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2018年6月6日 10:42

沢尻エリカ、共演猫にメロメロ!撮影後は自分の飼い猫に 映画『猫は抱くもの』完成披露試写会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

沢尻エリカが映画『ヘルタースケルター』から5年ぶりに主演する映画『猫は抱くもの』の完成披露試写会が、65()都内で行われ、舞台挨拶に沢尻と共演の吉沢亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が出席してクロストークを行った。

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本作は、思った通りの自分になれず、投げやりな毎日に慣れてしまった元アイドルの沙織(沢尻)と、自分を沙織の恋人だと思い込んでいる飼い猫の良男(擬人化された良男は吉沢が演じている)が、自分らしい生き方を見つけていくストーリー。妄想とリアルが入り混じる演出を手掛けたのは『ジョゼと虎と魚たち』(03)などの犬童一心監督。実写の猫に加えて、演劇風の演出、アニメーションなど数々の演出が織り込まれている。第21回上海国際映画祭では、日本映画で唯一のコンペティション部門出品作となっている。

犬童監督は沢尻を主演に迎えた理由を聞かれると、「『ヘルタースケルター』を観てから女優として、心から尊敬し、いつか自分の作品に出てほしいと願っていた」と思いを明かした。犬童監督の熱い思いにこたえて、沢尻は「ファンタジックで遊びがいっぱいの作品です。演じていてとても新鮮でした」と胸中を吐露した。

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沢尻は元アイドルという役柄、ダンスや歌のシーンがあり、「普段歌ったり、踊ったりしていないので大変で、すごく練習しました」と役作りでの苦労を語った。続けて「自分の中で新鮮というか、やってこなかったことをやっているので、すごく面白かったです」とにっこり。沢尻が劇中で安室奈美恵の楽曲を披露するシーンは必見。

一方、猫の良男が擬人化した姿を演じた吉沢は、細かい演出は猫好きの犬童監督に任せたことを明かし、「良男が沙織にお腹をなでられて逃げるシーンがあるのですが、犬童監督から『猫はなでられすぎると嫌がる』と言われて、ビックリしました」と監督の詳しい猫知識に感心しきりだった。

水曜日のカンパネラのボ―カル・コムアイは猫のキイロを擬人化した姿を演じ、「普段からだらしないので、リビングにいる姿そのままです」と明かしていた。

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もし、「自分が猫だったらどんなことをしたい?」という質問に、犬童監督が「沢尻さんに抱っこされたい」と素直な胸中を吐露し、会場を沸かせた。吉沢も「女性との密着は猫なら許されますよね」と納得。さらに、「いろいろな物を壊してみたい」と願望を明かすと、監督から「そんなことをしたら、猫でも許されないよ」と突っ込まれていた。沢尻は「大自然の中を駆けめぐりたい」と語っていた。

終盤、サプライズで、劇中で吉沢と共に良男役を演じたロシアンブルーの猫・グリグリがステージに登壇。会場から大きな拍手が起こった。共演中のあまりの可愛さから、撮影後にこの猫を引き取った沢尻は「今は(もともと飼っていた)犬と猫と、楽しく過ごしています」とにっこり宣言。名前は「グレーの猫なので、グリグリと名付けました」と明かす。マイクを向けられたグリグリは「ニャーン」と一言。大きな拍手と「可愛~い!」と歓声が上がった。

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『猫は抱くもの』は623日より全国公開

 

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