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2017年4月29日 16:11

ミュージカル『アニー』ルースター役に挑む注目の若手俳優、青柳塁斗にインタビュー! <後編>

2017.04 取材:記事・写真/RanRanEntertainment

<後編>「熱いハートさえあれば、伝わるものがあるはず」

――数多くの舞台に出演されていますが、この道を目指した動機は何だったのでしょうか?
最初は役者志望ではなく、(故郷の)北海道のアクターズスタジオで歌ったり踊ったりしてアーティスト活動をやっていたのですが、事務所に声をかけていただいたことがきっかけで、東京に来てからお芝居に触れるようになりました。ミュージカル以外にもストレートプレイなどで特技のアクションやダンスを活かせる舞台もあったので、この道に進みましたが、舞台は客席から生の反応をいただけるので、反応があるって楽しいなと。また、人を笑顔にしたり、悲しませたり、泣かせたりして感情を伝えることができる楽しさがありますね。

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――作品に出演した後で、何かしら刺激を受けられると思いますが、これまで青柳さんが一番、刺激になったと思うことは?
それほど舞台をやっていない20歳前の頃、『すけだち』(2007年)という舞台に参加させていただいたのですが。筧利夫さんをはじめ、松浦亜弥さん、宮川大輔さん、ギャル曽根さん、アンサンブルとして参加されたJAC(ジャパンアクションクラブ)の皆さんなど、色んなジャンルの方々が作り上げた舞台で、僕は北村有起哉さんと一緒のシーンで共演させていただいたのですが、北村さんの熱いお芝居を受けたことがとても刺激になりましたね。

――そこでは、どんな言葉やセリフが印象に残っていますか?
テクニックだけで伝わらない、「結局は“ここ(ハート)だよ!”」と言われた北村さんの言葉が印象に残っていますね。役者にテクニックがあるないだけではなく、熱いハートさえあれば、観客に伝わるものがあるはずだ、と。その言葉は今でも頭に残っていますね。

――これまで影響を受けた人物はいらっしゃいましたか?
たくさんいますね。どの現場に行っても影響を受けています。この間出演させていただいた舞台『BIOHAZARD THE Experience』の東幹久さんや2015年の舞台『惡』では羽場裕一さんなど。羽場さんには「お芝居はダンスと同じように、抜くシーンと力むシーンとプレパレーション(準備)があってターンができるんだ」とか、たくさんお芝居の話をしていただきました。お二人にお会いして、映像でやっている方が舞台に出ていたり、その逆だったりすることは表現の大きさや声量の違いだけで、どんな場所でも演じることは同じなのだと思えるようになりました。まだまだ、たくさん教わりたいですね。今の現場の藤本さんは熱く語るタイプではないですが、誰よりも早く稽古場に入り、ニコニコして観ていてくださり、背中で教えてくださるような、男から見てもかっこいいなと思いましたね。

――今後、チャレンジしてみたい役柄はありますか?
もっともっと、どんな役でもやりたいと思っていますね。子供にもなるし、性別を変える役でも人間じゃない役でもやりますし、何でもやろうと思っています。やりたい役ではなく、オファーがきたら何でも挑戦してみたいですね。それでも、1つあげるとしたら笑いをとる役、コメディですね。笑わせるのは難しいけど楽しいなって思うので。

――普段の青柳さんは笑いを取りにいくタイプですか?
メンツによりますが、友達の中でなら盛り上げるタイプですね。

――事務所のファン感謝祭『HANDSOME FESTIVAL』では、リーダー格の青柳さんですが、毎回どのような思いで臨まれていますか?
その1年を応援してくれたファンの皆さんに、楽しい時間を過ごしてもらう、こちらからの「ありがとう」を伝える。「ハンサムフェス」は大きな会場で感謝の気持ちを伝える場だと思っていますね。メンバーのオリジナル曲もできたのですが、その曲ができたのも応援してくれたファンの皆さんのおかげですし、皆さんの応援があっての僕たちだと思っていますので。大きな会場になっても前から端から一番後ろまで見るように心がけていますね。

――昨年は国際フォーラムAで開催されましたね。
はい。5000人ものお客様が来てくださいましたので、始まる前からみんなで「絶対、端から全部見て行こう」と声を掛け合いました。舞台でも同じですが、僕たちは「端や後ろ、2階からはこう観えるんだな」と実際、席に座って観るようにしています。だから、フォーラムの時も一番後ろまで行ってみて「これだけ高くて遠いから、みんなエネルギー使ってきちんと届けなきゃダメだよ!」と呼びかけましたね。

――ミュージカル『アニー』は、子供から大人までみんなをハッピーにして、たくましく生きていく女の子の物語です。青柳さんが最近感じた“ハッピー”は?
今日、取材の合間に「お腹が空いたな」と思って控室に戻ったら、いきなりステーキがあったんです(笑)。534gくらいのヒレ肉だけがド~ンッ!とあって。僕の大好きな食べ物は肉なので、その肉だけがド~ン!とあって、とてもハッピーになりました(笑)。

――ステーキのおかげでしょうか、たくさんの取材を受けられた後でも、まったくお疲れの様子も見えないですね。
最近は情報を発信したい、喋りたいというテンションでいるからですかね。情報を共有したいというか……プライベートでは友達がそんなに多いわけではなく、独りでいるのが好きなので、このような機会にいろんなメディアで喋りたいんですよね。

――体を動かすこと以外でハマっていることはありますか。
最近はプロレスが好きで、同じ事務所である新日本プロレスを観に行ったりしていますね。
(写真撮影中にも、新日本プロレスの内藤選手のモノマネをされていました(笑))

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――最後にミュージカル『アニー』、どのような舞台にしたいですか?ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
誰もが知っている楽曲があり、舞台を観れば「ここのシーンで歌うのだな」という発見もある。そういう発見は嬉しいじゃないですか。そして、どんなに疲れていても落ち込んでいても、この『アニー』を観たら「子供たちも頑張っているんだな」と笑顔になれる。稽古場でも何故だかみんな、笑っていて笑顔なんですよ。自然とにこやかになっているんです。観終わった後でも、心に残った楽曲がずっと頭の中で流れ、思わず口ずさむくらい影響力のあるすばらしい舞台だと思います。一回観れば、また来年も観たくなるいい意味で中毒性のある作品です。このルースターもまた観たいなと思ってもらえたら嬉しいですね!

ミュージカル『アニー』
2017年4月22日(土)~5月8日(月)新国立劇場 中劇場にて上演。

ミュージカル『アニー』は、1924年から新聞「ニューヨーク・デイリー・ニュース」で連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さな孤児アニー)」をもとに、77年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で幕を開けたミュージカル作品。86年の日本初演以来、32年目となる2017年公演は、16年ぶりに演出家が変わり、翻訳台本、振り付け、美術、衣装など、すべてが一新され、注目のクリエイターたちが集結した新生『アニー』となる。

公式ホームページ  http://www.ntv.co.jp/annie/

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