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2018年7月25日 06:00

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』完成披露試写会 高杉真宙、Lynn、和久井映見、そしてsumika

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

衝撃的なタイトルで大反響を呼び、累計発行部数260万部を突破した住野よるデビュー作「君の膵臓をたべたい」が昨年映画化され、この度劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』が9月1日(土)より全国公開される。そして公開に先立ち7月24日(火)都内にて完成披露試写会が開催された。主人公「僕」の声を担当する高杉真宙、膵臓の病気を患うヒロイン・桜良には若手声優のLynn、そして和久井映見(桜良の母)、藤井ゆきよ(桜良の親友・恭子)、内田雄馬(桜良の元彼役)、主題歌を含む3曲を書き下ろしたロックバンドsumikaの4名〔片岡健太、小川貴之、荒井智之、黒田隼之介)、牛嶋新一郎監督が登壇した。

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左からsumika(黒田、荒井、小川、片岡)、和久井、高杉、Lynn、藤井、内田、牛嶋監督

 

高杉はオファーされたときについて「アニメが大好きだったので、声優というお仕事は一つの夢だった。本作をやらせていただくと聞いて唖然としました。淡泊な返事をしたくらい本当に驚きました」と当時を振り返った。そして「本当に素敵な作品ができたと思います。本作に関わることができて本当に幸せだった」と喜びを口にした。

相手役のLynnは「原作は胸が苦しくなるというか切ない物語である一方、温かい言葉がたくさん胸の中に残る作品。今回のアニメーションでも素敵な言葉がたくさん出てきますし、アニメーションならではの幻想的な描き方もされていて、桜良として生きることが出来てすごく幸せと思いました」と述べた。

藤井は「アフレコの最中に、客観的に見れなくて、号泣して収録していたんですけど・・・。何ヶ月か経って完成したものを3回観て、毎回泣いてしまって・・・」と泣き声でコメントし、和久井も「キラキラと眩しかったし、切なかった。ラストはグッときました」と本作の感想を語った。

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本作の楽曲を担当したsumikaの片岡は「自分の音楽を使っていただくのはバンドとしての夢だった。3曲を担当させていただき、最初の1曲が出来て、監督や住野さんに『よかったよ』って言ってくれて、ほっとして。2曲目を作ってほっとして。最後の曲になったら、ハードルが上がって、15回書き直しました。sumikaとして後悔のないものが出来たと思います」と胸を張った。sumikaのライブを聴いたという高杉も「(主題歌を聴いたときは)泣きそうになりました」と感動を口にした。

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劇中では桜良が死ぬまでにやりたいことをリストアップし『僕』と一緒にやっていくのだが、そのことに因み、登壇者が“一生に一度やってみたいことは?”の質問が。

高杉は「自転車で日本一周」、Lynnは「47都道府県全部に行ってみたい」、和久井は「小さいときに歩んできたところをもう一度歩いてみたい」など旅に関する思いを口にしたが、劇中歌を担当した小川は「15歳の時に将来音楽で生活したいと決めていたんですが、そのとき一生に一度やりたいと決めていたことは“劇中歌”を作ること。まさに夢が叶いました」と明かすと、片岡は「レコーディング現場でそのことを聞かされて泣きながらハグをしました」と振り返った。

高杉とLynnの掛け合い、そしてストーリーを彩るsumikaの楽曲など、映画バージョンとは違った魅力を味わえるアニメ版キミスイの公開が楽しみだ。

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『君の膵臓をたべたい』
©住野よる/双葉社 ©君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ
配給:アニプレックス
91()全国ロードショー!

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