細で・・・。ちょっとこれ、メッチャ恥ずかしいな~(爆笑)。思いやりがあって努力家、頼りになるメンバーです。気になる点は、呑みに誘っても中々家から出てこなくて、最近付き合いが悪くなったことですかね」

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JUNE

kyo-hey「(笑)どうもタイミングが悪くて・・・コミュニケーションが取れてないですね(苦笑)」

「リーダーでメインボーカルのJUNEは、クリエイティブな部分で色んな音楽を知っています。また、最先端の音楽を取り入れるのが早くて、音楽の面では尊敬している相方です」

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kyo-hey

JUNE「性格は?絞り出して!」

kyo-hey「すごくせっかちで(笑)。でもそこに僕たちが付いていくことがWAZZ UPの音楽になっています。思いやりもありますが、“とにかく突っ走る”のが彼の特徴ですね」

―sheepさんのご紹介もお願いします。

kyo-hey「sheepも出不精ですね。すごく周りに気を遣うタイプです」

JUNE「性格も優しいよね。ラップに関しては、ずば抜けていてリスペクトできるラッパーです。sheepも頼りがいのあるメンバーの一人です」

―最初に出会った時のお互いの印象はどうでしたか?

JUNE「kyo-heyとは、初めは友達として出会ったのですが、背が高くてイケメンな奴だな~と思いました。最初は男らしいと思ったのですが、意外と女性のような繊細な面や、メッチャ優しいところもあって。一緒に呑みに行くうちに意気投合して、どんどん仲よくなりましたね」

―お互い共通点も多かったのですか?

kyo-hey「ゲーム好きでお酒も好きなところが似ていますね。二人ともたくさん呑んだ後は、最後にゲームをやらないと終われなくて(笑)。飲んだ後はお互いの家に行って、サッカーゲームで盛り上がり、そのまま朝帰りするというお決まりのパターンでした」

JUNE「二人とも負けず嫌いなのでゲームではお互い譲らないんですよ。そんなところも良くて、『こいつ熱い奴なんだな。オレも負けないぜ!』って思わせるんですよね(笑)。それが今、よきライバルであり、よき相方として成り立っていると思いますね」

kyo-hey「あははは~(照れ笑い)」

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―<WAZZ UP>のグループ名の由来は?

JUNE「Bro.TOM(ブラザー・トム)さんに名付けていただきました。WAZZ UPのスラング(“俗語”や“隠語”)は、『WAZZ UP!?(元気?)』と声かけしたら、『I ‘m good!』

といった良い返事が返ってくる。僕たちが声をかけたら、観客から良い反応が返ってくるような楽しいグループになりたいという気持ちが込められています。

最初、トムさんから候補名がたくさん書かれた新聞紙をいただいたのですが、そこに書かれていたものが『妹の彼氏』、『ドドンパ』、『コチュジャンの真実』などで本気で焦りました(笑).でも、最後に出していただいたのが『WAZZ UP』で本当にホッとしました(笑)」

―それぞれ音楽面でのアピールポイントは?

JUNE「歌と楽曲ですね。僕はハイトーンで割とインパクトのある声質なので、とくに高音が印象に残りやすい声だと思います。楽曲に関しては、常に新しいものや先端を発していきたい気持ちがあるので、それがそのまま楽曲にも表れています。楽曲に関しては誰にも負けていないと自信を持って作っています」

―その楽曲はどんなところから生まれてくるのでしょうか?

JUNE「街を歩いている時とか車に乗っている時とか様々ですが、僕の場合は、自分の部屋やお風呂、トイレでひらめくことが多いかもしれません。トイレは本来の目的で使うのではなく、そこで本も読んだりしますので。トイレのように閉じ込もる場所が好きで、外で受けた刺激を一回まとめる場所が必要なんです。お風呂やトイレで重要なインスピレーションが沸いてきますね」

kyo-hey「WAZZ UPの中では歌やラップも担当していますが、(ポイントは)聴き心地の良さかな。僕の声はJUNEとはまた違ったミドルの声質なので、優しい歌詞やメロディで僕の良さが出ているのではないかと。歌詞の中でも『このバース(歌の導入部分)は僕にしか歌えないぞ』と自負しています」

JUNE「kyo-heyの声は耳元で歌っているような、ささやく感じの声がいいんです!」

kyo-hey「サ行ね。サササササァ~♪(笑)」

JUNE「サ行なら誰にも負けてないよ!ずっと『サ』だけ聴いていたい(爆)」

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―音楽を始めたきっかけは?

JUNE「みんながK-POPを聴いている時に、僕はブラックミュージック好きの母の影響で、幼い頃からスティーヴィー・ワンダーやルーサー・ヴァンドロスを聴いていました。

中学生の時、友達の誕生日パーティーでカラオケに行ったのですが、初めて行ったので何を歌えばいいのかわからずスティーヴィー・ワンダーを歌ったんです。でも、友達に『ヘタクソ』と言われ、曲を消されてしまって・・・。当時、好きだった子もその場にいたのですが、その子の前で『ヘタクソ』と言われたのがとても悔しくて、プライドも傷つきました。小さい頃から負けず嫌いだったので、その時に『絶対上手くなってやる!』と思ったのがきっかけ。それから音楽を始めるようになりました」

―音楽は独学で?

JUNE「スティーヴィー・ワンダーの「Lately」を全く同じように歌いたい!という一心で2年間、朝から晩まで毎日猛練習しました。時には近所から苦情がくることも。母親にも『もうやめて』と言われましたが、僕が同じ曲を歌い続けるので、しまいには母親も歌えるようになっていました(笑)」

kyo-hey「父親がギターを弾いていた影響もあって、小学生の頃から遊び道具の一つとしてギターを触っていました。自然に弾くようになっていましたが、当時はミュージシャンになろうとは思っていなくて。その後、上京してJUNEと出会い、共通の音楽仲間もいたことから「一緒に音楽をやらないか?」と誘われて音楽の道を歩むことになりました。でも、レコーディングなどの経験もなく、自分が出来るのかもわからない半信半疑な状況だったので、初めは“ガッツリ音楽やるぞ”というよりは、探り探りで始めたんです。それでも、いつしか次第にお互いの信頼関係もできて、3年前くらいからかな?自分の中にも音楽を”やっていく”自信が出てきました」

JUNE「初めはkyo-heyが歌えると知らなかったんですよ。二人でカラオケに行った時、バリバリ熱唱するkyo-heyと彼の歌の上手さに衝撃を受けたんですね。『これは音楽やらないのはもったいないぞ』って思って声をかけました

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―(音楽をやる以前は)どんなジャンルの音楽を聴いていましたか?

kyo-hey「それまではレゲエなどの洋楽は聴いていましたが、JUNEのように詳しいわけではなく、今流行りのHIP-HOPやR&Bなど普通の若者が聴く音楽が好きでしたね」

JUNE「ちなみに、僕が衝撃を受けたkyo-heyの歌は、僕も大好きな曲で聖子さんの『赤いスイートピー』です!!(笑)」

―ほお~!聖子さんの名曲ですね。ライブで披露されたことは?

kyo-hey「いやぁ~、さすがにやってないですね、イメージが違いすぎる!(笑)」

JUNE「(声を大にして)いつか!?いつか聴けるかも~♪!!」

kyo-hey「あははは~!そうね、いつか機会があれば・・・ね(ニッコリ)」

―デビュー当時から振り返って、それぞれ成長したと思うことは?

JUNE「お互いの性格とか時間が経つに連れわかってきて、絆が深まってきたなと。話さなくてもわかり合えるようになったことがグループとしてワングレードアップしたなと感じますね。音楽面では、ステージでのフォーメーションやアドリブなど、その場の対応ができるようになったと思います」

―結成当時は音楽に関して意見のぶつかり合いなどはありましたか?

kyo-hey「最初の頃は、音楽面でぶつかり合っても意味がないと思っていたんです、僕は始めたばかりだし感性の違いもあるで。でも、2,3年経つにつれて、歌詞など参加するようになり自分の思っていることや意見を言い合えるようになってきて・・・。メンバーが均等になってきて、競い合うことで個々の技術が上がったのかなと思いますね」

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 <ライブに対してもっと欲が出てきた>

―昨年、行われたクリスマスライブパーティー。チケットが即完売したプレミアムライブとなりましたが、周りの反応やファンの反応はいかがでしたか?

JUNE「僕たちだけを見に来てくれたお客さんばかりだったので、とてもあったかい雰囲気の中で歌うことができたし、熱い声援もいただいて次に繋がるようなライブになったのではと思います。自信もついたし、ライブに対してもっと欲が出てきましたね。また、反省点も見えてきたので意味のあるライブになったと思います」

kyo-hey「僕らはまだ、頻繁にワンマンライブをやっていないので、“嬉しい”というよりも“刺激になった”という感覚でした。もっともっと大きい箱でパフォーマンスしてみたいという思いが出てきました。僕たちだけのステージを喜んでくれるファンの方のためにも、もっとこれを広げていきたいなと感じましたね」

JUNE「ファンのみんなもすごく喜んでくれたよね」

―お客さんとステージの距離が近くてどうでしたか?

kyo-hey「本当にすぐここにお客さんがいるので正直、どこ見ていいのか。負けちゃいけないって(笑)」

JUNE「ファンとの勝負じゃないからね(笑)」

kyo-hey「『目をそらさないぞっ!』っていう自分との勝負だから(笑)」

JUNE「真面目な方なんですよ(笑)」

―シングル「Christmas Time Again」ではKさんが作曲やフューチャリングで参加されていますが、メンバーにとってKさんはどんな存在ですか?

JUNE「実の兄貴のような存在ですね。かけがえのない大事な先輩。音楽だけでなく、プライベートでも色んなことを学べる先輩ですね」

kyo-hey「間違ったことは言わないよね」

JUNE「そうだよね。後輩思いが強くあったかい人なので、周りでも彼の悪口を言う人は誰もいないですね。慕われていてみんなが付いていける人。音楽面で話をすることはあまりないのですが、これからの生き方とか話したり、彼が僕より先に日本活動していたので、Kくんも日本語勉強している傍ら、僕に教えてくれたりしました」

―どんな日本語でしたか?

JUNE「ボケとツッコミを教えてもらいました(笑)。『なんでやねんっ!』とか関西人でもないのに。常に感謝している先輩です(笑)」

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 ―2/11には、バレンタインパーティーを同会場で開催されるとのこと、どんなライブにしたいですか?

JUNE「前回のライブを踏まえて、“どうすればファンの方に喜んでもらえるか”が見えてきたので、全員が参加できて、その時間は日常のことは忘れて楽しめるようなライブにしたいですね。もちろん新曲も披露します。詳しい内容は当日のお楽しみということで注目してください!!」

kyo-hey「ライブのセットリストやトークも含めて統一感のある、ファンと僕らが一緒に盛り上がれるような、温度差がないようなライブにしたいと思っていますね」

JUNE「そうだね!一体感がテーマですね!」

―サプライズも期待していいですか?

JUNE &kyo-hey「もちろん!!」

―バレンタインパーティーは新曲『KIMI・GA・SUKI』のリリース記念イベントになりますが、新曲についてここを聞いてほしいポイントは?

kyo-hey「まず歌詞に注目してほしいのですが、ゴリゴリの男子が歌う内容というよりは、どちらかと言えば女性的な要素を含んだ歌詞なんです。強引な『オレについて来い』という感じでなく、女の子が聴いても自分の気持ちを歌っているような歌詞にしたかったんです」

―女性の心情もついた歌詞なんですね、女心よくわかりますね?

kyo-hey「いや、よくわからないんですけどね(笑)」

JUNE「よーくよーく絞り出して、こう言ったら喜ぶのかなと想像しながら(笑)」

kyo-hey「恋愛の歌でも、女性アーティストが“ボク”とか入れるじゃないですか。それに近い感じなのかなと。女性が聴いても自分のことのように感じられる歌詞に仕上がったと思いますね」

JUNE「サウンドでもドラム以外は生にして、今までの僕らの攻撃的な楽曲よりも、あたたかいサウンドにしたかったんです。誰でもどんな場面でも気楽にノレる、レゲェチックなミドルナンバーになっていますので、幅広く聴いてもらいたいと思います」

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 <JUNEの音楽が教科書・・・>

―JUNEさんは、w-indsや黒木メイサさん、山下智久さんなどのアーティストに曲を提供されクリエイターとしても成功されていますが、楽曲を提供される時などは、楽曲にどのような思いを込めて作曲をしているのでしょうか?

JUNE「楽曲提供に関しては、そのアーティストのイメージを一番大事にして、本人に合う楽曲を考えます。僕の色をつけつつ、彼らが今までやっていないようなサウンドを作るようにしていますね。レコーディングでも、新しいものにチャレンジしてもらうんです。メイサさんやw-indsの慶太君の時も、今までやったことのないラップに挑戦してもらいました。ある意味、僕のチャレンジでもあり、そこで上手くいった時の達成感は快感になるので、本人のイメージは崩さずに新しいものに挑戦する楽曲作りを心がけています」

―チャン・グンソクさんのCDにはコーラス参加されたり、K-POP歌手にも楽曲提供されたりしているとのことですが。

JUNE「K-POP歌手の方はタイミングが合わず、今のところは楽曲提供だけですね。グンソクさんは僕の後輩の友達だったので、一度ご飯を食べたこともあったのですが、僕がコーラス参加していることは知らないかも。機会があれば会えるといいのですが」

―kyo-heyさんは、学生時代に野球や柔道をされていたとか?そのスマートなスタイルから、ごっついイメージの柔道をされていたようには見えないのですが。

kyo-hey「柔道は体重によって分けられていたので、自分に合う階級で野球と半々でやっていました。サッカーとかバスケにはあまり興味がなくて。スポーツ全般が好きというわけでなく、たまたまそこに柔道と野球があって、自分に向いていたからやっていた感じなんで・・・。運動神経は、普通よりちょっと良いくらいです(笑)」

JUNE「でもこの前、Kくんと一緒にフットサルに行ったのですが、僕ら3人とも走れなくて死にかけました(笑)」

kyo-hey(苦笑)

―長身ですが、野球ではどこのポジションでした?

「ピッチャーです。身長は中学の時は後ろから4番目くらいかな。高校1年?か2年の夏で野球は辞めたんですけど、1つ上の先輩は甲子園に行きました。ブルーのユニホームが目立つ強豪校で、僕はスタメンではないのですが高校へは野球推薦で入りました」

―JUNE&取材スタッフ「すごい~!!」

kyo-hey「でも僕は出てないんですけどね(笑)甲子園でダルビッシュに負けたんです。音楽とは関係ない話ですが(笑)」(近畿でも屈指の強豪校として知られる近江高校)

―kyo-heyさんも音楽は独学で学ばれたとのこと、独学するには基礎がないと難しいと思うのですが、お父様の影響で基礎はすでに身についていたのでしょうか?

kyo-hey「高校の時に野球を辞めてやることがなくて、2ヶ月くらいピアノのレッスンに行きましたけど身にはなりませんでしたね。僕にとって“音楽の教科書的なものは、JUNEが作った音楽”なんです。リズムの取り方ひとつでも、歌い方でも1コマ1コマ聴いてその“教科書”の謎を解いていくんです・・・それはとても緻密な作業になるのですが

―JUNEさんの音楽が教科書。素晴らしいですね、JUNEさんご存じでしたか?

JUNE「いや~初めて聞きました。ありがとうございます。ホント素敵なグループだわ」

kyo-hey「他の人の曲は本人に聞けないけど、JUNEの家にいけば彼の音楽のすべてが見えるんです」

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WAZZ UP オフィシャルサイト

http://official.stardust.co.jp/wazzup/

2014.02.11リリースシングル『KIMIGASUKI

SDMC-0125/¥500-(tax in)

■<「WAZZ UP バレンタインパーティー2014」>

日時:2014年2月11日(火・祝)

会場:Future SEVEN(東京都港区南青山6-10-12フェイス南青山1F)

http://future7.jp/index.html

時間:1部 open 11:30 / start 12:00

2部 open 15:30 / start 16:00

※セットリストは各回異なります。

※当イベントへのゲストの出演はありません。

●イベント内容

ライブ・オーディエンス参加型お楽しみ会・新曲CD即売&特典会

●料金: 全自由2,500円(税込)

※入場は整理番号順入場となります

※各回チケットが必要となります

●チケット: http://l-tike.com/wazzup-ticket0211/

※先着受付

※規定枚数に達し次第、受付終了

■<310日(月)渋谷公会堂で行われる「韓FunLIVE ファイナル~音楽を通じて日韓友好を~」にオープニングアクトとしてWAZZ UP出演決定!!

詳細は▼オフィシャルHPへ

http://kanfunlive.com

 

 

 

 

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