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【前編】新曲「Hello」からミュージカルまで……「言葉を届ける音楽を」!加藤和樹インタビュー

2019/11/26 14:41

取材:記事/RanRanEntertainment
写真/オフィシャル

ミュージシャンとして、俳優として活躍する加藤和樹さん。9月にシングル「Tell Me Why」リリース(9月11日)直後にミュージカル『怪人と探偵』へ出演し、11月にはミュージカル『ファントム』公演中に、新曲「Hello」をリリースしました(11月20日)。来年にはミュージカル『フランケンシュタイン』の再演と、過去最多25ヶ所のライブツアーを予定しています。
音楽に溢れた日々をおくる加藤さんに、新曲「Hello」について、またミュージカルが加藤さんに与えた影響や出演舞台のことを伺いました。

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──新曲「Hello」リリースおめでとうございます!前回「Tell Me Why」とうってかわって爽やかなジャケットですね。

そうなんです。レコーディング作業は「Tell Me Why」とほぼ同時進行なんですが、まったく違うイメージですよね。でも、同じ人です(笑) 曲がわりとポップで爽やかなので、聞いたカメラマンさんがイメージしてくださったじゃないかな。

ジャケット写真はこれまでも爽やかなものはあったんですけど、こんな歯に見せて笑っているのはなかったかな。僕にとってはちょっと革新的なことですよ。昔だったらあり得ないですね(笑)

──前曲のリリースから2ヶ月ですが、変化はありましたか?

ようやく聴いてくださった方からいろんなリアクションが届くようになって、「あ~ついに始まったな」という感じです。ただ、まだ歌ってないので早く来年のツアーで歌いたい。リリースされたものが作品としては完成ですけれど、ライブで育てていくものなので、楽曲としてはまだまだ伸びていく。リリースはひとつの始まりですね。

──今回の「Hello」もツアーでぜひ聴きたいです!「Hello」は歌詞を書かれていますが、曲にこめた思いを聞かせてください。

最近は聴いてくれた人の背中を押すような歌詞が自然と浮かんでくるんです。応援してくださっているファンの方々も、きっとそれぞれの生活の中で迷ったりしているだろうなと想像するんですよね。すこしでも寄り添って、僕の歌が前に進むきっかけになったらいいなと思って書きました。それがたぶん、今、一番伝えたいことなんだろうな。

そうすると、日常にスポットを当てた歌詞になるんです。

今年書いた「ordinary days」でもそうだったんですけど、日々の中で感じることを大事にしたかったんです。たとえば今回の、「「おはよう」って声で目が覚めて」「「おやすみ」って声で目を閉じて」」という歌詞もということもそうですね。1日は誰にでも平等にそのまま繰り返しの日々が来る中でくるもので、その中で生きていかなければいけない。じゃあその日々をどう生きながら、自分の思いを言葉にしていいくかが大事だ……ということを書きました。

──歌詞がどういうふうに生まれてくるのでしょう?

まず、僕は、楽曲を聴いてから歌詞を書くんです。メロディーから生まれてくる言葉というのがあるので、メロディーにはまるように言葉をひとつひとつ拾い上げていきます。今回は日常の中を描こうと思っていたので、自分が生きている生活をイメージしました。

──なぜ「Hello」というタイトルに?

ふだん人が口にする“挨拶”がいいなと思ったんです。「おはよう」「おやすみ」「こんにちは」「ただいま」……やっぱり挨拶って一番人に馴染みがある言葉だし、コミュニケーションのひとつとしてすごく大事。でも、日々のなかで自分の思いを口で人に伝えるってけっこう難しい人が多いんじゃないかな。大事なことでも、直接言わずにLINEで送る人もいますけど、そこはちゃんと直接自分の言葉で言おうよって思うんです。相手と会話をすることがすごく大事ですよ。

自分も、「こうしたい」「ああしたい」というビジョンや目標ややりたいことをちゃんと口にした方が伝わるなと実感しています。言霊をね、信じているんですよ。それを音楽に乗せて伝えたいなと思いました。あの時直接言っておけばよかったって後悔するのはもうやめようぜ、って気持ちです。

──大事なことほど言葉にしづらかったりしますよね。一歩踏み出すのは難しいけれど、音楽で背中を押されることは、多くの人が経験あるはず。加藤さんも、音楽の仕事をすると決めた時に、ザ・ベイビースターズの「去りゆく君へ」をリピートして聴いて勇気をもらったそうですね。

やっぱり自分が音楽から受ける影響がすごく大きかったんですよね。一歩踏み出す力って、どこかからエネルギーをもらわないとなかなか自家発電はできない。音楽、本、ドラマ、映画、ミュージカル……なんでもいいです。ただ、僕は音楽の力を借りるのが一番届けやすいかな。

とくに『Hello』は伝わりやすいようにと思いをこめたので、歌詞にもある「この声がどうかあなたにも届きますように」という願いが伝われば嬉しいです。はたまた聴いている人が「自分の声が誰かに届いてほしい」という気持ちになってもらえればいいな。

──加藤さんが一歩踏み出したい時にはどんな音楽を聴くんですか?

今は、自分が歌詞を書いた楽曲が多いかな。歌詞は、僕の感情でもありますし、願望でもありますし、経験のこともありますから、「自分がこう言ってんだからやれよ」と背中を押されます。

──加藤さんの日常にとって、音楽とはどういう存在ですか?

実は僕、ふだん音楽聴かないんですよ。運転している時に聴くくらいで、電車移動中や家ではほとんど聴かないです。日常の生活音が聞きたいので、ほぼ無音。たまにテレビを見るかな。

やっぱり、どちらかというと聴くより歌いたい方なんです。車の中でも歌ってるし、カラオケに行ってバーっと歌う!学生の時も通学中にウォークマンで聴いて、「これ次にカラオケで歌おう」と覚えたり。「失恋した時には絶対これ歌おう」とか「テンション上げたい時には湘南之風を歌おう」とか。最近でも気になる楽曲があったら男女問わず覚えてカラオケで歌いますね。

──最近は、どんな曲に惹かれますか?

90年代の曲が多いんですよね。最近の楽曲はすごくかっこいいんですが、声が高いものが多くて歌うのは難しいな。自分が歌うなら、難しい曲じゃなくて、届く歌を歌いたい。やっぱり言葉をちゃんと届けないと意味がないなというのは、ミュージカルをやって改めて強く感じました。だから、レコーディングもライブも言葉を大事にすることをすごく意識しています。なんとなく歌わずに、ちゃんと言葉の意味を理解して、何を届けたいか、どこの言葉が重要なのかを自分で明確にして歌わないとお客さんには届かない。

──届く言葉、ってどういうものなのでしょう? 楽曲を聴いてから歌詞を書かれるということは、決まったメロディーに言葉を合わせていく作業が必要だと思いますが、その時にどんなことに気をつけているんですか?

それ、僕の中で永遠のテーマなんです。自分で曲を作るならメロディーも自由に変えられるんだけど、作曲家の方にはもちろんこだわりがあるから、僕が「この符割だと、この言葉がはまらないんですが変更してもいいですか?」と確認します。ありがたいことに、それをみなさん快く受け入れてくださるので、わりと自由に書かせていただいています。

でもやっぱり、決まった音符に言葉をはめていくとちょっと違和感があったりするわけですよ。たとえば「愛してる」という言葉を「あい~してる♪」とするのか「あいし~てる♪」とするのか……言葉の捉え方によってどこで伸ばすかがまったく変わってきます。その時に、気持ちがなるべく切れない言葉になるように、意識しています。

──「気持ちが切れない言葉」とは?

簡単に言うと、なるべくふだんの自分のしゃべり言葉で書いています。「〜している」だと硬いので「〜してる」としますね。

ほかにも、しゃべった時に不自然なところで息継ぎが入らないようにするとか、一文字を長く伸ばしすぎないとか……。ただ、メロディにあてはめると、「あと一文字足りないんだよな」とか、逆に「ここのメロディーが1音余っちゃうんだよな」ということはしょっちゅうあります。でも日本語ってすごく便利で、「求めているんだ」から一音はぶいて「求めてるんだ」にしても意味が変わらない。

とにかく難しい言葉は使わずに、いかに耳馴染みがいいかを気にします。話しているように歌うって、ミュージカルの楽曲に近いんですよ。

後編に続く~ http://ranran-entame.com/music/64555.html

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■Live info
Kazuki Kato Road Tour 2020 ~Thank you for coming! 2~
6月20日(土)   千葉県・柏 PALOOZA
6月21日(日)   茨城県・水戸 LIGHT HOUSE
6月27日(土)   神奈川県・新横浜 NEW SIDE BEACH
7月03日(金)   岐阜県・柳ケ瀬 ants
7月04日(土)   愛知県・名古屋 SPADE BOX
7月05日(日)   静岡県・浜松 窓枠
7月10日(金)   岡山県・岡山 IMAGE
7月11日(土)   香川県・高松 DIME
7月12日(日)   徳島県・徳島 club GRINDHOUSE
7月14日(火)   兵庫県・神戸 VARIT.
7月18日(土)   北海道・札幌 SPiCE
7月19日(日)   東京都・新宿 BLAZE
7月23日(木・祝) 岩手県・盛岡 CLUB CHANGE WAVE
7月25日(土)   宮城県・仙台 MACANA
7月26日(日)   福島県・郡山 HIPSHOT JAPAN
7月29日(水)   埼玉県・さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK
7月31日(金)   石川県・金沢 AZ
8月01日(土)   長野県・長野 CLUB JUNK BOX
8月02日(日)   山梨県・甲府 CONVICTION
8月06日(木)   広島県・広島 セカンド・クラッチ
8月08日(土)   鹿児島県・鹿児島 SR HALL
8月09日(日)   長崎県・長崎 DRUM Be-7
8月10日(月・祝) 福岡県・福岡 DRUM Be-1


Kazuki Kato Live GIG 2020   ~タイトル未定~
6月28日(日)   東京都・新宿 BLAZE
7月08日(水)   大阪府・大阪 Banana Hall


Hello
作詞:加藤和樹 作・編曲:田中俊亮


「おはよう」って声で目覚めて 今日がまた動き出した
繰り返しの日々の中 何を思うんだ


どうやっても昨日は来ない わかってるはずなのに
想い出に座り込んで後悔ばっかしてる
出口のない迷路に光は射すの?教えて


Hello Hello この声がどうか誰かに届きますように
どんなに叫んでみたって 今さらだけど
もし まだ叶うのなら 自分の足で歩いていこう
光の射す道を


「おやすみ」って声で目を閉じて 今日がまた終わるんだ
ありきたりな毎日の中 何を願うのか
どうしようもない 明日は来る わかってる わかってるのに
現実に立ち止まって足踏みしてる
カタチのない未来に手を伸ばすんだ もう迷わない


Hello Hello この声がもっと遠くへ響きますように
返事(こたえ)はない それでもいいさ ひたすらに叫べ
つまらない意地かもしれない 今 ここにいる意味を
探し求めてんだ
Hello


Hello Hello この声がどうかあなたにも届きますように
どんなに叫んでみたって 今さらだけど
つまらない意地だとしても 今 ここにいる意味を
探し求めてんだ
Hello


 

 

 

 

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