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2018年1月27日 09:40

古川雄輝主演・クァク・ジェヨン監督による日韓合作映画『風の色』 最後のクライマックス!水槽脱出は圧巻 見事マジシャンを演じる

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

『猟奇的な彼女』『ラブストーリー』の監督クァク・ジェヨンによる日韓合作映画『風の色』が126日(金)公開初日を迎え、TOHOシネマズ日本橋にて初日舞台挨拶が行われた。主演でマジシャンを演じた古川雄輝、ヒロインの藤井武美、そしてマジック監修のMr.マリックが登壇した。

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本作品は、北海道と東京を舞台に描いた神秘的で幻想的な愛の物語。東京で暮らす涼(古川)が突然消えたゆり(藤井)を探しに北海道に向かったところ、自分そっくりのマジシャン隆(古川・二役)を見て、不思議な出来事に巻き込まれていく・・・。

古川は「撮影から3年経っているので、僕も30歳になりましたし、やっと観ていただけるというのは非常にうれしい」と、ほとんど女性で埋め尽くされた会場を見て感謝の意を表し、「本物の氷水に入ったり、流氷脱出マジックで水の中に入ったり、今までに撮影した作品の中で、断トツに過酷で、大変な現場だった」と振り返った。

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クァク・ジェヨン監督について、古川は「撮影が終わった後でも連絡をくださったり、演者に対しても非常に愛情のある監督さん」と評し、また1万人のオーディションで選ばれた藤井も「監督から今朝『頑張ってきてね』と連絡いただいた」ことを明かした。

Mr.マリックは、「台本を見せていただいたとき、マジシャンがスターになっていく段階が、実話のようにきちっと描かれていました」とマジック監修のオファーを受けたときの印象を語り、さらに「こうやったほうがいいと思うところが1箇所ありまして。それは、コンテストで優勝するシーン。本当に優勝するほどのマジックをやってもらわない限り、全てのリアリティが飛んでしまう。一番クォリティの高いマジックを教え込んで、このままコンテストに出しても優勝できるという、すごい特訓をしました」と続けた。

一方の古川は「マジックはやったこともなかったし。映画で披露した、紙をバラの形に折って(水に)浮かし、燃やすと本物になる!というマジックも練習しました。この会場にいらっしゃるくらい(大勢)のお客さんの前で本当にやるんです。結構大変でした」と感慨深げな様子だった。

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ここで、古川が劇中さながらのマジックに挑戦。Mr.マリックと“赤い糸”に見立てた“ロープマジック”を披露した。ロープを鋏で切りコップに入れて、藤井が水を注ぎ、古川が3,2,1の号令とともに投げ上げると、ロープは見事元通りに!ヒーローとヒロインが一旦離れて、また結ばれるという趣向だった。

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最後に、本作品の見どころについて

マリック「最後のクライマックス!水槽脱出は圧巻。イントレ(パイプを使った組み立て式足場)は、北海道中から集めても足らず、東京から運び込んでやっと完成したというシーンを観ただけで(すごい!)。マジック界でも、ここまでスケールのでかいマジックはやってません。それを、この大スクリーンで観ていただくのは素晴らしい!」

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藤井「北海道で撮影し、それが本当に綺麗です。クァク・ジェヨン・ワールドを堪能していただければと思います」

古川「マリックさんに教えていただいたマジックのシーン。それに日韓合作ということで、海外映画を観ている感覚。日本国内ではなかなか無い、この季節にぴったりなSFラブストーリーになっていると思います」とそれぞれがコメントし、舞台挨拶を締めくくった。

「風の色」写真流氷1

配給:エレファントハウス/アジアピクチャーズエンタテインメント/カルチャヴィル
©「風の色」制作委員会
公式サイト:kaze-iro.jp
映画『風の色』全国公開中!

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