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【後編】坂元健児&清水順二インタビュー! 30‐DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six『のべつまくなし・改』

2020/1/24 17:40

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

― ―本作は、宇宙Sixとのコラボ舞台の第三弾となりますが、お二人から見た宇宙Sixの魅力は?

坂元 若いのに舞台経験が豊富だなと感じます。取り組み方が真剣で、空いた時間はずっと稽古しているので、一人ひとりの俳優さんとしてすごいなと思います。

清水 最初にコラボした(2018年3月上演の)『スクアッド』の時から比べると、別人のように成長していますね。『スクアッド』の時は、山本(亮太)くんが1、2回舞台経験があっただけで、ほかのメンバーはお芝居が初めてという状態だったんですよ。本読みをしても小さな声で、たどたどしく読んでいたので、大丈夫かなと心配にもなりましたが(笑)、今では別人のようです。江田(剛)くんに至っては、演出的な才能もあって、今はレビューショーの演出も担当してくれているんです。アイドルの現場ではアイドルとして居るのでしょうが、舞台の現場では舞台人のような居方で馴染んでいるなと感じます。

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― ―30‐DELUXが宇宙Sixとコラボすることで、どんな相互作用があると感じますか?

清水 宇宙Sixとしては、最初は「殺陣を学びたい」という思いがあって僕たちとのコラボをしたいとお話をいただきました。山本くんと江田くんが、佐藤アツヒロくんが主演をした『デスティニー』を観に来てくれて、ぜひやらせてもらいたいと言っていただいたんです。それで、『スクアッド』には、当時のメンバー全員が出演してくれたんですよ。「ジャニーズが6人!?」って、僕たちも嬉しい悲鳴をあげながら一生懸命作りました(笑)。ジャニーズJr.のグループ全員が外部の劇団に揃って出演するというのは、その時が初めてのことだったらしいので、とても光栄なことでもありました。

30‐DELUXとしては、彼らのエンターテインメント性やアイドルとしての見せ方、踊り、それからプロ意識の高さというのは見習うべき点で、特に若い劇団員にとっては刺激になっていると思います。やはり彼らは、小さな頃から鍛えられてきた何かが絶対にあると思うので、彼らとコラボすることで、劇団の若い子たちは活性化されていると感じます。コラボも第三弾までやってきて、さらに良いコラボの仕方があるんじゃないかと今、考えているので、今後の展開についても考えていかないといけないなと思っています。

― ―今、稽古も終盤に向かってきて、それぞれの役をどのように演じようと意識されていますか?

坂元 柳沢吉保を演じる上で一番大事だと思っているのは、お金しか信じられない男が感情を持っていくというところです。物語冒頭では、笑わない男として登場するんですが、物語が進んでいくうちにそれが変わっていきます。真逆に変わる柳沢吉保の人間性、心の奥深いところを、表面上だけでなく、内面まで伝わるように演じられればいいなと思っています。なぜそれほど変わったのかという本質的なことは、千秋楽まで考え続けなければいけない課題だと思います。それから、やはり殺陣ですね。柳沢の場合は、ただ格好良いだけではダメだと思うんです。なぜ戦うのかというのがこの芝居の重要なところだと思うので、そこは追求していきたいですね。

清水 柳沢は坂元さんの人間性に近いと、僕は思います。最初にご一緒した時に、飄々とされていて、普段もあまり表情も変わらないので、掴みどころがない方だな、と思っていました。それで、だんだんと怒っているのかなと不安になってきて(笑)。ところが、地方公演の時に、2人でお酒を飲みに行ったら、自分の役柄についてや30‐DELUXについて熱く語ってくれたんですよ。やっぱり、これだけ活躍されている方なので当然といえば当然ですが、芯が強い方なんですよね。柳沢は、本作で色々な顔を見せていますが、笑わないと見せて実は喜怒哀楽が激しいところなど、(坂元に)似ているところも多いんじゃないかなと思います。

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― ―坂元さんご自身は、似ていると感じますか?

坂元 どうでしょうか。でも、どんな役を演じても、自分の中に(似ている部分は)あると思うんですよね。例え極悪人の役であっても、彼が生きてきた環境やその時々の思いを見ていけば、だからこうなったんだというのも理解できるし、その上で自分の中から生まれる言葉でセリフをいうようにしています。柳沢は自分とかけ離れているとは思っていないので、楽しんで演じられるんじゃないかな。でも、何かの役を演じる上では悩むことはあまりないんですよ。殺陣を覚えるのには苦労していますが(笑)。『ディスティニー』に出演した時は、ついていくのに必死で、ずっと殺陣のことを考えていたくらい、プレッシャーで(笑)。今、清水さんが「普段もあまり表情が変わらない」とおっしゃってましたが、正直、それどころじゃないくらい、殺陣を覚えるのに必死だったんですよ(笑)。

― ―清水さんご自身の見どころは?

清水 僕は、これまでの30‐DELUXの公演と同じで、自分がやりたいことを全部入れた役どころになっていると思います。歌も踊りも殺陣も笑いも、そして感動するところもシリアスな芝居も、色々な顔を見せたいと僕はいつも思ってるので、それを全部見せているのが、30‐DELUXの公演です。30‐DELUX以外のお芝居ではもちろん台本通りやりますが(笑)、30‐DELUXではアドリブももちろん入れます。僕が作りたい世界観や若い俳優たちに伝えたいことは一貫していて、それは演技は自由なものだということなんです。稽古場では色々なセリフを試した方がいいと思っているし、だから同じ芝居はしないでくれといつも伝えています。色々な演劇の表現方法があることを知ってもらいたいですし、お客さまにもいろいろな方法で表現した作品を楽しんでもらいたいと思っています。だからこそ、30‐DELUXの劇団員たちには、役者としてではなく、お客さまを楽しませるエンターテイナーとしてステージに立ってもらいたいと常々思っています。なので、実は僕自身、役作りというのはあまりしないんですよ。ステージには、いつも30‐DELUXの清水がいるという感覚です。今回も、そういういつもの芝居、いつものステージをお見せしたいと思っています。

前編http://ranran-entame.com/music/65436.html

30‐DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six『のべつまくなし・改』は、
以下の日程で上演。


東京公演:1月10日(金)~12日(日) 東京建物  Brillia HALL
福岡公演:1月17日(金) 福岡市民会館 大ホール
大阪公演:1月24日(金)~26日(日) サンケイホールブリーゼ
名古屋公演:1月28日(火)~29日(水) 名古屋市芸術創造センター


 

文・嶋田真己
写真・早川善博

 

 

 

 

 

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