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2017年5月25日 14:50

『花戦さ』「いけばなの根源池坊展 東京花展」開会式に高橋克実、森川葵がテープカット

『花戦さ』 「いけばなの根源池坊展 東京花展」開会式

高橋克実、森川葵がテープカットに登場

織田信長をうならせた大砂物(大作いけばな)に大興奮!

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野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンタテインメント映画『花戦さ』が6月3日(土)より全国公開される。公開に先立ち、池坊専好とお互いに強い友情で結ばれている幼馴染・吉右衛門を演じた高橋克実と、原作では描かれていない映画オリジナルのヒロイン・天才絵師“れん”を演じた森川葵が「いけばなの根源池坊展 東京花展」の開会式に登場し、テープカットを行った。

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多くの花展出瓶者が見守る中、来賓に続いて挨拶に立った高橋は「映画『花戦さ』で野村萬斎さん演じる主人公・池坊専好の幼馴染の町衆・吉右衛門という役を演じさせていただきました。今回の池坊展は「花の力」というテーマですが、映画の中にも「花の力」というセリフが何回も出てまいります。この映画に出演するまで自分で花をいけたことはございませんでしたが、池坊の先生方にご指導いただき、撮影中はずっと花をいけさせていただきました。やってみるとなかなかうまくいきませんでしたが、やっているうちに心が洗われていくというか、撮影中の短い期間ではありますが、花の力に触れる、そして和の文化に触れられたという気がしました。今回の『花戦さ』はお茶、お花という和の文化をテーマに作られた作品です。みなさまにもその文化に触れていただければありがたいです。」とコメント。続く森川は「映画の中では墨と筆を使って絵を描くれんという女性を演じました。私も撮影中にお花やお茶のお稽古をさせていただき、たくさんの和に触れることができました。お花は最後の最後までどういう作品になるかわからないものですが、刃ではなく花で戦さを挑むというこの映画も最後までどうなっていくのかわからないハラハラドキドキする作品です。」と、映画がいけばなと同様の魅力を持つ作品であることをアピールした。

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いけばなの根源 池坊展 東京花展 開会式
日時:5月24日(水)9:30~
場所:日本橋三越本店 本館7階 ギャラリー 花展会場
出席者: ※敬称略
【来賓】 
・俳優  高橋 克実 
・女優  森川 葵 
【池坊】
・華道家元 四十五世  池坊 専永 
・華道家元池坊 次期家元  池坊 専好
・華道家元池坊 事務総長  池坊 雅史
・東京花展出瓶地区 池坊華道会役員、教学委員、支部長、花展出瓶者 ほか

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開会式終了後、会場内に展示された数々の作品を見て回る二人は、劇中に登場するいけばなのシーンを再現した幅4メートルの大砂物(大作いけばな)の前で立ち止まり、その圧巻の出来栄えに思わず目を見張っていた。

最後に行われた囲み取材で改めて大砂物についての感想を聞かれた高橋は「撮影中はあのシーンに関わっていなかったので実物を初めて見ました。いけばなというのは木を使うということを知らなかったんです。1本の木だけではなく、途中から接ぎ木をして足してみたり、繋いでみたり、そういう作業があると知り、これもいけばななんだと驚きました。一度切ってしまったものなのに、ものすごい生命力というか、勢いがあって不思議な気持ちになりますね。映画を観て、その迫力を体験してほしい」と、いけばなの醍醐味についてコメント。森川は「私もいけばなには小さいお花をいけるという繊細なイメージを持っていましたが、あれだけインパクトのある大きい作品もいけばななんだと知り、まだまだ奥が深くて、たくさんのいけ方があるんだということを知りました。」とあらためて知るいけばなの奥深さに感動した様子だった。

映画 『花戦さ』
狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンタテインメント映画
配給: 東映
(C)2017「花戦さ」製作委員会
公式サイト: http://www.hanaikusa.jp/
6月3日(土)全国公開

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