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2018年6月28日 21:55

東出昌大主演舞台「豊饒の海」11月上演決定!

東出昌大主演舞台「豊饒の海」11月上演決定!

豊饒の海組写真_20180622s

2018年秋、PARCOが三島由紀夫を取り上げる。三島絶筆の書「豊饒の海」とエンタテインメント性にあふれた「命売ります」の2作品で、2018PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズとしてグローバルな視点で舞台化される。

「豊饒の海」を書き上げた1970年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地にて、割腹自殺を遂げ、その自決するまでの時間を費やし、三島が目指した「究極の小説」ともいえる。2018年11月、この究極の小説「豊饒の海」を舞台化、脚本はてがみ座主宰であり今、最も注目をあつめている作家、長田育恵。今回は大胆翻案、演出はロンドンのオールドヴィック・シアターのアソシエイト・ディレクターで、ロンドンのネクストジェネレーションのトップを走るマックス・ウェブスターが2015年「メアリー・ステュアート(中谷美紀 神野三鈴主演)」以来、3年ぶりに日本で演出、世界のMISHIMAに挑む。

「豊饒の海」は第一部から第四部、それぞれが小説として完結しているが、この四作を通して、通奏低音のごとく響くのは、「輪廻」という言葉。第一部「春の雪」で、「又、会ふぜ。きつと会ふ。滝の下で」ということばを残し、20歳で生命を落とした松枝清顕。そして彼の影に取り憑かれた本多繁邦。「清顕」を追い求めた本多にとって、彼の存在はなにを象徴していたのか、そしてなぜそこまで清顕に執着したのか・・・。

主演は二度目の舞台出演となる東出昌大が務め、本多が生涯執着することになる清顕という「美」を象徴する大役に挑む。また、清顕の影を追い続ける男・本多繁邦を本作では青年時代、中年時代、老齢時代と3人の俳優が演じ、老齢の本多繁邦には笈田ヨシ、中年時代の本多には首藤康之、若年時代の本多には大鶴佐助が演じる。

そして、三つの黒子を持つ清顕の生まれ変わりとして登場するのは、宮沢氷魚、上杉柊平ら次世代を担う若手俳優を抜擢。そして神野三鈴、初音映莉子と実力派女優がMISHIMAの世界を創りあげる。

東出昌大 コメント
思春期より三島由紀夫の虜になり、その作品の多くを読んできた私は、「豊饒の海」の舞台化を聞き震えました。役者になって最大の試練になると思います。持てる全てを注ぎ込みます。三島世界の再現を、楽しみに待っていて下さい。

<公演概要>
2018 PARCO PRODUCE ”三島 × MISHIMA “『豊饒の海』
【出演】
東出昌大 宮沢氷魚 上杉柊平 大鶴佐助
神野三鈴 初音映莉子
宇井晴雄 王下貴司 斉藤悠 田中美甫 
首藤康之 笈田ヨシ
<東京公演>
【公演日程】  2018年11月3日(土)~5日(月)プレビュー公演
2018年11月7日(水)~12月2日(日)本公演
【会場】    紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【料金】    9,000円 プレビュー料金:6,000円(全席指定税込)
【前売開始】 2018年8月26日(日)
http://www.parco-play.com
<大阪公演>      

【公演日程】 2018年12月8日(土)~9日(日)
【会場】    森ノ宮ピロティホール

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