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2018年3月16日 22:49

初主演・服部彩加が魅せるコンテンポラリーダンス 映画『ANIMAを撃て!』

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017 オープニング作品

『ANIMAを撃て!』

初主演・服部彩加が魅せるコンテンポラリーダンス

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コンテンポラリーダンスを通して一人の女性が成長していく姿を描き、2017年「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」のオープニングを飾った映画『ANIMAを撃て!』が3月31日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。公開に先駆け、3月15日都内にて、完成披露試写会および舞台挨拶が行われ、主演の服部彩加、小柳友、脚本・監督の堀江貴大、そしてゲストとしてダンスカンパニ―・コンドルズのオクダサトシ、山本光二郎が登壇した。

服部は、出演オファーが来たときのことを「マネージャーに『コンテンポラリーダンスができますか?』と聞かれ、私はクラシックバレエ、新体操、競技ダンスの経験があるので、コンテンポラリーも出来ると思い『できます』と答えてしまいました。しかし、コンテンポラリーダンスは全く別物でした。クラシックバレエは重心が上なのですが、コンテンポラリーは力強さ・エネルギー・パッションで動いていく。形が決まっていないため、何でもいいことは非常に難しいことで、苦労しました」と語った。

続けて小柳は、「僕の役どころは、元々ドラムをやっていた公務員です。本作のために自分も5年ぶりくらいにドラムを叩きました。ドラムに触れていく中で徐々にどのように人間が進化していくのかを大切にして演じました。一度は夢を諦めても、また新しい夢の向き合い方を描ければいいなあと思いながら、役に向き合いました。この映画をみて、夢との付き合い方はいろんな形があるということを、色んな方に観ていただきたいです」と訴えた。

そして本作が商業用長編作品として初監督となる堀江は、「映画祭のオープニングとして1回上映して以来、本日お越しいただいている皆さんが最初のお客さんになります。観ていただいて初めて映画は完成するので、どんな感想になるのかドキドキしています。コンテンポラリーの面白さを伝えたいという想いが、この映画を作るきっかけとなりました。ダンスとドラムでコミュニケーションを取り合っている瞬間を楽しんで頂きたいです」と本作への想いを語った。

特別ゲストのオクダと山本は学ラン姿で登場し、開口一番にオクダが、「世界で一番体重のあるダンサー(自称)です」と挨拶し、会場の爆笑を誘った。山本は、「“コンドルズ”は今年で結成22年になります。学ランでコント・ダンス・人形劇・演劇・映像をつくり、世界中でステージを踏んでいます。クラシックバレエは、綺麗な型を目指すのですが、型を崩すのがコンテンポラリーダンスです。“何でもあり!”とも言えます。例えば、観客の中に赤ん坊がいてその子が泣いたとしたら、泣き声さえも舞台の一つになると考えています」とコンテンポラリーダンスについて説明した。

映画を一足先に観たオクダは、「主役二人の会話の言葉がすごく綺麗で、今時の人ではないような品のいい美しい言葉のやりとりが非常に好きです。ダンスシーンは、プロからみても充分素晴らしいと思いました。型通り踊るヒロインが、自我に目覚めて自由な表現を目指していく。これこそがまさにコンテンポラリーダンスの根幹、発祥なので非常に良かったです。権威が確立している世界ではなく、ゼロから作りあげていくコンテンポラリーダンスを描いたこの映画が、ダンスをはじめる人や見る人に何かしら影響を与えてくれればと思います」と、映画への期待を願った。

最後に服部が「ドラムとコンテンポラリーのセッションは勿論のこと、作品中に散りばめられたダンスシーンが沢山ありますので、そちらも見どころです!」と作品アピールをし、舞台挨拶は終了した。

公式サイト:anima-movie.com
ツイッター @anima_ute
©2017 埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
3月31日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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