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2018年5月14日 10:04

山田洋次監督『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』奥さま感謝DAYイベントに男性キャスト登壇!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

山田洋次監督による待望の喜劇映画『家族はつらいよ』の第3作『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』が525()に公開される。本作は『主婦への讃歌』をテーマに、気遣いの無い夫の言葉に家出した妻と主婦がいなくなった平田家の大騒動が描かれる。

その公開に先立ち、都内にて513()母の日にちなみ、男性限定!「母に感謝DAYイベント」が行われ、本作上映および本作で主婦に家出された夫たちを演じた橋爪功、西村まさ彦、妻夫木聡が登壇した。51日には“夫婦働き方改革”第一弾として女性限定!「奥さまメーデーイベント」が行われ、第二弾の当日はエプロン姿に身を纏った男性が参加した。

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史枝さんに家出された夫・幸之助を演じた西村は「楽だったことはひとつもなくて。妻に酷いことを言うわけで、そこから辛かったですね。人間失格的な思いが強まり、なんで自分が生まれてきてしまったのか、僕がこの場にいなければ、きっと皆の笑顔を見られたのに・・・」。妻夫木が「止めた方がいいですか()」と言って、暴走しそうな西村を制止した。西村は「人の思いは、いろいろな思いが頭の中で錯綜している。その中で言葉を選択して会話がなされているんです。たまたま疲れていたりすると、思わず言っちゃいけないことを言ってしまって・・・」と失敗談も口にすると、会場も頷いていた。

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平田家の中で一番女性の味方をする次男・庄太を演じた妻夫木は、幸之助に涙ながら訴えるシーンについて「あのシーンは結構長いシーン。前日の夜、さらに台詞を5、6秒足されて。台本を読んでみると結構なことを言っているなと思ったんですけど、実際芝居でしゃべってみると庄太の言葉として出てきました。監督もギリギリまで考えてらっしゃるんですね」と振り返った。

さらに本イベントでは、先日の女性限定イベントで集められた主婦の本音・苦情がスクリーンで紹介され、「お前らももう少しやれ」「私はあなたの親じゃない!!」「家事ハラやめて!!!」などなど。「『お前らもやれ』っていうのはスゴイですね」(妻夫木)など、強烈なメッセージの数々に会場全体は驚愕に包まれた。

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この後は“家事力クイズ”が出題され、会場の皆さまも三択のプラカードで答える。①おいしいピーマンの特長は?答:ヘタが六角形②美味しい味噌汁の作り方?答:煮立てはじまったら、すぐに火を止める③洗濯表示マークについて④掃除機を掛けるコツは?答:ゆっくり掛ける⑤30年目は○婚式?答:真珠婚式。以上5問が出題され、4問正解してトップとなった橋爪は「当然でしょう」と誇らしげな様子だった。

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最後に西村が「大変ですよね。男はどんなに女子に劣っているか。小学校のときから女子は圧倒的にお姉さんでその関係はずっと変わらない。小さいときからどんなに女子に劣っているか分るんですよ。この映画はそのことを言っているんです。女子に厚い感謝の気持ち『いつもありがとう』の言葉を常に出したい。奥さま、彼女、母親に『この映画にオレの反省が込められているから』と言って。『反省しよう。反省した方がいいらしいよ』ということです。いい映画です!ぜひお帰りになったら、前売り券をお求めください」と締めくくった。

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII525日より全国ロードショー

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