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【後編】ユップ・ベヴィン インタビュー 『楽園』で初めて映画音楽を担当!「映画全体に流れるテンポ感とメランコリックな雰囲気が自分の音楽とマッチした」

2019/10/28 10:47

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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――なるほど。では、アルバムのジャケットについてもお聞かせください。劇中の不穏でありながらも、印象的なシーンを切り取ったジャケットになっていますが、ユップさんはどのように感じていますか?

映画を象徴するシーンですよね。「愛華」が使われているのもこのY字路が出てくるシーンですので、このシーンをとらえたのは素晴らしいと思います。僕自身は、映画のサントラというのは、あくまでも映画があって、それに仕えるのが役割だと思っているので、どんなジャケットでも文句もなかったですが…それでも、これはまさに日本の原風景というイメージがあり、いいジャケットだと思います。

――今後も、映画音楽にはご興味がありますか?

実は、もともと数年前からロスの映画エージェントと映画音楽を本格的にやるための契約しているんです。なので、この『楽園』は本当にいいタイミングでお話をいただいたんですよ。僕には娘がいるのですが、将来的に彼女のことを考えると、ツアーに出て各地を回るよりも、家でできる仕事へとシフトチェンジしたいと考えています。そう考えると、映画音楽は自宅での作業が可能なので理想に合っており、興味を持っています。

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――オリジナル楽曲を発表するということと、映画音楽を担当することには、面白さという点ではどういった違いがありますか?

映画音楽の面白さは、その映画によってインスパイアされて楽曲が生まれることだと思います。それがなかったら絶対書かないであろう曲が生まれるんです。今回のアルバムにも収録されている「贈り物」という曲は、昔、ある短編映画のために書いた曲なのですが、それも映画があったからこそできた曲でした。外部が曲を作らせるというのは、とても面白い経験です。

一方で、ゼロからオリジナルの楽曲を作ることには、それ以上の面白さもあります。どこから生まれてくるんだろうと自分でもわからないミステリーさがあるんです。どちらも面白いことには変わりありませんが、そこには大きな違いがあります。

――ありがとうございました。ところで、今回、3回目の来日となりましたが、日本にはどんな印象がありますか? 今回の来日で楽しみにしていることがありましたら教えてください!

明日は(取材翌日)映画『楽園』の初日舞台挨拶があって、僕も登壇することになっているので、非常に緊張しています(笑)。こういった場に出席するのは初めての経験なので、きっとすごく浮くだろうと思いますが、その場を楽しもうと思っています。

今回、1日ほどオフの時間もあるので、ホテルの周辺を散歩したいなと思っています。日本は、毎回、訪れる度に何か見つけることができるのでとても楽しいんですよ。クールなものもあるし、すごく洗練されているものもある。カメラも持ってきました!それから、レコードを買おうと思っています。現在ではもう、レコードは他の国には売ってないんですよ。

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――最後に、改めて、ファンの方へメッセージを。

とにかく音楽を聴いて、自分にとって自然と思える何かをそこに見つけてもらえるといいなと思います。何かの信頼感や安心感といったものを感じてくだされば。今回は、映画のためのサウンドトラックです。これは僕にとっては初めてのことで、なおかつ、日本の人がそれをどう感じるのかということは、自分には分からないので、皆さんがどのように感じるのか、どんな感想を持つのかとても興味があります。ぜひ一度、聞いてみてほしいと思います。

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「楽園 オリジナル・サウンドトラック」は発売中
品番:UCCG―1862
価格:2500円+税
[収録曲]
1)はじめから 2)432 3)リフレクション#2 4)はかなさ 5)はじめから(CFCF Rework) 6)贈り物 7)偏心 8)子供の魂 9)ハンギングD 10)愛華※新曲
デジタル・シングル配信『愛華/Aika』全世界同時リリース


(記事・嶋田真己/写真・篭原和也)

 

 

 

 

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