取材：記事・写真/RanRanEntertainment
原田泰造、役作りで大型二種免許を取得！「バスもトラックも運転できます！」
映画『ミッドナイト・バス』が1月29日に初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶に主演の原田泰造をはじめ共演の山本未來、小西真奈美、七瀬公、舞川みやこ、長塚京三とメガホンをとった竹下昌男監督が登壇して初日を迎えた喜びを語った。
左から 舞川みやこ、七瀬公、山本未來、原田泰造、小西真奈美、長塚京三、竹下昌男監督
本作は、第27回山本周五郎賞と第151回直木三十五賞の候補となった伊吹有喜の小説が原作。東京から故郷の新潟に戻り深夜バスの運転手をする男と元妻の再会をきっかけに、離れ離れになった家族の再出発が、バスの乗客たちの人間模様とともに描かれる。
新潟での撮影が昨年行われたこと明かした竹下監督は、企画段階から今日までに思いを馳せ「3年かかりました。長い夜を走って、やっと朝を迎えた」と初日を迎えた喜びを噛みしめた。
長距離深夜バスの運転手・高宮利一役を務めた原田は役作りのために大型二種自動車免許を取得。原田は「一発OKで免許が取れました。撮影では最初は怖かったですが、何回もテイクを重ねるうちに、プロ並みになりました」と胸を張り、「運が良かった。教えてくださった先生が良かったんだと思います。教官から『いい腕しているよ』と褒めてもらいました」と嬉しそうに語った。さらに、「これからもトラック運転手やバスの運転手の役は任せてください」とコメントして周りを笑わせた。
利一の元妻・美雪役を務めた山本は「（原田演じる）利一は頼りなくて、もっとしっかりしてほしいと思っちゃうのですが、そんな役も泰造さんが演じると魅力的になってしまうんです。原田さん、最高です！」と原田を絶賛した。
舞台となった新潟ではすでに先行公開されており、竹下監督は「1週前に新潟7館で先行公開されています。（観客動員は）1万人を超えて、大ヒットしています」と報告した。
最後に原田は「みんなで心を込めて作った映画です。家族、恋愛、いろんなメッセージがあるので、この映画を観て、何かを受け止めてもらえたら……」と客席に向かってメッセージを伝えた。
映画『ミッドナイト・バス』は全国公開中
