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2018年7月10日 12:16

セリフのない吉川晃司と長セリフの上地雄輔が共演!WOWOW『連続ドラマW 黒書院の六兵衛』完成披露試写会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

7 月 22 日より放送開始されるWOWOW『連続ドラマW 黒書院の六兵衛』(全6話)の第1話完成披露試写会が7月9日(月)東京・丸ビルホールにて行われ、主演・的矢六兵衛を演じる吉川晃司と加倉井隼人演じる上地雄輔の二人が登壇した。

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浅田次郎による日本経済新聞連載の時代小説をドラマ化。江戸城不戦開城の史実をベースに、時代の波に取り残されそうになりながらも、自らの信義を通し一切口を利かぬまま江戸城内に居座り続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛と、官軍側に付いた尾張藩から遣わされ六兵衛排除の任を負ってしまった下級藩士・加倉井隼人との交情を熱く描いた作品で、ほぼ台詞なしの吉川と約2人分の膨大なセリフを担う上地の絡みが見どころ。

冒頭の挨拶で、吉川から西日本の災害に遭われた方々へのお見舞いが述べられ、上地は「エンターテイナーとして出来ることをやっていこうと思います」と続けた。

台詞なしの吉川のことを上地が「ホント、すごいおしゃべりなんです」と暴くと、「話すなよ!イメージもあるし、なんてことをしてくれるんだ」と仲のよさそうな二人。二人の付き合いは?の質問に吉川が「この共演から始まって、これが最後です(笑)」と答えると、上地が「前にNHKのドラマでご一緒させていただいて、本作ではどっぷり二人でいました」とフォローした。

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上地が台詞をしゃべっている間、黙っている吉川は「(上地が)また間違えたよ。君のせいで何回外で夕食がとれなかったか」と思ったそうだが、一方の上地は「台詞は多いどころじゃない。いつも台本に自分の台詞をマーカペンで塗ったりするのですが、塗っていって途中で止めました(笑)。大きな背中(吉川)を壁にずっと話しかけながらときには喜んだり、泣いたりなどするシーン多かった。吉川さんは後を向きながら正座しているんですけど、親指を上に向けてゆっくり頷いてくれる。毎回それをもらうために頑張ろうと思った」と撮影シーンを振り返った。

台詞がない吉川は必ずしも楽ではなく、「六兵衛は話さない分、仕草、立ち振る舞いを見せていかなければいけないので、体幹と筋肉トレーニングを行った。小笠原礼法を基本に集中したのでモチベーション高くいけました」と胸を張り、上地は「小笠原流っていうのは歴史のある流派ですごく難しい。吉川さんしか出来なかったと思います」と語る。さらに吉川は流鏑馬(やぶさめ)にも挑戦したそうで、「普通はやらなくっていいんだけど、オレはやる!って言っちゃう(笑)。人にやってもらうんだったら、その役を演じたとは言えない。(全部やるか、オファーを断るかの)どっちかしかないんです!」と主張した。

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吉川は「お互いアスリート出身なんで多くを語らずとも“馬があう”というか、テンポ感、リズム感があってやりやすかった」と語ると、上地は「流鏑馬があったので、“馬があう”というのがオヤジギャグに聞こえて()」と茶化した。

印象的なシーンは?の質問には二人揃って「最終回、二人が別れるシーン」をあげた。吉川は「ここで、やれたんじゃないかという確信が持てました」と言い、上地は「いろいろな感情がこみ上げてきました」と感慨深げに語った。

最後に上地は「どんな長台詞も怖くなくなりました」には吉川は「言っちゃったな。これから大変だよ、長台詞の役ばっかりくるよ。(取材に来ていた)民放各局の皆さん、よろしくお願いいします」と呼びかけた。

『連続ドラマW 黒書院の六兵衛』(全 6 話)
7 22 日スタート毎週日曜夜10:00スタート〔第 1 話無料放送〕
wowow.co.jp/dramaw/kuroshoin

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