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ミュージカル『ジキル&ハイド』ルーシー役の笹本玲奈インタビュー!「ミュージカルは自分にとってかけがえのない場所だと再確認した」<後編>

2018/3/1 04:03

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

「『ジキル&ハイド』の舞台上でその想いが爆発する」

――先ほどもお話に出ました「人間は二面性、或いは多面性を持っている」ことから、笹本さんが思われるご自身の意外な一面というものはありますか?

いままでは、子どもがいる生活なんて想像したこともなかったのですが、子どもが生まれた瞬間に価値観がガラッと変わって、自分よりも子どもを優先する生活になりました。またこの先、子どもが20年、30年、40年生きていく中で、世の中がどうなっていくのか、先のことをすごく考えるようになりました。いままで自分のことだけ考えて生きてきたのが(笑)、ガラッと変わったので自分でも驚きましたね。

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――産休でお休みしている間と復帰が決まった現在で、ミュージカルや仕事に対する想いに変化はありましたか?

だいぶ変わりましたね。13歳でデビューしてからほぼ休みがないくらいお仕事をしていて、素の自分でいるよりも誰かを演じている時間のほうが長くて、自分を見失いそうになるときもありました。長いお休みが欲しいなと思ったときも有難いことにお仕事が入っていましたし、ずっと女優人生一筋でやってきていたので、初めてこの1年間、笹本玲奈として生活してようやく“自分というもの”に気付けました。それと同時に、休めば休むほど「私はミュージカルが好きなんだ!」という気持ちが大きくなって……。このお休みはそれを再確認できた期間でした。

お休み中にいろいろな舞台やミュージカルを観に行ったのですが、ミュージカルへの愛が前よりも一層大きくなりましたし、一度離れる時間は必要だったなと。もしここで1年間休んでいなかったら、舞台が嫌いになっていたかもしれない。一回、外側から客観的な目でミュージカルという世界をみたときに、ここが自分にとってかけがえのない場所だと再確認できました。今は「早く復帰したい!早く歌いたい!早くお芝居したい!」という気持ちが溜りに溜まっていますので、『ジキル&ハイド』の舞台上でその想いが爆発するんじゃないかなと思います。

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――母親役を今後やってみたいと思われますか?

自分の中でも表現という引出しは増えていると思いますが、母親だから母親の役がいいということはないと思います。実際、『ミス・サイゴン』のキムも、ほとんど未婚で子どもを産んだことのない方がやられていますが、舞台は素晴らしいですよね。そういうことが直接的に関係あるのか出産してからまだ母親役はやっていないのでわかりませんが。でも、『レ・ミゼラブル』を観たとき、いままで共感していたのは断トツでエポニーヌだったのですが、ファンテーヌに変わったんです。コゼットを守るために娼婦に成果て、命を落としてしまうという人生。『ミス・サイゴン』のキムもそうですが、子どものためなら命を投げ出すことも苦ではないという母親としての生き方に共感しました。『ジキル&ハイド』ではルーシーに親子のシーンはありませんが、エマやルーシーに対する一女性としての観方は変わったと思いますね。

――最後に、笹本さんの復帰を1年間待ち望んでいたファンのみなさんにメッセージをお願いします。

昨年は結婚、妊娠、出産とめまぐるしい1年だったと思います。Instagram(インスタグラム)などへファンの方からたくさんコメントをいただき、『ジキル&ハイド』や『マリー・アントワネット』にすごく期待してくださっているなと感じて、待っていてくださり本当にありがたいなと思っていますし、とても感謝しています。みなさんの期待に応えられるように、期待以上のものをお見せできるように頑張ります!

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◆プロフィール
笹本玲奈(ささもと・れな)
1985615日生まれ、千葉県出身、O型。
19985代目『ピーターパン』として主演デビュー。その後『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』などに立て続けに出演し、2007年『ミー&マイガール』、『マリーアントワネット』にて第32回菊田一夫演劇賞を受賞。翌08年『ウーマン・イン・ホワイト』にて第15回読売演劇大賞優秀女優賞及び杉村春子賞を受賞。以降もミュージカルを中心にテレビや舞台などで幅広く活躍している。主な出演作『ジキル&ハイド』(1216年エマ役)『マンザナ、わが町』『ラブ・ネバー・ダイ』『ジャンヌ』『ロッキー・ホラー・ショー』『日本人のへそ』など。


ミュージカル『ジキル&ハイド』
◆東京公演
201833日(土)~18日(日)
東京国際フォーラム ホールC
◆名古屋公演
2018324日(土)~325日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール
◆大阪公演
2018330日(金)~41日(日)
梅田芸術劇場メインホール


■出演:
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:石丸幹二
ルーシー・ハリス:笹本玲奈
エマ・カルー:宮澤エマ
ジョン・アターソン:田代万里生
サイモン・ストライド:畠中洋
執事プール:花王おさむ
ダンヴァース・カルー卿:福井貴一
宮川浩 / 川口竜也 / 阿部裕 / 松之木天辺 / 塩田朋子 / 麻田キョウヤ / 川島大典 / 杉山有大 / 安福毅 / 美麗 / 折井理子 / 七瀬りりこ / 真記子 / 三木麻衣子 / 森実友紀
音楽:フランク・ワイルドホーン
脚本・詞:レスリー・ブリカッス
演出:山田和也
上演台本・詞:髙平哲郎

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