取材：記事・写真/RanRanEntertainment
1月12日（金）より全国公開される映画『伊藤くん A to E』。1月10日“伊藤くんの日”にちなんで、公開直前イベントが渋谷・田中千代ファッションカレッジにて行われ、W主演の岡田将生と木村文乃が揃ってモダンな感じの和服姿で登場した。会場には伊藤くんに振り回された女たちのように“痛い恋愛を経験した方”もしくは“伊藤くんのような人に振り回されてみたい方”が110人集結し、恋愛エピソードが披露されるなどで盛り上がった。
冒頭、岡田は「伊藤くんの番宣紹介で、自意識過剰で中身は空っぽと毎回毎回言われるんですけど、僕はこんな伊藤くんを一生懸命演じました」と挨拶し会場を笑わせた。一方の木村は「いつもと違って赤裸々な話ができるので、腹を割ってイベントを楽しめたらいいなと思います」と、これから披露される痛い話を楽しみにしている様子だった。
本会場は莉桜（木村）が教えているスクールとして本作の撮影場所になったところ。岡田は「（撮影は）去年8月で汗ダラダラ！本作の肝であるラスト10分間は本校テラスで、2人での長回しのワンカットでお芝居したシーンは緊張しました」と撮影時を振り返り、木村は「照れちゃうんですよね～（笑）」とそのシーンを思い浮かべ顔を赤らめた。
岡田は「（無邪気に女性に対し酷い言葉を吐いたりなど、モンスター級の痛い男伊藤くんをどのように演じていたか？について）お芝居の最中は僕ではなく伊藤くんなので、楽しみながら相手の嫌がることをしようと。カットが掛かると、だいたい皆さん嫌な顔をされて、延長して僕と距離を取るので、勝手に傷ついていたということですね」と淡々と告白した。
また、木村は「伊藤くんにコテンパンに言われても、それは岡田さんが演じているから。それが小憎らしくて、コイツ！と思うヤツだったら、隣に立っていたくないだろうな。岡田さんだから、素敵な伊藤くんになったんだろうと思います」と岡田を褒め称えた。
次のコーナーは、事前に会場の皆さんからアンケートを採った、映画に負けないくらい驚愕な恋愛エピソードの披露。
「ほぼ毎日一緒にいるし、関係ももっているのに、誕生日に誘ったら『彼女いるから』と断られた。私も『暇だから誘っただけで、私も本命いるから』と嘘をついた」
岡田「ちょっと痛い話ですね」（会場笑）。木村「その後どうなったか気になりますね。どちらにしても、映画を見ていただいたら、結果を出せたのかなと思います」とコメント。
「片思いの人に退くほどの長文メールを送っていました」
岡田「長すぎるので、もっと簡潔に！」。木村は「直接言えないからついつい書いてしまうのでは。私も勝ち気な性格なのでバーっと書いてしまう気持ち、分かります」と一部共感していた。
「いつもお世話になっていると言って、自宅を勝手に調べてケーキを持ってこられて、戸惑いを隠せなかった」
岡田「すごい男ですね！」と唖然、続けて「伊藤くんもストーカーと言われるところがありましたが、実際聞くとヘビーですね」感想を漏らした。
会場の女子高校生からは、「下校時に校門を出たところで待っている人がいるという怖い思いをしたことがあります」
岡田も「中学生の時、朝電車の中で。どれだけ時間を変えても、車両を変えても（その人は）絶対いた！」と過去体験を告白し、会場からはどよめきが。
本イベントの最後に1月10日が“伊藤くんの日”として正式に日本記念日協会の認定を受けたことが公表され、その快挙に二人は驚き、喜び、会場からも拍手で快挙をお祝いした。
そして、なんと！この日は本イベントのほか、二人は1月10日が“110番の日”ということで赤坂警察署に訪問。さらに本作で主題歌を担当したandropボーカル内澤崇仁が登場したリリースミニライブ（渋谷・タワーレコード）にシークレット・ゲストとして三度目の登場を果たし“伊藤くんの日”を締めくくった。
androp(内澤崇仁、伊藤彬彦）との写真はオフィシャル提供
出演：岡田将生 木村文乃 ／ 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 ／ 田口トモロヲ・中村倫也 田中 圭
監督：廣木隆一
原作：柚木麻子「伊藤くん A to E」（幻冬舎文庫）
脚本：青塚美穂 音楽：遠藤浩二
主題歌：androp「Joker」 (image world)
配給：ショウゲート
©「伊藤くん A to E」製作委員会
公式サイト：ito-kun.jp <http://ito-kun.jp>
予告編YTリンク：https://youtu.be/dUueEetXbfE
1 月 12 日(金)より全国ロードショー！
