取材：記事・写真/RanRanEntertainment
Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』のプレミア試写会が12月8日(金)都内で開催され、主演の古川雄輝、黒谷友香、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、下山天監督が登壇した。
12月15日(金)より全世界配信する本作は、「ヤングエース」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）にて2012年7月号から約4年間連載され、累計部数429万部を突破した人気コミックの実写ドラマ化。売れない漫画家・悟を突然襲う【リバイバル（時間の巻き戻し現象）】。母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年の時に起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていくというサスペンスストーリー。過去に2度映像化されているが、コミック完結後初の映像化となる。
始めに一言挨拶。悟を演じた古川が「第1話を見たら止まらないと思います。自信をもって観ていただけるすばらしい作品になったと思います」とアピール。最後に子役ふたりの番になり、まず悟の少年時代を演じた内川(13)が「本日はお寒い中、ご来場いただきありがとうございます」、さらに悟の小学生時代の同級生雛月加代を演じた柿原(13)も「この度はNetflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』にご来場いただき、ありがとうございます。このようなたくさんの方に来ていただき、うれしいです」と、圧巻の挨拶を行った。
古川は役柄について、「難しかったのは【リバイバル】のシーン。【リバイバル】した瞬間は、時間がさかのぼるので周りは同じ芝居を繰り返すんですが、僕だけが違うお芝居をする。どのタイミングで【リバイバル】したのか意識して演技しました」と語った。母・佐知子役の黒谷は「私は大人と子供の両方の悟と接するんですが、苫小牧での子供時代の悟とのシーンが最初だったので、そこから徐々に母親の気持ちや、映画の雰囲気を肌で感じて、それから大人の悟と出会ったので、助かりました(笑)。 29歳の子の母親役は初だったんですが（笑）」と振り返った。
内川は意識した点について「【リバイバル】した悟なので中身は29歳。心の中で思っていることを口にしたり、表情で表現することを工夫しました」。また、柿原は「シーンやその時に感じた気持ちを表現することを意識しました」と、二人とも大人顔負けのコメントをして会場を唸らせた。
下山監督は、「3度目の映像化ということで世界中に僕街ファンがいて、ファンを裏切らないことを一番に意識しました。漫画とほぼ同じ2,3月の北海道・苫小牧。マイナス15度の極寒のなか子供たちと黒谷さんと撮影しました」と振り返り、さらに本作の映像について「4Kの映像と5.1chのサウンドという、向こう10年観ることができるようなクオリティで、今できる最高スペックで上映します。家に帰ったらこれを12話分で12倍楽しめます！」と自信たっぷりにコメントした。
この後、悟の小学校時代の担任・八代学役を演じた戸次重幸によるサプライズのメッセージビデオが流れる。「全力を尽くしたので撮影には【リバイバル】したくない！特にラストシーンです！あれは二度とやりたくないね！」と衝撃のラストシーン？を匂わせた。
そして戸次からのプレゼントが届く。古川が18日に誕生日を迎え30歳に、黒谷は11日に42歳を迎えるということで、ステージにクリスマスツリーを模したバースデーケーキが登場！古川は「いやすごいですね！イチゴがいっぱい！みんなにはあげないよ(笑)」、また黒谷は「息子と一緒にお祝いしていただけるなんてうれしいです」と語り、ケーキを食べた二人はそろって「おいしい！」と絶賛。特に、古川は何度もスプーンを口にしていた。
最後に、古川が「190カ国以上で配信ということで、世界中の方々に楽しんでいただきたいです」と語り、舞台挨拶は大盛況のうちに終了した。
■出演： 古川雄輝、優希美青、白洲 迅、内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香 他
■原作：『僕だけがいない街』三部けい（ＫＡＤＯＫＡＷＡ/角川コミックス・エース）
■監督：下山天（『SHINOBI』『L-エル–』他）
©2017ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会
Netflix：https://www.netflix.com/jp/
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12月15日（金）、Netflixにて配信開始
