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ウィーン国立バレエ2018日本公演 マニュエル・ルグリ芸術監督会見&キミン・キム超絶演技披露!

2018/5/7 09:30

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

かつてパリ・オペラ座バレエ団のエトワールとして世界的に活躍したマニュエル・ルグリが芸術監督として率いるウィーン国立バレエ団が来日。59()からの渋谷・Bunkamuraオーチャードホールでの公演に先駆け、57()、ルグリによるマスコミ向け懇談会および本公演にゲスト出演するマリインスキー・バレエ団の若きプリンシパル、韓国出身のキミン・キムによる公開リハーサルが行われた。

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今回の公演では、『ヌレエフ・ガラ』と『海賊』が取り上げられる。『ヌレエフ・ガラ』は当バレエ団の毎年シーズン最後を飾る公演として門外不出の演目で日本初披露される。そして台本を徹底的に研究したルグリ版『海賊』は当地ではソールドアウト続出という超人気プロダクションで、首領コンラッド役にキミン・キム(512日夜の部)が出演することでも注目される。

懇談会の前に行われた公開リハーサルでは、来日直後のリハーサルに疲れも見せず、完璧な演技を披露、特に「飛んだらそのまま降りてこないジャンプ!」は絶品。また、ルグリがキムの相手役バレリーナ3人を代わる代わる務め、振付けの確認を行っていたことが印象的であった。

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リハーサル後はスーツ姿で颯爽と懇談会場に登場したルグリは記者団からの質問にも快く応じた。

Q:キミン・キムを起用した理由

ルグリ「もう一人の候補もいたが、マリインスキーでの経験、すべてのレパートリーの知識ベースがあり、対応力の高い教育を受けていることでキムさんにしようと思った。一緒にリハーサルをして音楽的なセンス、女性をサポートする役割も完璧だった」
さらにルグリ版『海賊』に触れ「歴史的には改訂を重ねられている作品だが、ストーリーが分りにくく、私は3つの愛の物語として再編成した。主人公の二人(メドーラと首領コンラッド)はそれぞれの愛の物語に絡んでくるので、どうやってまとめ上げていくかというキムさんの対応力が問われてくる」

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Q:『ヌレエフ・ガラ』について、キミン・キムの出演は?

ルグリ2010年ウィーンに就任したとき、特長のあるものを残したいと思った。魅力的な人物としては、ウィーンで過去に大成功を収めているダンサーはヌレエフさんしかいない。今年ヌレエフ生誕80周年を迎え、記念の年にあたるので、ぜひ日本でもやってみようと思った。新しいコンセプトとしては、新しい世代の作曲家と旧来の作曲家とのメランジュ。後半のヌレエフ振付けのヌレエフ・セレブレーションはダンサーにとって超絶技巧のコレクションになっている。キムさんには『ライモンダ』を踊ったらどうかと提案したが『自分には未だ無理だ』と断られたが、十分なポテンシャルをもっている方だと思う」

Q:クラシック・バレエの将来について

ルグリ「クラシック・バレエのレパートリーは生き残るよう守れねばならない。いい形で伝えるためには時間とエネルギーを懸けている。『海賊』の成功は励みになった。コンテンポラリーを上演される比率が世界的に高くなる中、お客さまの求めているのはクラシック作品。クラシックに力をいれることが軽視されていることは残念に感じる」

Q:ルグリさんの今後について

ルグリ「この10年、自分にとって大切な時間でした。2020年には継続しないという難しい決断をした。今まで、自分として密な年月を過ごしたので、充電期間のようにフリーランスというポジションを試したいと予想しています」とした上で、
未だ自分は現役で踊れる。実際舞台に立つ、②ディレクターという経験を生かす、③振付けを次のビジョンとして温める、④後進を教育するコーチとしての役割、の4本の心を持っていたい」と自身の今後のポリシーを明確にした。


Q:ルグリさんの出演シーンについて

ルグリ「『ヌレエフ・ガラ』の『シルヴィア』と『ランデヴー』。この2つの特長ある作品をお楽しみいただきたい」

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ウィーン国立バレエ団2018年日本公演
Bunkamuraオーチャードホール
59()10() ヌレエフ・ガラ
512() 2公演、13() 海賊


 

 

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