Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

こまつ座 井上ひさしの傑作戯曲『きらめく星座』が熱い!大好評公演中!

2017/11/9 06:05

秋山菜津子さんが第 22 回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞
井上ひさしの傑作戯曲   
こまつ座 『きらめく星座』 がついに初日開幕!

omote

井上ひさし自らが“私戯曲”と語る「昭和庶民伝三部作」の第一作、戦争の足音が聞こえる時代、星のようにきらめく庶民たちを描いた『きらめく星座』


こまつ座は、故・井上ひさし(作家・劇作家)が1984年に旗揚げし、現在もその遺志を引き継ぎ、井上に関連する作 品のみを上演する劇団です。

井上ひさしは、作家・劇作家という「ことば」を扱う者として、人間の持つ最高の文化といえる「ことば」に対して並々ならぬ研究を重ね、自身の持つ知見を常に最大限に発揮しながら戯曲や小説を書き続けました。

『きらめく星座』は、井上作品の中でも“私戯曲”と語られ、井上ひさし自らの経験を基に書かれた作品で、井上ひさし音楽劇の代表作としてファンの皆様に愛され続けています。

言葉を扱う発信者側の責任、発信された言葉をどう受け止めるかという受信者側の責任、この二つの責任をどう考えるかは、今もわたしたちの課題でありつづけていますが、それを「うんとおもしろく」書いたものがこの作品です。ですか     ら、うんと楽しんでいただければそれでいいのです。そして皆様のお心のどこかに受信と発信の関係について少しでも   残るものがあれば、それこそ作者冥利に尽きます。 ―――井上ひさし(「こまつ座通信」1996年1月より)

こまつ座『きらめく星座』舞台写真1a左より、久保酎吉、秋山菜津子、木場勝己

「青空」「一杯のコーヒー」「月光値千金」など、当時の流行歌がふんだんに盛り込まれた本作は、初演の演出を井上ひさし自らが務め、栗山民也氏へと引き継がれました。こまつ座の提携公演も含め、今回の大千秋楽で公演回数は累計500回目を数えます。

今回、小笠原ふじ役を演じるのは、舞台、ドラマ、映画など幅広く活躍する秋山菜津子さん。ラストシーンの「青空」   の歌唱と演技が高い評価を受け、第22回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しました。また脱走兵の長男・正一(しょういち)を演じるのはオペラやミュージカルでご活躍中の田代万里生さん。そしてこまつ座ではお馴染みの木場勝己 さん、久保酎吉さん、山西惇さん、木村靖司さん、後藤浩明さん、深谷美歩さんなど実力派の俳優陣が、きらめくよう

な庶民たちの“ユートピア”を生み出します。明るく陽気な一家を描く笑いの絶えない舞台ながら、その幸せな時間が

時代の波に流されバラバラになっていく様は、現代への井上ひさしからの強烈なメッセージと平和への祈りを感じさせ   ることでしょう。

a 左より、木村靖司、久保酎吉、木場勝己、秋山菜津子

◆あらすじ◆
昭和 15 年の浅草。小さなレコード店「オデオン堂」に四人の家族と二人の間借り人が仲良く暮らしていた。しかし、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走して「非国民の家」扱い。追手がかかり憲兵が住み込みで見張りをする始末。ところが長女・みさをがたくさんの傷痍軍人と交わしてきた文通ハガキの中から選んだ源次郎と結婚するにいたって、今 度は一転「美談の家」に。ジャズ(=敵性音楽)が好きで歌謡曲(=軟弱な音楽)が好きなオデオン堂の面々と、軍歌一辺倒の婿・源次郎は何かと衝突が絶えない。戦争へ向かう世の中に振り回されて、生活の小さな喜びを大事にしてきた普通の一家の行く末は、果たして。

こまつ座『きらめく星座』舞台写真3a左より、木村靖司、木場勝己、田代万里生、久保酎吉、深谷美歩

<コメント>
■演出    栗山民也
三年前と同じ顔ぶれの俳優が集まった今回の稽古場は、実に豊かな時間だった。言葉が俳優の肉体に染み込んだ状態でスタート出来たので、自然に開かれていく様は、あたかも日常生活の断面をそのまま切り取ったように柔らかだ。井上さんに見せたい、聞かせたいと、心から思う。日常の ニュースのなかに平然と流れる、「排除」「選別」といった言葉が人間に対して平然と使われる今の時代は、『きらめく星座』で描かれる時代と怖いほどに重なる。こういう芝居が必要ないと「排除」されるのなら、もう私たちの生活から物語や文化というものが、どこかへ葬られてしまう事になる。ちゃんと守らなくては、と切実に思う。

■出演    秋山菜津子
私が今までに出会った作品の中で、ベストワンの戯曲であると改めて深く感じさせられた、今日ま での稽古の日々でした。
何度も本作品を観ている方も、初めての方も、若い方も、演劇がちょっと苦手という方も、とにかく“現在(いま)” この時代に生きているあらゆる方に観て頂きたい。
これ程   皆さんにお届けしたいと願う作品は、本当に稀かもしれません。それだけの魅力と力を備えた井上ひさしさんの「きらめく星座」。私も誠心誠意、心を込めて演じたいと思っています。

こまつ座『きらめく星座』舞台写真5a

左より、木場勝己、深谷美歩、後藤浩明、山西惇

■出演    山西惇
3年ぶりに高杉源次郎として初日を迎えられること、光栄に思います。
この名作戯曲を鯛の塩焼きに例えれば、夢中で食べた3年前と比べて、今回は一口ずつじっくり味わい、残った骨からも美味しいお出汁をとっていただいた位に更に充実した稽古が出来ました。初演から30年以上を経てもなお、益々輝きを増して今の私たちの胸に迫る「きらめく」台詞の数々を、素敵な共演者の皆様と共に精一杯お届けしたいと思います。
劇場にてお待ちしています。

■出演    田代万里生
昭和15 年の浅草の人々は、いったいどんな気持ちで、どんなきらめく星座を見上げていたのか。現代の私たちは、今【何を】見上げているのか。今回の舞台は、例外なく誰にとっても自らのルー ツに繋がっているのではないかと思います。井上ひさしさんの力強いメッセージをこの作品を通して精一杯体現し、人間そのものである『ピカピカの奇蹟』を、より一層輝かせることが出来ますよう に。数ある井上ひさし作品の中でも、自身の「私戯曲」とまで言っているほど思い入れのある大傑作。全力でお届け致します。

■出演    木場勝己
1992年、初こまつ座が『きらめく星座』。この時の役は、脱走兵・正一です。
2009年、2014年の再演では、広告文案家・竹田慶介です。自ら語っていた台詞を聞き、聞いていた台詞を、自らが口にする、奇妙で新鮮な経験でした。そして、もうすぐ初日の今回も、竹田慶 介です。あの「人間広告」の台詞を、長年に渡って言わせていただきましたが、オデオン堂の居   候も67才。今回が最後になるかも知れません。

こまつ座『きらめく星座』舞台写真6a

左より、深谷美歩、山西惇、秋山菜津子、久保酎吉、田代万里生、後藤浩明、木場勝己

公演タイトル              こまつ座第 120 回記念公演 『きらめく星座』
作                           井上ひさし
演     出                   栗山民也
出     演                   秋山菜津子 山西惇 田代万里生 木場勝己 他

<公演日程>
日時                        2017年 11月5日(日)~23日(木・祝)
会場                        新宿・紀伊國屋サザンシアター   TAKASHIMAYA   (タカシマヤタイムズスクエア南館7F)入 場 料        8,000円(全席指定・税込)   学生割引 5,000円
※学生割引:中学、高校、大学、各種専門学校ならびに演劇養成所の学生対象

お問合せ                  こまつ座 03-3862-5941    http://www.komatsuza.co.jp/
チケットぴあ ローソンチケット イープラス 他プレイガイドにて発売

omote

★幻の未発表作品「パズル」特別限定公開と,楽しくこまつ座がわかる「こまつ座のパズル」を展示!

 

 

 

関連記事


Page Up