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2018年5月16日 10:41

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露 榮倉奈々はタイトルより脚本の内容にビックリ!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

6月8日公開の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の完成披露試写会が5月15日(火)、東京・109シネマズ二子玉川で行われ、W主演の榮倉奈々、安田顕、共演した大谷亮平、野々すみ花、メガホンをとった李闘士男監督が登壇。試写会前のトークイベントが行われた。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼んだ。この一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、同名タイトルで実写映画化された。

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冒頭、安田は「確かに興味をひくタイトルですね」と切り出すと、榮倉は「投稿から話が膨らんで映画化という流れはとても現代っぽい。コメディかなと思って脚本を読ませていただいたんですが、予想外の産物が多すぎて、タイトルよりビックリしました」とコメント。安田も「脚本を読んだら(原作と)全然違う。正直、どうやったらこれ面白くなるんだろうと思った。李さんの上がりに『うわ~、やられた!』と思いましたね」と監督には脱帽。そして「最後はうまくいきますから。我々以外の夫婦が面白くて、我々はそんなでもないから、ハラが立って仕方が無い」とネタバレコメントも。

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MCからタイトルと同じく「必ず○○します」と日頃決めていることは?と質問され、榮倉は「考えたんですが、ないです!『必ず何々をします!』と決めていると、それにとらわれすぎてとらわれて他のことがうまくいかない。何かにこだわりを持つことは極力やめています」とキッパリ。

同じ質問に、安田は「せりふを外で覚えるんだけど、台本を開いていると恥ずかしいから、台詞を全部携帯に打っちゃうの。移動中とか夜も読めるから。相当な分量でときどき止めたくなりますよ」と告白。また、大谷は「家に帰ったら、荷物の中身を全部元の位置に戻さないとソファに座れない」。野々は「家に帰ると必ずポストを覗きます。郵便が手元にあるのがうれしい」とそれぞれが個性溢れる?回答を口にした。

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公開が近づき宣伝活動が多くなってようやく榮倉との距離が近くなったという安田は「現場ではしゃべらない(しゃべる機会が無い)。死んだふりを3日か4日で撮らなきゃいけない。監督が『榮倉さんはこんな風に倒れて・・・。はい、行きます!』。相手いないんだよ!これを15パターンやってくださいって。ウンザリですよ」と明かし、続けて「死んだふりが終わった後のシーンでは二人でしゃべれる喜び。すごい楽しかった」と振り返った。

「男性同士の会話が新鮮で生々しい」という榮倉の言葉から、安田と大谷の居酒屋でのシーンに言及。自前で酒を持ち込んだという安田は「居酒屋だから酔っ払って話をしたほうがいい。でも台詞は台本どおりですから」と飲んでもきちんと仕事ができることを訴えた。監督「安田さんはほぼ台詞どおりなんですが‥。編集のために同じ芝居を何アングルか撮るんですが、安田さんは撮るごとに芝居が変わって編集がやりにくかった」の苦情に、安田は「重箱の隅を突ついてもしようがない。とにかくいい映画ですよ」と開き直っていた。

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さらに、理想の夫婦像について聞かれた安田は「長生きした上で、若干僕の方が先に死にたい。幸せに看取られながら『いい人生だったよ。ありがとう』と言って死にたい。残されるのは絶対にイヤ」と語り、榮倉は「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいなと思います」と幸せたっぷりのコメントを残した。そして、フォトセッションでは撮影に使われた幸せを呼ぶという制作費30万円のワニが登場。ワニを抱えての和やかな撮影となった。

©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
配給:KADOKAWA
68()謎の<妻ふり>ロードショー

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