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長澤まさみ、大半が怒っている役柄に困惑!映画『散歩する侵略者』

2017/8/9 06:40

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中の注目を集めた映画『散歩する侵略者』の完成披露上映会が88日、都内で行われ、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉(アンジャッシュ)、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大の11名が揃って舞台挨拶に登壇した。

180A8808SS上段左から、光石、満島、前田、児島、下段左から前川、恒松、長谷川、長澤、松田、高杉、黒沢監督

本作は、劇作家・前川知大が率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」に感銘を受けた黒沢監督が「是非とも上映したい」と強く願って映画化した作品。宇宙からやってきた“侵略者”たちによって、日常が非日常へと変化していく様が描かれる。世界が終焉に向かう恐怖を描いたサスペンス。

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キャスト陣は会場の後ろ扉から登場し、満員の観客から大きな拍手と歓声で迎えられた。

主人公の加瀬鳴海を演じた長澤は「この(完成上映会)チケットは、発売から15秒で即完売したそうで、すごく嬉しかったです」とにっこり。自身の役柄について、「私の役は大半理由があって怒っているのですが、それが大変でした。怒るという感情はエネルギーがいるので―。精神的にも肉体的にも不思議な感覚にとらわれた記憶があります」と苦労を吐露する。

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一方、夫であり宇宙人(侵略者)に体を乗っ取られてしまう真治役を演じた松田は、「長澤さんが(怒っている姿が)本当に怖くて……」と思わず本音をポロり。劇中、『宇宙人なのか真治なのか?』というセリフがあるんですが、僕も『僕なのか、宇宙人なのか?』という気持ちに獲らわれる不思議な経験でした」と述懐した。宇宙人という難役を演じることに苦労した様子。松田は、黒沢監督に『宇宙人ってなんですかね?』と尋ねても『ちょっと僕にもわかんない』と言われた」と告白。そんな松田は「長澤さんのエネルギーだけが灯火だったというか―。僕はエネルギーがなかったので。長澤さんだけをひたすら見ながら演じていましたね」と長澤を見つめながら役作りをしていったそう。

ジャーナリストの桜井を演じた長谷川は撮影を振り返り、「(キャラクターを演じるにあたり)サングラスをかけることになったんですが、衣装の方に持って来ていただいたものがどれもハマらなくて。買ったばかりの自前のをかけたら『それでいきましょう!』いうことなったんです。アクションシーンでも使ったので、ボロボロになってしまいました」とぼやき節だった。

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70回カンヌ国際映画祭のある視点部門へ出品された同作。映画祭には黒沢監督と松田龍平、長谷川博己の3名が参加し、レッドカーペットを歩いた。黒沢監督は映画祭での観客の反応について聞かれると、「とても好意的でした。ただ、『アクトレス(女優)はどこに行ったんだ?』と何人にも言われて……」とスケジュールの都合で参加できなかった長澤らが来なかったことに観客から不満の声が上がったことも話していた。

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最後に黒沢監督は、「(原作の演劇を)どうすれば映画に置き換えられるか相当悩みました。ワンカット、ワンカット、悩みながら撮ったのですが、最終的にはなんの迷いもない明快な作品になったと思います。皆さんも観始めると最初は悩むかもしれませんが、最後には確信が待っているので、ご自分の目で確かめてください」と作品を自信たっぷりにアピールした。

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『散歩する侵略者』は99日(土)より全国にて公開。

 

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