取材：記事・写真/RanRanEntertainment
大ヒット少女コミック『東京アリス』が山本美月主演による連続ドラマ化（全12話）され、Amazonプライム・ビデオにて8月25日（金）より独占配信される。配信スタートに先駆け、8月24日都内にて出演者および監督による舞台挨拶付き完成披露試写会が実施された。
『東京アリス』は、『クローバー』『月と指先の間』で大人気の漫画作家・稚野鳥子によるもので、講談社「Kiss」誌にて連載され、人生の岐路に立つ同級生４人組のリアルな姿と恋愛模様が描かれている。
完成披露試写会には、お買い物好きのOL・有栖川ふう役に山本美月〔主人公〕、駆け出しの漫画家・羽田みずほ役にトリンドル玲奈、生粋のお嬢様・円城寺さゆり役に朝比奈彩、クールな女医・桜川理央役に高橋メアリージュン、ふうの上司で冷徹な仕事ぶりから“アイスマン”と呼ばれる奥薗慎二役に大谷亮平、そして瀬田なつき監督、菊地健雄監督の総勢7名が登壇した。
初めの一言挨拶では、「初舞台挨拶で緊張している」という朝比奈を初め、皆堅そうな雰囲気であったが、トークが始まると、さすが女子が集まるステージ上はすぐ和気藹々の雰囲気になった。MCから「4人の女性を中心にアラサーの恋模様が描かれる本作。それぞれのキャラクター、ちょっとダメなところは？」という問いかけに、「お買い物中毒だけど、天真爛漫でいい子です」（山本）、「ダメな男ばかり好きになってしまうけど、優しく家庭的ないい子です」（トリンドル）、「自由奔放なお嬢様。不安に思うことが全然言葉にできないので、そういうところが自分と似ていて、すごくいい子です」（朝比奈）、そして高橋は「理央は好きな人に素直になれない女子。正義感が強いし、しっかりしているし、ただただいい子です」と4人仲良く、「いい子！」を強調した。
菊地監督への、「1人を選ぶとしたら誰？」という意地悪な質問に対しては、「難しい質問ですね」と言いつつ、「撮影中は理央が一番まともじゃないか、理央みたいな人だったらいいなと思いつつ。アレっ！？結果検証してみると、円城寺は自由奔放すぎて、こんな人いるのかなと思っていましたが、実は円城寺は一途ですごい素敵な感じがあり、でもみずほは一番家庭的な面があり、結婚相手としては一番いいかなみたいな・・」。山本から「ふうについては何も無し？」と攻められ、菊地監督「やっぱり、主人公ふうの天真爛漫さ。結局、一巡回ってりおです」という予想どおりの結果になった。
同様の質問が大谷に。大谷は「昨日から考えてたんですけど、ちょっと難しいですね」。すると、山本が「当たり前に私じゃないですか（笑）」と突っ込む。やむなく大谷が「撮影中でも、憎めない男心をくすぐるっていうキャラクターで・・」と応じると、山本が「はい、くすぐりました」と息の合った掛け合いを演じた。
さらに、山本が大谷を攻める。「（撮影時）大事なところで私の名前じゃなくて円城寺って呼んだんですよ」。大谷は「あれかあ。しかも2回呼びましたね」と認め、防戦状態に。続けて山本が「すごい天然なんですよ・・・。現場で、劇中の待ち受け画面がカピバラだったんですよ。カピバラの写真を見せて『見てくださいよ。この待ち受け』って言ったら、（大谷が）『あ、モモンガ？』って言って、『カピバラは韓国にはいない』と言うんです。」と追求していた。すると、朝比奈が「美月ちゃんもこの間SNSにカピバラをアップしたかったんでしたっけ？」と問いかけると、山本は「カピバラの写真をアップしたのに、アルパカって書いちゃった」と明かす。「天然と天然ですね（高橋）」。
そして最後は、『恋愛・お悩み相談コーナー』（事前にTwitterで募集した）。
【相談１】好きな人ができても、彼のことを好きな子がいたり、彼に気になる人がいることを知ってしまうと、自分に自信がない私はすぐに応援する側になってしまう。どうしたら臆病な私を変えられますか？
「私もこの人の気持ちはすごく分かる（高橋）」、「縁がないのかも・・（トリンドル）」、「あきらめてほしくないですね（山本）」と女性陣がコメント。菊地監督は「絶対に臆することなく、言わないと！20代はいいんです。ジコチューでいいんです」と積極策を訴えた。
【相談２】28歳で彼と3年間付き合っているが、彼が結婚する気があるか分からない。
大谷は「男は聞いたら、すぐ出るんです。リアクションを見て、ほぼ分かります。前向きじゃなければ、強要しない方がいい」との意見。ここでも、登壇者の中で唯一結婚されていて本日奥様が会場にいらっしゃるという菊地監督は「本人に直接聞く勇気がなかったら、周りから攻める。彼のご両親とか、僕はその手で押しました」と、実体験を語った。
『東京アリス』は、本日8月25日（金）より配信される。【相談１】に関する内容は６，７，８話あたりを、【相談２】に関する内容は11,12話あたりを参考にするとよいそうである。
