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新感覚オリジナルショー『Pukul(プクル)』に出演の水夏希にインタビュー!<後編>

2017/12/6 03:13

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

 

民族舞踊は“ミニマム(最小)な動き”が大事

――毎日、筋肉痛で大変とのことですが、今回のような民族舞踊は具体的にどのような部分が大変ですか?

洋舞でも必要なことだと思いますが。民族舞踊は、今まで使っていない脇腹や肋骨周りの筋肉などを使うという制約の中で、どこまで体を動かせるかを要求されます。「今まで腕を大きく使うことでごまかされていたものを、腕を小さく使うことできちんと動かす」というように表現しなくてはいけないので “ミニマム(最小)な動き”にフォーカスして基礎トレーニングしています。

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――その基礎トレーニングはどんなことをするのですか?

宝塚OG公演『シカゴ』をはじめフラメンコやタンゴ公演だと体幹はもちろん、筋トレもするのですが、民族舞踊ではアイソレーション、肋間筋の筋トレなんです。大きい筋肉ではなく小さい筋肉のトレーニングで、この筋トレはあまり好きではなくて……。大腿骨あたりの腿の筋肉を動かしていると筋トレをやっている気になるのですが、そうではない、中の小さい筋肉は小さい動きでないと筋トレできないんですね。大きく動かすと大きい筋肉が動いてしまうので、小さい筋トレをしないといけないからつまらないし、大変なんですよ(苦笑)。

 

――具体的に小さい筋トレとは?

自分の呼吸とイメージなどで鍛えるのですが、ペットボトルを持って90度に動かすだけとか。100回やったって疲れないような動きをやることが小さい筋肉のトレーニングなんです。だから、やった気がしないしとても地味なトレーニングなんですよ。そして、体幹を鍛えつつ、いかに力を抜いてできるか。ダンサーの方たちはいろいろとご存知なので、大貫くんやみなさんに「この振付はどこの筋肉をどう使っている?」「この動きをしたいけれど、どう鍛えたらいい?」と聞きまくっています。まだできていないんですけどね(苦笑)

 

――二部では西洋の音楽や人生を探る「西洋の音色」をベースにされているとのこと。“西洋の音楽”と聞いて、思い浮かぶ音楽や曲はありますか?

西洋と聞くとクラッシックバレエを思い出しますが、今回は宝塚で使っていた曲もたくさんありますし、お客様もご存知の曲ばかりなので楽しんでいただけると思います。この間、舞羽美海ちゃんから「『The Way We Were』はショーで歌っていましたよね、水さん!」と言われて、「そういえばそうだな」って気づいたこともありましたが(笑)。他にも『smile』や『ROSE』など有名な曲もたくさんありますし、そこに謝先生流の振付やKAORIaliveさんの振付が入ることで、またひと味違うシーンが味わえ、全体がストーリーとして繋がっていくのが楽しみです。

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最近のドキドキといえば……

――Pukul=鼓動のドキドキに絡めまして。最近ドキドキされたことはなんでしょうか?

「今日、収録日なのに寝坊した!ウォーミングアップの時間が間に合わない!」というドキドキですね、アハハハ。この前の公演(『ラストダンス―ブエノスアイレスで。聖女と呼ばれた悪女エビータの物語』)で「収録日だっていうのに、なんで今日に限って寝坊するの!?」みたいな(笑)。

 

 ――収録には間に合ったのですか?

楽屋入りの3時間前には起きていたので大丈夫だったんですけど。1時間寝過ごしても間に合うんだと思いましたが、心配で早く起きちゃうんですよね。念入りに準備するほうなんですが、たまに……たまにやるんですよ。宝塚時代も大事な時に寝坊して、ファンの人がずっと待っていたのに「ゴメン!ゴメン!ゴメン!いってきまーす!」といって楽屋にダッーと入るとか、ありましたね(笑)。

 あと昨日は、お風呂に入っている間にちょっと怖いYouTubeを見ちゃって。見た後に「誰かがいるんじゃないか?!怖い怖い~」と思って(笑)。気を紛らわすために「公演に集中だ!」と言い聞かせながら公演の歌を歌っていました。アハハハ(笑)。

 

――最後に、公演への意気込みを含めてファンの皆さんへメッセージをお願いします。

中国舞踊やインド舞踊などいろんなことを並行していて一個で終われないような、こんなに納得がいくまでに時間のかかる作品はなかなかないので、初日にはどこまで完成度を上げられるかは自分との戦いだと思っています。とくに二部などはショーならではの、お客様と共有する時間があると思いますので、私も楽しみですし、お客様にも楽しみにしていただけたらと思います! 

「Cosmos Symphony『Pukul(プクル)』―時を刻む鼓動―」は、12月9日から16日まで東京・日本青年館ホール、21日から25日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて開催される。

 

「Cosmos Symphony『Pukul(プクル)』―時を刻む鼓動―」
宇宙がまだ何もない虚無の空間だった時、偉大なる創造主により“無”の空間が息づき始めた。
そこに過去、現在、未来の三神が出現、その三神の中に星が生まれてゆく…。
星はやがて銀河を構築し、我々の住む地球そのものが鼓動を始める。
地球という生命に訪れた氷河期という試練、それを乗り越えていく生命の鼓動、
そして人間生命そのものの鼓動へと物語は流れてゆく…

■公演概要
2017年12月9日(土)~16日(土)
東京都 日本青年館ホール 

2017年12月21日(木)~25日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 

■構成・演出:謝珠栄
■出演
Regular Cast:湖月わたる、水夏希、蘭乃はな、舞羽美海、坂元健児、大貫勇輔、島地保武 / 岡幸二郎 / 千田真司、神谷直樹、田極翼、舞城のどか、鶴美舞夕
Special Cast:姿月あさと、春野寿美礼、彩吹真央 

■公演HP http://www.umegei.com/pukul/

■プロフィール
水夏希(みず・なつき)
千葉県出身。1993年宝塚歌劇団入団、2007年雪組男役トップスターに就任。宝塚歌劇の代表作『ベルサイユのばら』では、オスカル、アンドレなど主要4役を演じ、宝塚初の天覧公演の主役も務めた。2010年退団後は、舞台を中心に活動中。主な出演舞台:『7DOORS~青ひげ公の城』、『客家~千古光芒の民』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』、『新版 義経千本桜』、『FLAMENCO CAFÉ DEL GATO』、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚OGバージョン、『エリザベートTAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』等。今夏、ミュージカルコメディ『キス・ミー・ケイト』出演予定。

 

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