
この11月、首席指揮者キリル・ペトレンコとともに初めて日本を訪れるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、アジア・ツアーの一環として、世代を超えた特別なアウトリーチ・プロジェクトを始動する。
そのプロジェクトとは、<Be yourself – Be music – Be Phil>をモットーにした「Be Phil オーケストラ」。 キリル・ペトレンコ指揮のもと、日本のアマチュア音楽家がベルリン・フィルのメンバーと共にコンサートを行うというユニークな機会が提供される。
すでに今年7~9月にかけて、オーケストラに参加するアマチュア音楽家約100名を募集。ベルリン・フィルのメンバーによる選考を経て選ばれた精鋭たちは、首席指揮者キリル・ペトレンコの指揮による「プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲(抜粋)」 と、ベルリン・フィルの打楽器奏者ラファエル・ヘーガーが指揮する「ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」を演奏するため、11月にはリハーサルに臨む。
ブラームスのソリストには、ベルリン・フィル第1コンサートマスターの樫本大進と、第1ソロ・チェリストのルートヴィヒ・クヴァントが参加。そして、両作品のリハーサルでは、ラファエル・ヘーガーを始めとするベルリン・フィルのメンバーが指導する予定。こうしたリハーサルを経て、11月26日(日)サントリーホールでの一夜限りの夢のコンサートが実現する。
公演名称: Be Phil オーケストラ
管弦楽: Be Phil オーケストラ Be Phil Orchestra *オーディションにより選ばれた日本に居住するアマチュア音楽家約100名
指揮: ラファエル・ヘーガー(ブラームス) Raphael Haeger, conductor
キリル・ペトレンコ(プロコフィエフ) Kirill Petrenko, conductor
ソリスト: 樫本大進(ヴァイオリン/ブラームス) Daishin Kashimoto, Violin
ルートヴィヒ・クヴァント(チェロ/ブラームス) Ludwig Quandt, Violincello
日程・会場: 2023年 11月26日(日)開演 19時00分(開場 18時15分) サントリーホール
演奏曲目:
ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 Op.102 イ短調
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第1番 Op.64bis、第2番 Op.64terより
1. モンタギュー家とキャピュレット家(第2番)
2. 少女ジュリエット(第2番)
3. 僧ローレンス(第2番)
4. 踊り(第2番)
5. 仮面(第1番)
6. ロメオとジュリエット(第1番)
7. タイボルトの死(第1番)
チケット料金: S席6,000円 *全席指定・税込み ※本公演は、S席のみの販売。
チケット一般発売開始日: 10月7日(土)10:00~
フジテレビダイレクト https://fujitvdirect.jp/
チケットぴあ<Pコード:253-796> https://w.pia.jp/t/berlin-phil/